さてと、自分が何故こんな所に居るか、事のあらましを少し話すとしよう。自分は確かバトルフィールド4をプレイしていたのだ。ああ、悪名轟くメトロで毎度のごとくのグレネード合戦を繰り広げていた矢先のお話。
自分は今、どっかの海兵隊の教官の様な男とご対面をなされていた。
「どうして…自分がKIAされちゃったんでしょう?」
「知るかそんなもん。世の中そういうもんだ。死んだなら死んだ。事実を受け入れろこのウジ虫が。それとも泣きを見て帰りてぇって言い出すのかオラァ!?」
さすがは教官。ウジ虫の扱いを心得ておられる。というのもほどほどにして
「自分はこれからどうすればいいのでしょうか?サー!」
「転生だコノヤロウ!今のオリ主、どれを揃っても覚悟が足りん!タマ落としたような連中ばかりだ。どいつもこいつもアニメだ、Fateだ、最強だ、何だと口うるさく注文してきやがる。そいつら全員フルメタルジャケットに転生させてやったよ!」
ああ、恐ろしい。ただでさえ転生は何が起こるか分からないというのに、フルメタルジャケットとは考えただけでも背筋が凍る。
「自分もフルメタルジャケットに…」
「転生させてやろう!」
堂々と胸を張って教官は宣言する。え、何でしょう?BFやってたからって戦争やりたい訳じゃないんですがそれは…
「と思ったが貴様にこの私が特典を授けてやろう。貴様、バトルフィールドの経験は?」
「一応ワシ20であります!」
「よろしい。貴様にはこの特典を授けよう。それともう一つ、転生先はフルメタルジャケットじゃ浮かばれんだろう!仕方あるまい、インフィニット・ストラトスの世界にでも転生させてやろう!」
特典が付く…と言っていたが、この人の趣味嗜好を見る限り絶対に役に立つタイプの特典ではなさそうだ。ほら、見てみろ自分。何だろう…あの特殊部隊のコスプレは…もうスタンバってるじゃないですか。しかも汎用機関銃まで置いてあるとか、この人何がしたいんでしょう。
「僕にバトルフィールドの工兵をやれって魂胆見え見えじゃないですか」
「さあ、これを受け取るんだ。ハートマン特製リペアトーチ!」
「殺す気かよ!」
リペアトーチ、もといツール。バーナーを噴射する事によって通常の車両はおろか第3世代戦車まで焼き切れる代物…なのがBFクオリティ。しかしこれがISの世界でどう役に立つのかは全く分からない。むしろこれだけ授けといてほったらかすつもりですか?
「これがあれば、ベトナムの泥臭い戦場でも生き抜く事が出来る!」
あっ…この人BFヴェトナム出身者だ。しかもとてつもなく濃いタイプの。
気が付けば、ターボプロップの音が少しずつ大きくなっていく。何故かとてつもないほどにいやな予感が自分の中を駆け巡った。
「地獄への降りる準備は万端か?」
教官は恐怖に怯える自分を見てニカッとこれ以上無いまでのスマイルを浮かべる。
「それじゃあ…降下!」
こうして自分のISでの物語が幕を開ける。
さあ、デモリッションと飛ばされてを書く作業に戻るんだ!俺!