時の針がほんの少し進み、オマーンにおいてもクラス対抗戦は行われていた。矛を交えるは2組と5組。両者ともに士気に満ちている。
「野郎ぉぉぉぶっ殺してやらぁぁぁぁ!!!!!」
「とぉつげきアルネーーー!!!」
5組側は強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」よりオマーンの海岸へと上陸し、2組は海岸を護るという形態に仕上がったコンクエストだ。今も波を蹴立てて罵声を飛ばしながら5組は上陸地点へと向かっていく。
「さっさと上陸して、拠点を占領しろ。OK?」
「OK!」
一人のISから120㎜りゅう弾砲の砲撃が放たれる。それを合図に指揮下のISが次々と拠点を制圧していった。1機のISがハイGバレルロールし、再び120㎜榴弾砲の照準を2組の分隊へとロックする。
「アイヤァァァァァ!!!!」
余裕タップリの爆発芸で2組のIS分隊は爆風を受け流し攻勢へと転じた。青龍刀の切っ先が一人の首筋を掠める。それをひらりと受け流し、120㎜で地面を掃射していった。
「ふへへぇ…2組の連中が吹っ飛んでいく様はまるで弾けたポップコーンのようだぜ」
「余裕のリアクションだ。場数が違いますよ」
『爆発の2組』と言われるほどに彼女たちは爆発に対しては非常に精通しており核爆発をも受け流すドリフ避けと言う技もあるのだから笑えない。5組はそれに対して『筋肉モリモリマッチョマン』の異名の通り、何でもかんでも馬力で解決する事を主とするモットーがある。おかげ様でクラスの机は大半が逆さまになっている現状である。
「だがしかしッ中国軍はうろたえないッ!防衛態勢、アルね!」
「防御態勢よし、2時の方向から筋肉モリモリマッチョマン達が来るアルネ。迎撃ぃ!」
ビルの拠点前に展開した2組のIS部隊は5組の機影を見るなりおびただしい程のロケット弾を空に向けて撃ち放つ。5組もそれを黙って見ている訳ではない。
「口だけは達者なトーシローばかり良く揃えたもんだ。これではただの案山子ですな」
「全くお笑いだ」
一人が2組の防御陣へと殴り込みをかける。数瞬の静寂の後に爆発が辺り一帯を巻き込んだ。だが2組、そんな爆発などただのそよ風と言わんばかりに爆発の反動で上空に居た5組のIS部隊を次々に叩き落としていく。
「追ってくるぞあのBAKA」
榴弾砲をかましても彼女のISは止まる事を知らない。爆風を利用してさらに宙へと舞い上がって行く。
「クソッタレ!ぶつける気だ」
それを悟ったところで時は既に遅し。突貫した2組のISは彼女達を容赦なく地上へと叩き帰していった。
「全拠点占領完了、第2回クラス対抗コンクエストは2組の勝利!」
申し訳程度のコマンドーネタに付き合ってくれてありがとうございます。
モブ同士の戦いって描写が難しいです。はっきり言ってやっつけ感満載です。ただの案山子ですな。
うん、次回は普通にやって行こう。一応ワンカットみたいなもんだし。
ランキングってどうやって入るんでしょう?