ISの世界に工兵が介入!?   作:キングオブ不死身さん

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さあ始まりましたキャリア・アサルト戦。やったこと無いけどノリを熱くしていこうかと思います。





Naval Strike! 前篇

南沙諸島 

 

ザオside

 

たった一隻の空母が波を蹴立てて進撃する。その空母の名は『遼寧』。中国海軍の元主力空母だ。

 

「アイヤー!チャーハンが作りたいアルネ!」

 

「でも材料無いアル!」

 

「じゃあ、ここにあるものを材料にするアルネ、問題無いアルね」

 

アルネ。激しく問題アルネ…そこにあるものって何だと思う?まずは机の脚。次に下水油。最後にリカちゃん人形みたいな何か。そんな物でチャーハンを…作ってるんかい!?

 

「ほっほー。何とか良い匂いしてるアル」

 

待て!それは焼け焦げた人間の肉の匂いだぞ!気づけ!

 

「ちょっと味見を…うん!上手に焼けてるアル~」

 

「おいしいアル。ちょっと形がアレだけど普通においしいアル」

 

こいつらの舌の構造が分からなくなってきた…お前らの血の色は何色だ?緑か?青か?お前ら本当に同じ漢民族か?いや、こいつらはもっと他の地球外生命体に違いない。

 

「いい加減にしなさい!」

 

あ、鳳がキレた。キレたくもなりますわ。もういいや、私は甲板に上がろう。

 

 

「全く…」

 

下のドンチャン騒ぎが遼寧の飛行甲板を通してこっちにも聞こえてくる。南沙諸島の向こう側には多分、あの捻くれた日本兵が仏頂面にしているに違いない。そう思うと何だか面白い感じがするのは自分だけだろうか。そんな事はないかな。

 

「負ける気はしないね…」

 

南沙諸島の島々に配備された地対艦巡航ミサイルが3組の力を雄弁に物語っている。あのミサイルの嵐を食らえば奴らとて一溜まりもあるまい。うん、負ける気はしない。もう一人の人影が飛行甲板へと上がってくる。

 

「鳳、行くよ」

 

「分かってるよ。シャイ」

 

鳳とは随分古い仲になる。性格も、胸も、初めて会った時と変わらない。

 

「にしても随分遠くまで来ちゃったもんだね」

 

「それは、私の事?鳳」

 

「違うよ。あいつ、箒の事……」

 

 

 

 

空母 赤城

 

 

「貴様ら!今回の敵はチャンコロ共だ。奴らは3組以上に数で押してくる、当然この艦に乗り込まれる可能性は捨てきれない。そこで今回は分隊ごとに役割を分担し、戦闘を行う」

 

開口一番、日本兵の威勢意の良い喝!素晴らしいねえ。うるさいけど。

今回のルールは以前のコンクエストとは非常に異なった形式の戦闘となる。ルール名はキャリア・アサルト。その名前の通りそれぞれの組の空母を破壊しあう形式だ。

 

「まずは、アルファ分隊。アルファはまず12式対艦ミサイルを起動させろ。そうしなければ手も足も出ない、マップは分かるな?」

 

「まあ、何とかね」

 

俺は手元の空間モニターからマップを呼び出す。群島状のマップの一回り大きな島に12式地対艦ミサイルが列を成して並んでいる。標的はもちろん向こうさんの空母「遼寧」。

だが向こうもそれなりの対抗手段があるのは間違いない。その証拠として向こう側にも対艦ミサイルの発射台がある。

 

「ベータは状況に応じて私怨攻撃。基本は空母を護る陣形で展開する。オルコット分隊長、補足をお願いします」

 

続いてオルコットが前に出る。

 

「先程箒さんが言った通りの事を行えば何とかなります。私達は空母上空でIS部隊の迎撃に当たります。ただしそれはベータの4人だけですわ。私と他3名で狙撃及び偵察が出来る方はいらっしゃいますか?」

 

俺は一応手を挙げる。狙撃は工兵でマークスマンライフルを使えば大口径ライフルのそれには及ばないが一応の偵察は出来る。横を見れば既にのほほんさんがMk11持ってるし。

 

「お二方ですか。分かりました。試合開始後にはあなた方はアルファチームと一緒に行動してください。あくまで最優先はミサイルの確保です、ミサイル確保を確認しだい、そちらに向かいます」

 

「任せてください」

 

とは言うものの内心不安だ。と言うのもマークスマンライフルは扱いが難しい。射程距離がスナイパー以下アサルトライフル以上。反動はセミオートでも上に行く感触がある。のほほんさんはどうだろうか。

 

「DMR扱える?」

 

「うん。大丈夫~。リコイルコントロールさえ出来れば何とかなるよ」

 

だそうだ。そんな装備で大丈夫か?俺。

 

 

 

 

試合開始

 

 

 

「バンザァァァァァイ!!!!!!」

 

そんなわけで始まりましたよ。クラス対抗特別ルール。キャリア・アサルトマッチ。南沙諸島を舞台に縦横無尽に駆け巡る…なんて事には行かないわけでして、今はせっせとミサイルを起動する最中でございます。

 

「よし、シーカー起動。ミサイルの目標は空母『遼寧』!安全装置解除…」

 

「ヒャア!我慢出来ねえ!発射だ!」

 

「何してんだおい!?」

 

俺の苦労など知った事かと言わんばかりにヒャッハーと化したのほほんさんは安全装置が解除されたと見るや躊躇無くキーを捻り挙げてボタンを叩き潰した。

数瞬の静寂の後、けたたましい轟音を上げてミサイルが次々に発射されていく。ああ、着弾したな。向こうの悲鳴が聞こえるよ。

 

「この手に限るね」

 

キラリと輝くのほほんさんの笑顔、バックには燃え盛る炎の渦。絶望的な絵面は見慣れたが…こいつは強烈だ。まあ向こうからもミサイルを撃ってくる事は予想出来るがね。

 

「こちらアルファ0-3。ミサイル着弾を確認。」

 

「了解ベータ0-1そちらへ向かいます」

 

するとISではなく、迷彩服を着用したセシリアが俺たちの前へ姿を現した。腕にはM200チェイタック対物ライフルを抱え、頭には髪飾りではなくタイガーパターンのブーニハットの姿で。

 

「びっくりしました?」

 

「うん…IS展開しないんだな」

 

「展開させたらバレるのは確実ですからね」

 

それはそうだがM200を持って軽々と戦場を駆け巡れるってどういう体力だろう。まあそこを突っ込んだらキリがないか。俺もISを収納し、ハートマン軍曹から譲り受けた米軍工兵装備セットを着込み、Mk11を構える。帽子にライフルとはなかなかアンバランスだ。

 

「私も準備できたよ~」

 

アンタは何者だと言いたくなるくらいの装備を着込んだのほほんさん型の何かがそこに立っていた。ガスマスクから見える顔で辛うじてのほほんさんだと判別できる。BF3の経験者の方にはBF3のロシア工兵装備と思っていただければ分かりやすいだろう。

 

「行きますわよ。準備はよろしくて?」

 

「「フーアー!」」

 

 

 

 

 

 

行ったものの、割と坂が多い。斥候(スカウト)にはあまり向いていない。稜線が自分達の身を隠すと同時に妨げにもなりうる。そんな事など知った事かとセシリアは俺達を抜かして先へ先へと進んで行く。一段小高い丘へ到達し、セシリアは背中の無線機を起動させる。

 

「ベータ0-1よりチャーリー分隊長。目標の203高地前に到達、そちらの状況は?」

 

「チャーリー0-1了解。現在は2つ目の地対艦ミサイルを発射。これよりここをカバーします」

 

「分かりました。ここから観測します」

 

セシリアはバイポッドを展開し、スコープを覗き込む。はて、カスピアンの芋砂『セシリア・オルコット』は何処へ行ってしまったのやら。鋭い目つきでスコープを除いている所から見るに本気であることが窺える。

 

「距離800mに敵のミサイル陣地を確認。DF-21ですか…」

 

「なかなか厄介なミサイルだな」

 

向こうもそれなりの対艦ミサイルを出してきたか…さてと、あれの攻撃を阻止するには火力が必要だ。

 

「のほほんさん。どうする?」

 

「これを使おう~」

 

そう言って出したのはM2磁式地雷。いろんなところにくっつく役立ち地雷だ。それをそこにあったバイクにペタリと3つ貼り付ける。

 

「何する気だ…?」

 

何をやりたいかはよく分かった。しかし、それをやるなら誰かが犠牲に成らねばなるまい。

 

「君が運転して。私はもう一つのバイクを運転するから」

 

のほほんさんはそれだけ言うともうひとつのバイクにもM2地雷をセットする。成程、敵さんと無理心中か。これほどまで火薬に満ちた無理心中もそうそうないがな。

 

「それじゃあ…」

 

エンジンのエキゾースト音が高鳴る。やることは一つ…

 

――C4特攻だ!

 

 




BF徒然日記

最近PC版が欲しいと思っているこの頃。

以下愚痴

何でエイムが下手くそなんでしょう?ええ、スナイパーは外すし、軽機関銃は弾幕だけだし、アサルトライフルはレートで負ける!かろうじて使える戦闘ヘリも対空ミサイルの嵐で沈む沈む。戦車に乗れば敵さんからの歓迎会、挙句の果てには蘇生機キル。どうすりゃいいんだ…
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