始まります!
M2地雷を載せたバイクが南沙諸島を駆け抜けていく。これこそがBFの真骨頂、最大の遊びである。そのバイクを駆っているのは自分自身。巨大なトルクにものを言わせて2組のミサイル陣地へと突っ込んで行く。軽快なバイクだから敵にあまり目立つ事無く進行出来るのも魅力だ。
「ヒャッハァァァァッ!最高だぜぇぇぇぇ!!!!!!!」
そっちもそっちでトルクが回転しているようです。頭のね…
「あんまり派手に動かないでくれよ!」
「分かってるって!」
そう言ってバイクの空中一回転を見事に決めるのほほんさん。そして華麗なドリフトでバイクを捻らせる。全く持って素晴らしい。
「それよりも前!」
のほほんさんに促されて進行方向を向けばそこには迎撃態勢に入っていた2組のIS部隊から制圧射撃が開始される。しかし、制圧射撃だ。相手を本気で殺りにかかる程の命中精度は無い為、バイクのエンジンを吹かしてIS部隊を強行突破、退路は無いが血路ならある。ミサイル陣地だ。
「いくよ、正平君!」
「了解!」
俺はバイクから飛び降りた。無人のバイクは為すがままに対艦ミサイルのトラック目掛けて突っ込んで行く。刹那、轟音と共にバイクに仕掛けられていた地雷がトラックを爆風の中へ包み込み、対艦ミサイルの炸薬が誘爆し、一段と大きな火柱を噴き上げる。
「よっしゃあ!」
後はIS部隊を何とかして制圧しなくてはならない。だが俺には策があった。すかさず俺はわき腹付近のポーチのジッパーを開け、もうひとつのISを取り出し展開する。
「エンジンスタート!」
重々しい劣化ウランの複合装甲を纏い、右肩にはISの『強さ』たるラインメタル社の120㎜滑腔砲が敵にその牙を向けている。自分のバイザーは灰色の世界が広がり、2組のIS部隊が熱源探知カメラによって白く映し出されている。
「HEAT装填」
120㎜滑空砲の後方より重厚な装填音を響かせてHEAT弾が装填され、2組のISの一機に照準を合わせた。トリガーを引き絞り、HEAT弾が発射され、目標へと一直線に飛翔しIS部隊の一機へと命中した。相手の装甲など関係無い。メタルジェットが装甲を侵しながら貫徹していき、瞬く間にに2組のIS部隊のシールドエネルギーが削られていく。否、ほぼ一瞬と言っていい。怖気付いた他の生徒は我先に逃げ出して行く。そうはさせない。
「のほほんさん!」
「了解!」
上空から彼女たちに『絶望』が与えられた。30㎜の鉄の嵐と、JDAMの奔流が2組の残党部隊を慈悲も無く、容赦も無く文字通り薙ぎ払った。独特の砲撃音が蒼い空を切り裂いた。残されたのはあまたの残骸と虚無感のみ。
地上最強を誇った米陸軍のISと空から鋼鉄の獣を狩る為に生み出されたISが、そこにいた。
『エイブラムス』と『サンダーボルト』
BF徒然日記
ついに登場M1A2、そしてA-10!まさに希望、相手にゃ絶望!これぞ米軍大喝采!!
続きはまた今度