ISの世界に工兵が介入!?   作:キングオブ不死身さん

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C-130から叩き落とされる事になったオリ主、果たして彼の運命やいかに?




デデンデンデデンデン!!

ああ、これはディマと同じシーンじゃないか。何処かのロシア3人組が空挺降下して拠点に攻め込むなんてミッションがBF3にあったような。よく考えてみよう。今誰が落ちているのか、自分の胸に手を置いて考えてみよう。そう、これはディマさんが落ちているわけじゃない。そう!自分が落ちているのだ!

 

「嫌あああぁぁぁぁっ!」

 

泣き叫んでいる暇も無い。情も無い。つーかビーコン音が無い!チクショー!とりあえず、目測の高度でパラシュート展開。うん。何とか生きてるよ僕。浮いてる浮いてる。しかし、この降下方法は皆知っての通り、HALOと呼ばれる降下方法。高高度からボッシュートされ、低高度でパラシュートを開くこの技。常人がやったらどうなるか、お察し頂けるだろう。

 

「うおっ!うわっ!ちょ、死ぬ!死ぬって!!」

 

前世でスカイダイビングやっときゃよかったよ。多分今ので大腿骨骨折は確実でしょう。降下した先はおおよそ予想するに厚木のあたり、何故なら既に厚木基地が見えているから。

 

「あれっ?そういえば…」

 

その時だった。耳元に硬い金属音が響き、彼の後頭部へと筒状の何かが押し当てられる。

 

「Holdup!」

 

うん。見まごうこと無きマルチカム迷彩に身を包んだ完全武装のお兄さんが約一名降下。武器、リペアツール。死ねハートマン。

 

で、今の状況。米海軍の警備部隊が一個小隊。こっちに小銃を向けてる。何かあれば撃つ覚悟の人間だ。

 

「はぁ…」

 

おとなしく捕まりましょう。下手をすれば死にます。

 

「それで、君はこれを着てエアソフトゲームをしていたと?」

 

「ハイ…そういうわけでございます」

 

ただ今基地警備隊の分隊長さんからお説教タイムでございます。改めて肉体を見てみるとやっぱり自分とは全く違う。日々鍛えているからこそ銃と軍服が似合うのだ。それは後ほどとしてあそこに居た理由はサバゲーをしていたという理由で分隊長は納得してくれたが、その後に軍服着て山で歩いちゃいけないだとか、サバゲーフィールドがあるんだからそこでやりなさいとか、いろいろ言われた。その後指紋とか顔写真とか徹底的に撮られて、しばらく基地内部を歩き回ることにした。

 

「ヒャッハー!僕専用開放日だぜ!」

 

勤務中だけあって航空機の数も豊富だ。何しろE-2警戒機を目の前で見られる光景はそうそうないはずだろう。

 

「あれは…?」

 

元の世界ではあんなものは無かった。どう見てもタイタンフォールですと言わんばかりの2足歩行兵器が駐機場に鎮座している。大体ホーネットファミリーが空母甲板をまさしく蜂のように覆い尽くしていたというのに、この世界では何かが違う。

 

「あのパワードスーツにミサイルとかゴテゴテ付けたタイタンフォールっぽいマシンは何でしょう?」

 

「インフィニット・ストラトスって兵器さ。今じゃ米海軍航空隊の主力兵器だ。それにタイタンフォールはまだ未発売だ」

 

そこで僕は海兵神ハートマンの宣告を思い出す。

 

「ISの世界に転生してもらうぞ!」

 

 

それで、僕はISを操れるというテンプレが果たして通用するのか!?通用すればタイタンフォールへまっしぐら!やったー工兵が捻るぞ~。

 

「そこから先は立ち入り禁止だなぁ坊や」

 

そう言って僕の肩を掴んだ分隊長。目は全く笑っていない。

 

「すみません」

 

そう言って再び駐機場を歩き回るのだった。

 

 

 

 

さあて、歩き回ったところで自分の手元にあるのはハートマン特製リペアトーチが一つあるだけ。他は臆病なまでの自尊心と以下略。

 

「やっぱりなあ」

 

近くで見ればその小柄さがますます目に映る。こんなものを開発する事が出来たのはDARPAか?それともロッキードマーチンだろうか?そこで反射的にリペアトーチを構えてしまった。BFの癖が現実世界にも影響するとは恐ろしい話である。とりあえず周りの人の目も無いし一応触ってみよう。

 

「良し…」

 

リペアトーチがISの装甲に触れた瞬間の出来事だった。ISのハッチが開いたかと思えばそれは意志を持って僕を受け入れた――

周囲にHUDが浮かび上がる。主兵装はM61バルカン砲にAGM-88空対地ミサイル。まあ海軍の中じゃ妥当な装備だな。

 

さて、ここでもう一つ。ここはBFの世界じゃない。あくまでIS。しかし今僕は確実にISの中に居る。複合装甲と数多くの火器を纏った化け物がここに居る。

 

「コラァー!!貴様何を動かしてるんじゃ!馬鹿モン!早く降りて来い!」

 

怒り心頭の分隊長。駆動音を聞きつけて慌てて駆けつけてきたのだろう。とりあえずあの人には従わないと。そしてまた説教タイムの時間だ。

 

装甲が開き、搭乗者を解放する。分隊長は幸いな事に僕を殴り倒すような真似はしなかったようだ。

 

「おまえ、まさかISを操縦できるというのか?」

 

「ナンセンスなタイタンフォールなら操縦できますよ」

 

フッと鼻で笑う分隊長。いい加減にしてくれ。こっちもいろいろ疲れてるんだ。

 

「ならお前さんの行き先は決まったな。そういえば一番重要な事を聞き忘れていた。名前は?」

 

「山口正平です」

 

行き先は決まった。覚悟も決まった。来いよ原作、ハーレムなんて捨ててかかってこい!

 




主人公IS操縦できた方がいいかな~。それやればテンプレ。やらなきゃただの案山子ですな

どうしましょうかねえ
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