セキュリティ絶対突破するマン.EXE 作:エターナルマン.EXE
世界観設定も網羅されているということですが、細かい設定の作品ごとの矛盾までされてた場合むしろ殺される結果になりそうで怖いです。
なるべく書き直し・設定の作り直しは避けたいですね……
長くなったせいで予定してたサブタイが使えなくなりました。そのせいで妙なサブタイを思いつきました。ヒノケン最低だな。
ベータが電池ボックスを触って調べ、その間にウイルスが来ればロックマンが迎撃し、調べ終えたら電池をセットして進む。方法が確立されてしまえば、やはりこの2組のこと、電脳世界の奥へ進むのは容易いことであった。
各々のPETのバッテリーは、確かに凄まじいペースで減少し続けているが、若干の猶予を残したまま、一行は発電室のロックとリンクしているという電球までたどり着いた。
「アクアソード!」
流水を纏う光の剣をロックマンが振るい、両腕が電極のウイルス・ビリーが動き出す前に両断する。その横でベータが床に這いつくばって、電池ボックスを調べ終えた。
「4番・6番・11番です」
渡が指示した電池ボックスにロックマンが電池を入れ、スイッチを入れる。3つの電球が点灯し、三色の光で道が照らし出された。
「……よし! 熱斗くん、これで発電室の扉、開いたはず!」
「発電室の前に、この奥を調べましょう。犯人が呼んでいた、エレキマンというナビが何かしているかもしれません」
「わかった。ロックマン、先に進むぞ!」
「うん!」
照らされた道を進むと、果たしてそこにはナビがいた。頭部に稲妻模様、背中からコイルの柱が4本生えたその黒いナビは、発電室の機能を司る大型プログラムのひとつに手をかざし、なにやら操作しているようだった。
熱斗のPET画面上にそれを見つけた白衣の男は、素早く口を開く。
「送電プログラムだ。ということはやはり、そのナビが電力の送り先をめちゃくちゃにしているに違いない!」
ロックマンやベータがたった今道を開いたばかりであることも含め、もはや敵であることが明白。ロックマンとベータが戦闘態勢で近づくと、そのナビが気配を察知して振り向く。
「もうオフィシャルが来たのか? 案外早かったな。といっても、もうエレキプログラムはPETにダウンロードし終えたところだが」
(間に合えへんかったやと!?)
渡のコントローラーを握る手が汗ばむ。その心中など知るはずもなく、ロックマンは停電と関係のない話に戸惑う。
「エレキプログラム?」
「……? まあいい。官庁ビルを棺桶にするのも大事な仕事だ。邪魔するものはなんだろうとデリートする!」
腕を振り上げて降ろし、ロックマンたちの方を指差す。すると、空間を無軌道に飛び回る小さな雷が束ねられて、電撃の槍となって向かってきた。
「くっ!」
ロックマンとベータが躱すと、エレキマンは二度三度と腕を振って指差す。電撃の槍が次々空中で生成され、2体のナビを狙う。
「反撃だ! サンダーボール!」
熱斗がチップデータを送り、ロックマンが腕を
「誘導弾か!」
サンダーボールは弾速こそ遅いものの、敵の位置を捉え続け、追い続ける誘導弾。逃げられ続け時間が経てば消えてしまうが、回避行動を強要できるだけでも意義がある。
サンダーボールと距離を保って電撃の槍を降らせるエレキマンを見て、渡が指図する。
「そのまま動きを止められますか?」
「ああ、まだあるぜ! 2枚追加だ!」
答えつつ、熱斗がチップデータを連続で送信。
ロックマンが逃げながら繰り出した3つの球電に追われ、逃げ道に迷ったエレキマンの攻撃の手が緩んだ。
隙を逃さずベータが肉薄し、両手の中に緑色の大鎚を出現させた。
「しまっ――」
無言で振り抜かれたガイアハンマー3がエレキマンを直撃し、大きく吹っ飛ばす。地面を転がってぐったりしたエレキマンは既に体のあちこちが欠け――そして、急速に再生を始めた。
「
熱斗の言う通り、それはよくあるナビの回復手段ではなかった。先ほどまで電撃の槍を形作っていた飛び回る雷が、今度はエレキマンに殺到している。
送電プログラムを支配下に置いたことで、エレキマンは電脳世界に満ちるエネルギーを操り、強引だが効果的な自己再生を可能としていた。
「ククク……ここにある全ての電気がオレのパワーの源、オレの味方だ! ここで発電が行われる限り、オレを倒すことはできん!!」
ほんの数秒で、瀕死のダメージから完全に立ち直ったエレキマン。ゆっくりと起き上がると、再度腕を振り上げた。
(発電機――いや、答えは他にある!)
「2人とも落ち着いて! もう一度動きを止めてください!」
「でも攻撃がっ」
ロックマンを狙った電撃の槍を、ベータのメットガードが弾く。
「いいから!」
「わ、わかった! ロックマン、射撃系のチップ送る!」
「了解!」
「無駄だ! このフィールドにおいてオレは無敵! さっきの一撃は効いたが、あれ以上の奥の手なぞないんだろう!」
「こちらもできることはします」
突然、攻撃を再開するエレキマンの周辺に数個のストーンキューブが出現する。ベータの使用したチップだ。指を指そうとしたエレキマンの前から、ロックマンの姿が消える。
「チッ、どけ!」
が、エレキマンは手を止めなかった。ロックマンの盾となり、ストーンキューブはあっけなく破壊される。それと同時に、ロックマンが何かを投げた。
「行けっ!」
「ちまちまと鬱陶しい!」
エレキマンは大回りしてラットン1を振り切り、再びロックマンに狙いを定め、雷を束ね――られなかった。
電撃の槍は空中分解し、それ以外の空間を走る雷も蜘蛛の子を散らすように消えていく。
「な……こ、来い! 来いっ!!」
何度も宙に向かって命令し、腕を振る。が、何も起こらない。
「なぜだ! まさか発電機を!? いや、電源はメインから切り替わっていない……!」
「さあ、なぜでしょうね」
「ああ、なんでだろうな。ラッキーなこともあったもんだぜ」
「えっ? ……ああっ!」
渡と熱斗がしたり顔をする中、ロックマンひとりが置いていかれる。が、エレキマンよりも奥、送電プログラムを見て思わず声を上げた。
送電プログラムに、ベータが手をついている。渡のPETには、コントローラーではなくキーボードが差し込まれている。白衣の男は額に手を当てていた。
(権限を奪い返しただけやから、停電状態は解消されとらんが、電脳世界の問題は全部クリアや)
「では、もう一度試しましょうか。あなたが無敵かどうか」
「ぐっ……セットロッド!」
エレキマンが"前ならえ"のように両手を前に向け、床からコイルの柱を数本生やす。
「サンダー――」
「アカツナミ!」
「遅い!」
「くそっ!」
続けて攻撃準備に入るが、ロックマンの両手から放たれた赤い波がコイルごとエレキマンを飲み込む。エレキマンは流されまいと耐えつつも、視界では、再びガイアハンマー3を構えたベータが駆けてくるのを捉えていた。
が、回避は間に合わない。再び直撃し、同じように吹っ飛ばされて転がり、ボロボロになる。一つだけさっきと違うのは、今度は再生しないというところだった。
「まさか……このオレが、やられるとは……だが、キサマらももう、おしまい――」
言葉を最後まで紡ぐことができぬまま、エレキマンは消滅した。それを見届け、ロックマンとベータは構えを解く。
「やった!」
「よっしゃ! ロックマン、送電プログラムの復旧を――」
勝利を喜ぶ熱斗とロックマンだが、渡は口元に手を当てて思案していた。
(間に合うかね? ブルース。巻いた分、時間稼がなあかんかもな)
まだ戦いは終わりませんが、とりあえずエレキマンが死んだのでX3話までのアンケートは確定します。
11-12話のアンケは生きているので、まだの方はご協力お願いします。
それはそれとして今回もアンケがあります。
ちなみに、12話のアンケはポルナレフに倣ってノリで3択を書いたものの、「誰かって誰だよ……」な状態になっています。マジで誰なんだ……
(※そこに決まってもなんとかするので、投票の際忖度は不要です)
~曲げたヤバい設定~
・現実世界で遮断した電力をエレキマンが吸収
→電脳世界と現実世界が半ば連動するようなことはあるが、このケースは直接的すぎて説明がつかないため改変
「送電プログラムを掌握することで官庁ビル内の電力の流れを操作し、副産物として発電所の電脳のエネルギーもエレキマンがほとんど握っている」という形に
本当に現実の電力を一方向に集中したらショートするし、火事にもなるので……
渡と関わりができる原作女性キャラを2編で増や
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せ(※原作知ってる方のみ選択して下さい)
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してもいいよ
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すな
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アンケ結果だけ見せろ