セキュリティ絶対突破するマン.EXE 作:エターナルマン.EXE
ウソをついて投票した人ばっかり、というのが事実だと辛いので、ご協力お願いします……
(この意見募集は急ぎではないので、じっくり考えてからでも大丈夫です)
大事かつ好きなシーンなのに大幅に改変しなければならない辛さ。
それにしてもエレキマン編が長い。文字に起こす過程でダンジョンは消し飛んだはずでは……
本来このサブタイでエレキマン編の戦闘パートは全部終わる予定でした。
「なかなか厄介ですね。空調とエレベータはようやく復旧しましたが、明かりはまだかかりそうです」
送電プログラムの復旧を開始して数分。エレベータが復旧された後、白衣の男はレストラン階に問題解決を知らせに行った。
「渡がそんなに手こずるなんて珍しいな」
「敵もさるもの、と言ったところでしょうか」
(まあ見えてへんところで逆にプロテクト増やして復旧を引き延ばしてるんやけどな。……おっ)
ほどなくして、ロックマンとベータが来た道とは別の方向から、赤いナビが現れた。ブルースだった。
現場にエレキマンの姿はなく、ロックマンたちが送電プログラムに向かっているのみ。状況を確認したブルースは舌打ちした。
「一足遅かったか……」
「ブルース!?」
「既にデータの欠片も残っていない。記憶データからWWWのサーバーの在り処を探れるところだったというのに、素人がとんだお節介をしてくれたものだ。WWWに情報を流しておびき寄せるまでは、計画通りだったのだがな」
ブルースの言葉に、振り向いたロックマンと現実世界の熱斗がはっとする。
「情報を流した? まさか、今回の事件は――」
「ブルース、そいつらをデリートしておけ。オレたちの任務に邪魔な存在を、許しておくわけにはいかないからな」
「了解しました、炎山さま」
「何を言ってるんだ! まだ停電は完全には直っていないんだぞ!」
左腕の剣を構えるブルース。戦う理由のないロックマンは抗議するが、ブルースは意に介さない。
「問答無用っ!」
一足飛びに距離を詰め、ロックマンとベータ両方を狙って横薙ぎの斬撃。散開して回避し、ベータは
「また時間稼ぎのチップだと!?」
「ロックマン、1対1で戦ってください」
「何か策があるの?」
ブルースが狙いを変更し、ロックマンに接近。ロックマンはバスターで牽制するが、メットガードをリペイントしたような盾に弾かれる。ならばと連射しても、その盾は何度でも展開された。その間に、ブルースは剣の間合いまで踏み込んだ。
「ダメだ! 当たらない!」
「隙あり!」
振り抜かれた剣がロックマンの胴を捉え、HPを削り取る。
「ロックマン! くそっ、ラットン1!」
ロックマンの手の中からネズミ型爆弾が飛び出すが、ブルースは後ろ、横と素早く切り返して移動して振り切り、またもロックマンへと距離を詰めていく。
「本当に熱斗くんのオペレートを信じているなら、もう、僕の助けがなくともブルースに勝てるはずです」
「そんなこと言ってる場合じゃ!」
「言ってる場合なんですよ。熱斗くん、ロックマンをデリートさせないという言葉が本当だと証明して見せてください」
「どうして!」
「僕がいなければ勝てないのでは、熱斗くんはロックマンを守れない。それでもいいんですか?」
「……っ!」
(ベータと)渡の言葉に、熱斗が口を引き結ぶ。そして、覚悟を決めた。ロックマンとブルースの距離を測り、当たりそうなチップを次々送信する。
アカツナミ、
「うわあああっ!」
「ロックマン!」
(アイツは必ずカウンターを決めて来る。どんなに攻めても手元が狂わないのか!)
「一般ナビの割にはよく動くが、オレたちの敵ではない!」
(……待てよ、"必ず"?)
「ロックマン! 撃つ前じゃなくて、撃った後の動きをよく見るんだ!」
再びチップデータ送信。ロックマンが腕を
「熱斗くん!」
「ああ!」
ブルースがカウンターを狙って踏み込み、ロックマンも退くのではなく踏み込む。熱斗の送ったアクアソードのチップで、横に向けた右腕が流水迸る剣に変わる。
「向かって来るだと!?」
「行っけえええ!」
「うおおおおお!」
互いが行き違い、互いの剣が閃き……斬られたのは、ブルースだった。わずかによろめく。
「ブルース!?」
「このオレに、ソードで傷を……!」
たった一撃。だがその一撃こそ、熱斗とロックマンがブルースとの戦いに順応し始めていることの、確かな証拠だった。
「もう油断はせん……!」
「また来るぞ、ロックマン!」
「うん!」
一際息を合わせた熱斗とロックマンが、活きよく動き出す。ブルースもまた、その動きは精彩を欠かない。
刃と弾丸が行き交い、互いを傷つけていく。ブルースがパターンを変えて一太刀入れれば、ロックマンもそれに追いつく。
まさに一進一退だった。
(わかっとる……行けるはずなんや、行け! 勝て! ロックマン!!)
熱斗の隣で手に汗握る渡。そして、とうとうその時が来た。サンダーボールとラットン1で追い込み、ロックマンが跳ぶ。
「チャージショット!!」
トドメの一撃を受け、ブルースが膝を折った。
「グッ……なぜだ!? なぜ一般ナビごときに、オフィシャルナビのオレが負けるのだ!?」
「はあ、はあ……分からないかい?」
ロックマンもまた満身創痍。足下がおぼつかず、それでも立って言葉を絞り出す。
「キミはオフィシャルナビで、強い。そのことを常に意識して、自信に満ちあふれている」
「そうだ……どんな相手との戦いだろうと、オレが敗北したことは一度もなかった!」
「その自信や誇りは、確かに大事かもしれない。でも、ボクたちネットナビには、もっと大切なものがある……一般ナビもオフィシャルナビも、オペレータとの絆を深める度にどんどん強くなれるんだ!」
「絆……?」
「ブルース! くだらん話に耳を貸すな! 早くプラグアウトするんだ!」
「待ってください、炎山さま!」
苛立ちを隠そうともしない炎山がブルースを急かすが、ブルースはまだ動こうとしない。オペレータに向かって請うた後、顔を上げてロックマンを見る。
「……ロックマン、とか言ったな。最後に聞かせてくれ。お前にとって、熱斗とかいうオペレータとの関係とは、何なんだ?」
ロックマンはふっと口元を緩め、迷わず口を開く。
「一番大切な、友達さ!」
「……友達……か。考えたことも、ないな……」
「ブルース、プラグアウトだ!!」
「……はっ!」
……
停電事件が完全に解決し、熱斗含むパーティー参加者がレストラン階で改めて料理に舌鼓を打っている頃。
渡は一人官庁ビルを抜け出し、メトロでデンサンタウンへ移動していた。
(治安がよくても、この歳で夜道歩くんはちょっとアレやな。まあそれ以上に、ホテル取れんかったおかげでこれからが憂鬱なわけやけど……)
みゆきの家に泊まるとウソをついて出てきた渡は、実際に一泊分時間を潰す必要があった。スイートルームだろうと宿泊料金をポンと払える渡は楽観視していたが、年齢のためにホテルの部屋を予約することができなかった。
寝ずに身を隠せば帰った際に顔色でバレる危険性が大きい。漫画喫茶のようなところで個室を取ろうにも、ホテルと同じように門前払いされるだろう。
もはや渡には、ウソがウソであることを撤回する他なかった。
駅でメールを送った後、徒歩十数分。扉にたどり着き、軽く叩く。
引き戸がからからと開き、家主――みゆきは、実に優しく微笑んでこう言った。
「いらっしゃい……また、会えたわね」
「……お邪魔します……」
渡の真の戦いは、これからだった。
今回もアンケがあります。あと、11・13話のアンケもよろしくお願いします。
原作を知っている「増やせ」派が一定数いるようなのでお聞きしたいのですが、「2」以降(外伝含む)登場で具体的に接点欲しいキャラは誰でしょうか?
アンケ貼ろうと思ったのですが、条件かけて削った上でも候補者がアンケ項目数はみ出したので、感想欄までご意見お願いします。詳細は未定ですが、意見多い順とかでアンケ作るか何かします。
(※選ばれたキャラが本来登場するナンバリングより早く登場する場合もあります)
感想欄でキャラを挙げていただく際、その数に上限は設けませんが、複数キャラ挙げる場合は(できれば1キャラの場合にも)何かしらキャラへの思い入れ等を語っていただけると幸いです。
また、削った際の条件は下記です。③以降の対象に含まれるキャラでも感想下されば一考はします。優先度は低いですが……
①既婚(桜井メイル等)
②ストーリー上の理由(綾小路やいと、大園姉妹)
③年齢が離れている(「2」のミリオネア等。ボーダーは明確に親世代以上かどうか)
④専用グラフィックがない(「4」のユウコ等)
⑤人間性に問題がある(特に複雑な事情や明確な目的もなく犯罪組織に加担したキャラ)
~曲げたヤバい設定~
・オフィシャルナビはバトルチップを携帯でき、オペレータ抜きで戦える
→すなわち「オフィシャルナビは全部自立型ナビ」ということになってしまう
後の作品でも触れられていない。よってなかったことに
1特有のトンデモ設定の中でも結構ヤバい方な気がする
謎のアンケート2
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柿
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毒
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蝉
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刀
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鮫