ヤンデレ少女たち   作:カニバルキャンディー

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pixivに投稿していたものを手直ししてこちらでも上げさせていただきます
誤字報告誠にありがとうございます!


第1話

「なぁ!〇〇!今日飯でも行かないか?お金が無いなら奢るぞ?」

 

 

隠れきれて無い巨乳こと愛されガール雪音クリスちゃんがご飯に誘ってきた。彼女との出会いは別段珍しい事でもない、俺はノイズから助けられた数多く居る人間その他1人、一方的に知っていて感謝する、それだけの関係だったはずそれが何かの因果かこうして特異災害対策機動部二課の人達と知り合いになったのだ!

 

 

「あ〜ごめん、雪音、今日は調と切歌ちゃんと一緒にご飯行く予定なんだ」

 

 

そう、あの百合百合しい2人とご飯を食べに行くのだ、しかも、何故かお兄ちゃんと!お兄ちゃんと呼んでくれるのだ!あのクールな調べがお兄ちゃんと元気いっぱいで少女なところもある切歌が!お兄さんと!たまんねぇなぁ!おい!!いいだろ!!

 

うへへ!と涎を拭っていると雪音の様子がおかしい

 

 

「へぇ…あたしよりあいつ等を取るんだな、なぁ、〇〇誰が〇〇を一番に助けたんだっけ?誰がノイズに囲まれた中腰が抜けて動けなくなってた〇〇を助けたんだっけ?」

 

 

すごく怖い顔をした雪音が俺に問いかけてくる

 

「そ、それはもちろん雪音だな」

異様な雰囲気に少し押され、軽く噛んでしまう

 

「ど、どうした雪「それだよ!」

「なんであの2人とあのバカだけは名前で呼んでるんだ!あたしも名前で呼べよ!」

「い、いや、雪音が嫌がるかなって思って…2人からは読んでくれって頼まれてさ…」

 

 

掴みかかってくる雪音がさらに怒鳴り散らす

 

「大体あんたは!優し過ぎるんだよ!あたしやあのバカ!調や切歌!一番優しくして欲しい時に優しくしてくれる!なんなんだ!」

 

突然の絶叫に頭がついてこない

なに?これ告白?いやいや、そんなはずないってだってこの人達は日々ノイズと戦う言わば正義のヒーロー!そんなヒーローがたかだか、いい所エンドロールの最後の方に名前が乗るレベルの俺にって…無いわ!少し求められたからって自分のこと好きって思うのは男の性だな!あぁ!あれだ…昔学生の時に〇〇君って頼りがいがあるよね!って言われた時…あれ?ワンチャンあるかも…って感じだクソー!由美子ちゃん元気にしてっかな!

 

 

「わかったわかった、雪…クリスも一緒にご飯食べたかったんだな?!仕方ないな!お兄さんが奢ってやろう!」

 

雪の時点て物凄い睨みつけてきたので慌てて撤回する

 

「そうだな…あいつらにも言っとかなきゃ行けないかもしれないな…」

 

ボソッとぎりぎり聞こえる声でクリスが囁く

やばい…何がやばいって絶対に俺に聞こえるように喋ってることだよ…何でこんなにドキドキしてるんだ死の危険か…?

 

 

 

 

 

────────────────────────────

 

 

 

 

暫く2人で駄べりながら歩いているといつものファミレスに到着する。

 

 

「あ!おーい!お兄さん!遅かったデース!」

ぶんぶんと元気よく手を振る切歌。

「お兄ちゃん、遅かったね」

と切歌とは対照的にクールにこちらを見ている調、横で一緒機歩いているクリスを見て不思議そうにしかし少しイラッとした表情で話し出す。

 

「ねぇ、なんでクリス先輩も一緒に居るの?今日は3人だけじゃなかったっけ?」

 

「いや、クリスも一緒にご飯食べたいらしくてさ、連れてきちゃった」

この通り!と調様を拝み倒す!

「…切ちゃんどうする?」

 

「来ちゃったものは仕方なデス、けど本命は私達デス!」

 

そう言いながら切歌ちゃんと調は俺に抱きついてくる、こんな所まで息ぴったりだな!お兄さんびっくり!

 

「おい…2人とも〇〇がビックリしてるぞ?離れろよ 」

 

低い低い本能的に恐怖を感じる声で2人に話しかける。

 

「ま、まぁまぁ、俺は気にしてないからさっさと中に入ろうぜ?」

 

2人を引き連れてファミレスに入っていき後ろからクリスが少し文句を喋りながら入ってくる。

 

「いらっしゃいませ、何名様ですか?おタバコは?」

「4人、禁煙席でお願いします」

「ではこちらにどうぞ」

 

テンプレート通りの言葉を返し窓際の席に案内され、当然の如く切歌と調が俺を挟み座っている、why?なぜ?狭くね?ま、まぁ、いいか…役得役得!

 

 

「よし!今日は俺が奢っちゃうぞ!なんでも好きなの頼みなさい!あと狭くない?」

「狭くないデスよ?」

「狭くないよ」

すぐさま2人は否定をする。

 

「っち…おい〇〇にあんま迷惑かけんなよ?」

 

俺の正面に座り2人を睨みつけるクリス、やばい空気が死んでる…何とかしないと…と言うかこの子達こんなに仲悪かったけ…?

 

「まあまあ、三人とも落ち着いて、それより決まったか?俺はグラタンとハンバーグだな!」

 

「私はお兄さんと一緒がいいデース!」

「なら私も一緒がいい」

「あたしも」

「店員さん注文いいですか?」

呼び出しボタンを押し、ピンポーンと安っぽい音を鳴らしながら店員さんを呼び出す。

少しして綺麗な女の店員さんがこちらに歩いてくる。

 

「ご注文は何になさいますか?」

「えっと「ハンバーグとグラタンを四つお願いするデース」

 

おい切歌ちゃんや人のセリフに被せるなよ

お仕置きとして軽く頭にチョップをしておこう

チョップ!!

 

「デェェス?!」

「はい、かしこまりました、失礼します」

 

何事もないかのように注文を取る店員、スルースキル高くね?

 

「いきなりな何するデスか!お兄さん!人の頭は叩いたらダメデース!」

「や、人のセリフに被せてくるもんだからついお仕置きとして」

 

叩いたあと頭を乱雑に撫で回しておく機嫌よ治れ〜って感じで

 

「あぅ…許してしまいそうになるデース…」

「切ちゃんをばっかりずるい私にもやって?」

と甘えたように頭を差し出してきたので調に軽くチョップ!

 

「あう、そっちじゃない」

軽く睨んでくる調の頭をすまんすまんと言って乱雑に撫でる。

 

「〇〇ちょっと手を貸せよ」

 

なんの疑いもなく手をクリスの方に持っていく、その手をクリスは両手で握り自分の大きすぎる胸に持っていき…

 

「お待たせしました、グラタンと四つハンバーグ四つでございます。器の方大変お熱くなっておりますのでお気をつけください。」

「あ、はーい、ありがとうございます。」

 

すぐさま手を引っ込め、配られるのを手伝う、なんか色々引っかかりそうな構図だったわ!危ねぇ!

クリスの方をちらりと見ると凄く不機嫌そうな顔で店員さんを睨んでいる、店員さん、そんなクリスを見て絶対に目を合わせないようにしてる、わかる怖いもんな

 

「さて、さっさと食べるデース!この後はゲームセンターでも言って遊ぶのdeath!」

「うん、カラオケでもいいよ?お兄ちゃんはどちらがいい?」

両端から体を押し付けるようにして抱きついてく2人、ははは、お兄さんモテモテで困っちゃうな、いやマジで、助けて、変わって、クリスが怖い

 

「俺はどちらでもいいかな、クリスはどこがいい?」

「あたしん家なんてどうだ?こないだオッサンがいい映画貸してくれたんだよ」

 

おお、OTONAのお墨付き映画とは是が非でも見たい!鑑賞会したい!そしてクリス食べ方汚い!

「ほら、その前に口元が汚いぞ」

 

紙ナプキンを数枚取りクリスの口元をガシガシと拭く俺はお前の親か

「痛えって〇〇、もっと優しくしてくれよ」

文句を言いながらも嬉しそうに表情を崩して笑うクリス。

 

「…っち」

「death…」

おっと…寒気がしてきたぞ…店員さん冷房効きすぎじゃない…?

 

「えへへ」

幸せそうな顔をするクリス、くっそ可愛い(小並感)

暫くたわいの無いしかしちょっとピリピリした雰囲気の中ご飯を食べそして、食べ終わる。

 

「ご馳走様デース」

「ご馳走様」

「ご馳走様だ」

「お粗末さまでした、お腹いっぱいになりましたかね、可憐なレディ?」

 

少しキザっぽい言い方をして場を和ませようと似合わない笑顔とともにやってみる、ファミレスでやっても格好はつかないけど

 

「もう一回やってくれない?」

クリスの言葉に隣の2人が全力で頷いている、え?似合ってた?マジで?この路線で行けばモテるかな…

 

「では、レディ、お支払いはお任せくださいませ、ごゆっくり」

 

こないだ買ってもらったお気に入りの長財布を口元に持っていき軽く財布にキスをする、よし、この路線で行こう!

 

「あれ?お前の財布って折りたたみだったよな?…なんで変わってんだ?」

 

「ん?この間翼さんとバッタリ会ってな、なんか何時もお世話になってるって事で買って貰ったんだ、や〜センスあるよな〜さすが一流アーティスト!」

 

クリスの方に視線を向けてみると

人が殺せそうなほど鋭い視線をこちらに向けて違うな、財布に向けているクリス、やべぇ、切ちゃん調たん助けて!

チラッと2人に目を向けてみるとこちらも財布を睨みつけていた

 

「ま、まぁ、そういう訳だから」

手を振りレジに走っていく。

 

「決まったな…今度はあいつの財布買わないと…」

「私達がデスね…」

「あぁ?」

「クリス先輩だって…」

 

あ〜あ〜後ろから怖い会話なんて聞こえねぇ〜!

 

男の店員さんに支払いをして、先に外に出る、ふぅ、女の子は怖いぜこのままだと身がもなたなそうだしそれに時間も時間だからこのまま解散にするか

 

「お兄さん今日はご馳走様デース!」

「お兄ちゃんご馳走様、ありがとう」

「〇〇悪いな、私まで奢ってもらって」

「全然、こんな可愛い子達とご飯食べれたんだ安い安い、時間も時間だし遊ぶのはまた今度にするか」

 

携帯の時間を見せるもちろん!待ち受けは当たり障りのない犬の画像、これ以上なんかあったら死ぬわ!

 

「そうデスね、ホントだったらもう少し遊べたんデスけどね…」

「うん…ほんとにね…」

「あぁ…確かにな、なぁあたしと〇〇だけだったら…今からでもあたしの家にこねえか?」

ぎゅっと手に体を押し付けるように抱きついてくるクリス、柔らかい!このクッションどこかに売ってないかな人をダメにする…しかし!本来なら嬉しいのだが…今は命の危機しか感じねぇ…!後ろの2人が見れねぇ!

今にもバラバラにしてやるdeath!

切り刻んで上げましょう…?

って確実に思ってるわこれは…

怒気!怒気!って!

 

「こ、こんな時間に女の子の部屋行けるわけないぜ…」

 

明らかな作り笑いをしてなんとかその場を切り抜けようと周りをキョロキョロと見渡すも無理だと悟ったのか最後の手段をとろう。

ポケットの中で携帯を操作して電話の音を大音量で流す。

 

「おっと!失礼、俺だわ」

慌てて電話を取り、大統領もびっくりな演技を見せてやるぜ…!

 

「あ、もっしー?なに?ちょっと来れないかって?こんな時間にか?まぁ、仕方ねえなぁ貸一つだぞ?」

 

3人のいる方向に顔を向けわざと困ったように頭をかく。

 

「ごめんごめん、ちょっと友達に呼び出されちゃってさ!すまん!」

 

3人の顔を見ると三者三様の顔をしてこちらを見ていた。

不機嫌そうに舌打ちしてるクリス

悲しそうな顔でこちらを見ている切歌

絶対零度の視線で携帯電話を睨んでる調

…やべぇ、調にはバレたかもしれねぇ…

 

「じゃ、じゃ!俺は行くわ!サラダバー!」

 

 

 

逃げるように全力で走る!命の危険を何故か感じたぜ…!

走っていたせいか、彼の後ろをじっとりと見つめる

 

 

 

 

 

 

 

 

欲情に塗れた視線

独占欲に塗れた視線

殺意に満ちた視線

に気づかなかった。

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