かの有名曲ですが……その意味は、最後でわかる仕様ですw
そして、書きあがったら即座にアップするスタイル。
「ギナ
その異変に気付いたのは、イズモのブリッジで光学センサーの最終調整を行ってた時だ。
「どうした?」
NJ、ニュートロンジャマーによる電磁波障害の影響は宇宙にまで出ていて、レーダーのようなアクティブな電磁波探知手段は、以前よりはるかに有効距離が短くなっている。
なので、長距離に特化した光学機器の探知距離が上回ることはままある。
そう、撮影に備えて感度を上げていた艦載光学機器がとらえたのは……
「戦闘反応だ。熱源分布と輻射パターン、動きから考えて襲撃してるのはおそらくジン。なんか民間船が襲われてる臭いな……」
「民間船? このご時世に宇宙を遊覧航海か?」
訝し気な顔をするギナ兄に、
「いや……場所柄から考えて、慰霊とか追悼とか墓参りとかそんなんだろ。大方、制宙権はザフトが握ってるから安心安全だと考えて、ノコノコ出て来たんじゃないか?」
「そういう理由なら笑いはせんさ」
そういうところは、ギナ兄に和の心を感じるよ。
「お姉様、ということは襲われてるのはザフト……じゃなかった
確かにザフト保有の船は、武装非武装大きさ関係なく民間船とは呼べんわな。
最大限に好意的に解釈しても”不審船”だ。
「まあ、そうなるだろうな。今時、宇宙をノコノコ単独航行するような民間船は、他にちょっと思いつかない」
ジャンク屋組合なら、商売柄もっと慎重に行動するだろうし。
「プラントの船をMSが襲ってますの?」
「何もザフトだけがジンを使ってるわけじゃないからな。我が国だって鹵獲したジンを改造して使ってるし、大西洋連邦にもそういう部隊はある。宇宙海賊や他の無法者や無頼漢が持ってたって、別におかしな話じゃないさ」
例えば、もうグレイブヤードにいるだろう”
「んで? 艦長、どうする? 助けるなら、辛うじてまだ間に合うかもしれないけど」
「……助ける意味、ありますか?」
言いたいことはわかる。
フレイにしてみれば、プラントのコーディネーターなんて勝手におっ死ねだろう。
ワタシがそれとなく思考誘導してるせい(あとソキウス達のせい)もあり、
だが、それはあくまで『プラントのコーディネーターは除く』だ。
どんなに普通に見えても、「ザフトに襲われた」という事実は、彼女の心に暗い影を落としてる気がする。
「助ける意味はないが、『民間船を襲撃してる宇宙海賊』を蹴散らす理由ならあるんじゃないか?」
するとギナ兄、もといギナ艦長はふふんと笑い、
「相手が、もしもユーラシア連邦や東アジア共和国なら、嫌がらせするだけでも意味がありそうだな?」
それはそれで美味しいしな。
「10億殺しの大逆賊の民とはいえ、非武装の民間船をなぶり殺しにするのは話が違う……使いようによっては、面白い事になりそうじゃないか?」
「決まりだな」
ギナ兄はニヤリと笑い、
「総員、第1種戦闘配置!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
どうでもいいんだけどさ……
(ワタシに艦長席丸投げして、ソッコでゴールドフレームで飛び出すとは思わなかった)
「いや、”ゴールドフレーム改”だっけ?」
ギナ兄、どんだけMS戦の初陣に飢えて……違うな。
(ありゃ、はしゃいでるだけだな)
要するに、買ってもらったばかりの玩具ではしゃぐ子供と中身は変わらん。
あっ、因みにプラントのものらしき非武装船(多分)は、物理的に絶賛大炎上……ではなく爆沈寸前の様相で、程なくピンクの歌姫入り
そうなるかもとは思っていたが……
(まさかURキャラ確定ガチャが手に入るランダムイベントに立ち会うことになるとはね……)
こりゃ、ワタシは益々覚悟を決めないといけないだろうなぁ。
無論、そんな気も知らないギナ兄は、
『フハハハハハっ! 思った以上の出来だぞ! ゴールドフレーム! いや、”ゴールドフレーム改”!!』
あー、ギナ兄、もしかしてミスター・ブシドーあたりに乗っ取られてない?
随伴機で飛んでるグリーンフレーム(ヘリオポリス崩壊後に合流したソキウス・スリー座乗。この世界では兄弟たちと一緒にオーブに引き取られている。実はMS操縦が兄弟の中で一番うまい)がかなり戸惑ってるぞ?
まあ、それはお供のオーブジン×4も一緒だけど。
「あーん! ギナ様、ちょっと羨ましいです。フレイもちょっとだけ出てみたい……」
ちょっとフレイさん?
いや、君はどちらかと言えば、そっち系のキャラだってわかってるけどさ……
シミュレーションのやりすぎで、少し
あんまりそっち方面に進行すると、某”
「カガリ様、お耳に入れておきたいことがあるでソキウス」
ギナ兄が「妙に動きのいいジン」と丁々発止やってる様を観戦してる中、そう声をかけてきたのは今回はお留守番、副官ポジについて貰った最初のソキウス、シリーズ全体のお兄ちゃんである”ザ・ワン”だ。
「母艦らしきものを発見したセブンとイレブンから、詳細情報が入ったでソキウス」
ほう、あのコンビニ・コンビ大活躍じゃないか?
「どこの船か分かったのか?」
「国籍マークは消され、艤装も微妙に変更されていますが、原型は”アガメムノン級”。確度90%でユーラシア連邦の”オルテュギア”と判明したでソキウス」
「”オルテュギア”……?」
んん~……何処かで聞き覚えが……
「あっ!」
「ど、どうしましたの、お姉様!?」
「カガリ様、どうしたでソキウス?」
(まさか、あの妙に動きがいいジンに乗ってるのって、)
「ザ・ワン、セブンとイレブンに通達! ”オルテュギア”の全ての武器とエンジンと索敵/通信装置を徹底的にぶっ壊し、拿捕の準備を! 元がアガメムノンなら、急所や弱点はわかるな?」
「任せてほしいでソキウス」
「国籍マークを消してるなら遠慮はいらん。『海賊行為中の国籍不明”
「了解でソキウス!」
そしてワタシはギナ兄に再び通信を繋ぐが、
『ハハハッ!! 存分に踊るが良い! 我を楽しませよっ!!』
(あっ、これアカン奴やん)
なんか、某
主に台詞回し的な意味で。
「ギナ兄、聞こえるか!?」
『どうしたカガリ? 今は
知ってる。だから止めた。
「それは承知してる。だが、頼みたいことがあるんだ」
『言ってみろ。聞くだけは聞いてやる』
良かった。冬木じゃなくてバビロニアの賢王のモードだ。
「悪いけど……ギナ兄が相手してるジン、生け捕りにできるか?」
駄目なら駄目で構わない。
あのジンに乗ってるのが想像通りの相手でも、ギナ兄の命には替えられない。
『フン。愚問だな』
あっ、このパターンは……
『この俺を、一体誰だと思っているのだっ……!!』
その瞬間、私の脳裏には確かに”空色デイズ”が流れたのだ……
いや、もしかしたら無意識に
カミナやシモンとは正反対と言っていいギナ兄には似合わないはずの歌なのに、何故だか今はやけに似合う気がした。
カガリの脳裏に流れたのは、しょこたんの正統派でも、氷堂美智留のキラキラバージョンでもなく、乾いた泣きのギターが素敵な遠藤正明アニキのクソ熱Verでお願いシャス!(挨拶
なんせ、カガリが好きそうなのはこっちなのでw
あと、amazarashiの「さよならごっこ」とかも一人でいる時は口遊んでいそう。
さて、いよいよストーリーが動き出しました。
いや~、日曜日中に間に合って良かった!
この時点では原作では絶対に合うはずのない二人……弟ではなく異世界から異物が混入した姉が出会ってしまった結果、果たして物語はどういう方向へ転がり始めるのか?
そして、未知の出会いもまた……
次回のアップは未定ですが、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです(^^