バンドリ実況プレイ~称号『青薔薇を支えし者』獲得ルート~ 作:狂花水月
今回スマホで書いたため、少しおかしなところがあるかもしれません。
僕は君に相応しくない。だから...
音宮視点
「......え?何で......ですか......私じゃ......不十分でしたか......」
白金さんが酷く動揺している。先ずはこの誤解を解かなくてはならないだろう。
「そうじゃないよ白金さん。先ずは僕の話を聞いて欲しい」
「は、はい......」
動揺から覚ますためにも少し強めの語気で話しかける。そうしたら彼女も話を聞く体制になってくれたので話を続けることにしよう。
「まずいきなりで申し訳ないんだけど、白金さんは僕のことをどういうヒトだと思ってる?」
「え......えと......いつもきちんとしていて......真面目で......優しい方だな......と......」
やっぱりそんな感じか。先ずはその認識を正さないといけないだろう
「もしそれが全部嘘だって言ったら...どう思う?」
「え......?」
「また質問になるけど、君には感情はある?」
「え、えと......勿論......あり......ます......」
「僕にはそれがないんだ」
「どういう......意味ですか......?」
「文字通りの意味だよ、白金さん。僕には人が普通は持っているであろう感情がないんだ。あるものと言ったら...食欲、睡眠欲、知識欲...後は驚きくらいかな」
「で、でも......それなら......なんでこんなに......違和感なく会話......できるんですか......?」
「それは僕が今までの統計で『普通の人はこう行動している時こう思っているだろう』と予測してそれに対して適切だろうと考えた反応を返しているからだね」
「それなら......人よりも......人の心が......読めてるっ......てことじゃないですか......そんな人が......心がないなんて......冗談はやめてください......!」
白金さんが声を荒げている。怒っているのだろうか?けれど、彼女のためにも夢から覚めてもらわないと
「冗談じゃないよ。人の心がわからなくても人の心は読めるんだ。数式の意味を理解していなくても、数式を知ってさえいれば数学の問題を解くことができるようにね」
「じゃ、じゃあ......」
「そうだね。最初に君を助けたのも、今まで優しいと思われるような事をしたのも、全て『優しい人ならこうするだろう』と考えてやっただけで、そこに心配とかの感情はないよ」
「それと......さっきのことは......別の問題です......!」
「いや違わない。好きな人が自分を何とも思ってないんだよ?そんなの耐えられるはずがないじゃないか。仮にこのまま僕が君を受け入れたとして、君が悲しくなるだけだ。そんなの、ダメなことのはずだ。だから僕は君の告白を受け入れることは出来ない」
「............」
「じゃあね。出来ればあこにはこの事を秘密にして貰えると助かる」
...言葉は無し、か。まあ当然だろう。ここまで言ってまだ僕を好き続けるなんて人はいないはずだ。何せ今までの全てが嘘だっていわれたんだからね。心優しい彼女のことだ。きっと直ぐに他にいい人が見つかるだろう。僕と深く付き合うと彼女が不幸になるだけだ。これで、いいはずだ...
「...?」
少し歩いた後、何かに引っ張られる感覚がしたので後ろを振り返る。そうしたら、白金さんが僕の服を掴んでいた。少しうつむいていて、僕からは表情がわからない。
「嘘つき......」
...まあ、そう言われても仕方ないかもな。それなら次は平手打ちかな。甘んじて受けようと思い、目を閉じて彼女の次の行動を待つ。
「...?」
...しかし待っても頬に衝撃が来ない。不思議に思い、目を開ける
「音宮さんの......嘘つき......!どうして......そんなこと......言うんですか......!本当に感情がない人は......!そんな顔......!しません......!」
顔を上げた白金さんは...涙を浮かべていた。意味がわからない。なんで君がそんな顔をするの!なんで、なんで...!
「ちょ、ちょっと待って!なんで泣いてるの!?ええと、ハンカチハンカチ...あった!はい!これで涙拭いて!」
「あ、ありがとう......ございます......」
「ふう。いきなり泣くから驚いたよ~。それで、僕は一体どんな顔をしていたんだい?」
「つらそうな顔を......していました......そして今は......安心したような顔を......しています......」
スマホのカメラ機能を使い、自分の顔を見る。すると、今まで見たことのないような顔をしている自分がいたので、驚いた
「こんな自分の顔...初めて見た...」
「多分......音宮さんは......自分のことが......よくわかってないんだと......思います......」
「そう...なのかも...」
「はい......きっと......そうです......」
「けれど、まだ他人を好きって気持ちが理解できていないから、まだ君の告白には答えられない」
「そう......ですよね......」
「けれど、それを理解できた時に、君に今日の返事をしたい。それまで...付き合ってくれるかい?」
...さすがに無理かな。いつまでかかるかわからないのに、付き合ってはくれないだろう...
「はい......!勿論です......!」
...え?
「言ってはみたけど本当にいいの?だっていつまでかかるか全くわからないんだよ?やっぱり断った方が...」
「だから......!私がやりたくて言っているんです......!そんなに自分自身を......卑下しないでください......!」
...こんな自分をまだ受け入れてくれる人がいるなんて...想定外にも程がある...けど...なんだろうこの感じ...心臓の辺りが暖かい...こんな感じ...初めてだ...
「...そっか。そこまで言ってくれるならこれ以上はさすがに野暮だね。......ありがとう。白金さん。今後とも、よろしく頼むよ」
「......!」
「...?」
...彼女の顔が赤い。...風邪かな?今日は寒いし...
「...どうかした?顔、赤いよ?風邪なら早く帰った方が...」
「......っ!いえ、力也さんの......そんな顔......初めて......見たので......」
...またカメラを見てみる。そうすると、また見たことのない表情をした僕がいた
...白金さんといると、まだまだ見たことのない僕に出会えそうで心が踊る。これが、「楽しい」って感情なんだろうか...
「...そろそろ風邪ひくかもしれないし、帰ろっか」
「はい......!」
まだまだ心を理解仕切れていない不完全な僕だけど、いつかは心を理解して完全になれるのかな?
「...ねぇ日菜。君に頼まれて退屈の中生きてきたけど、今後は退屈しないで済みそうだよ...」
「......?何か......言いましたか......?」
「いや。何でもないよ。いこ?」
「はい......わかりました......」
スキル「仮面劇」によるスキル偽装が暴かれました
スキル「弱心臓」はスキル「感情希薄」に変化しました
白金燐子への音宮力也の友好度及び愛情度が上昇しました
今回のパートの舞台裏としてりんりん視点書くかどうか迷っているので、アンケートを取ります。書く場合は、番外編の欄に書くつもりです
小説の書き方どちらに一本化した方がいいですか?
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青薔薇ルート
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棲み分け