王への道   作:銀色の暗殺者

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何話かは書き留めてるので少しずつ投稿していきます


剣とライダー

あの事件から二年、俺はふらわーというお好み焼き屋さんに拾われた

 

「おばちゃんおはよう」

 

「おはよう!朝ごはんもうちょっとでできるからね」

 

椅子に座り何気なくテレビを見ていると変なニュースがやっていた

 

「UMA発見?」

 

「なんか最近話題ねー、この辺りで空とぶ何かが目撃されて動画も撮ってたらしいけど見たこと無い生き物だったみたいだよ」

 

「へえ」

 

ちょうどテレビにその動画が流れた……暗すぎて何がなんだか正直分からん

 

「あっ、王馬午後って空いてるかい?出前に行ってほしいんだよ」

 

「分かったどこまで?」

 

おばさんは住所の書いた紙を一枚渡した

 

「ちょっと遠いんだけど電車使えばすぐだから。あとこれ使って」

 

5000円を財布から出して俺に渡してきた電車代にしては多すぎる、そもそも小遣いならまだ残ってる

 

「電車って言ってもこんなにいらないよ」

 

「最近遊んでないでしょ、これ使って楽しいところ行っといで」

 

「…ありがとうおばさん」

 

おばさんなりに心配してくれてるんだ、ありがたく受け取ろう

 

「UMAにあったりしてね、なんて気をつけて行ってらっしゃい!」

 

「はーい行ってきます」

 

電車に揺られ出前を渡し、ぶらぶらと歩いているとCDショップが目に映った

 

「風鳴翼か…うん?」

 

店内を見回すと酷く荒れている、まるで空き巣にでも入られた様な…

 

「この灰…ノイズか!?」

 

「助けてー!!」

 

女の子の助けを求める声が聞こえる、助けに向かおうとしたとき近くから現れた女の子とぶつかった

 

「おっと、ごめんよ」

 

「こっちこそすいません!」

 

「っと、こんなことしてる場合じゃ…」

 

声の聞こえた方に走ると女の子も同じ方に走って着いてくる

 

「君は危ないから逃げろ!」

 

「でも今声が…見つけた!」

 

女の子がノイズに迫られている、きっと助けを求めた女の子だろう

 

「くっ…俺がノイズを引き付ける!君はその子をつれて逃げろ!」

 

「そんな…!お兄さんはどうするつもりですか!」

 

「何とかなるさ…」

 

いい機会だあれが夢だったのかを確かめるチャンスだ

 

「おらぁ!」

 

ノイズに勢いよく蹴りを入れるとノイズは後ろに倒れた

 

「生きてる…夢じゃなかったんだ」

 

対抗できると分かると少し気が楽になってきた

 

「でも数が多すぎるな」

 

「お兄さんも逃げましょう!」

 

二人で逃げさせるより俺が居た方が安全か…

 

「逃げるって言っても逃げ道が…こっちだ」

 

路地裏に逃げ込むと四方を囲まれた、どうやら誘い込まれたみたいだ

 

「しゃあない、飛び込むぞ!」

 

女の子たちの手を引き目の前の水の中に飛び込む

 

「はっは!ここまでは来れないだろ!」

 

ノイズは水の中に飛び込みあとを追ってきた

 

「まだ追ってくんのかよ…」

 

その後も逃げ続ける俺たちをひたすら追ってくるノイズ達、そんな追いかけっこにも終わりが訪れた。

工場の屋上、これ以上下がれば地面にまっ逆さま

 

「これ以上下がれば死んじまう、かといって逃げ場所ももうない、詰みってやつかな」

 

「まだです!諦めなければきっと何か…」

 

「お姉ちゃん…お兄ちゃん…死んじゃうの?」

 

震えた声でそう聞く女の子、俺は近づいて頭を撫でる

 

「俺の前で誰も死なせるかよ、誰一人としてな!だから生きるのを諦めんな!」

 

「それって…奏さんの…」

 

「それを聞いて安心しましたの!我が王よ!」

 

ノイズの向こう側に本を小脇に抱えた女の子が見える

 

「誰?」

 

「私はウォズ!よろしくね!」

 

「おう、よろしく…ってこんなところに居ると危ないぞ!」

 

女の子はジャンプをすると人の形から1つの機械に姿を変えた、その姿はテレビで見たUMAと同じ姿をしていた

 

「なっ!?えっ…えー!?」

 

「驚いてる場合ではないですよ、さっそく変身行ってみましょう!」

 

機械が宙を浮き俺の腰にくっつくとベルトの様に腰に巻き付いた

 

「変身って…なんの事だよ」

 

「これを右側のスロットに挿して私を1回転させるんですよ」

 

ベルトに渡された物を受けとると頭の中に自然と使い方が浮かんできた

 

「何がなんだか分かんないけど考えてる暇は無さそうだ!」

 

『ジオウ!』

 

「変身!」

 

ライドウォッチのスイッチを押し、ベルトに挿す、そして教えられた通りベルトを一回転させる

 

『ライダータイム!カメンライダージオウ!』

 

全身をスーツが覆い、ライダーの文字が顔に飛んでくる

 

「祝いなさい!この世界の王になる者の生誕を!」

 

「王とかお前の事とか聞きたいこといっぱいあるけど後回しにして蹴散らしますか!」

 

ノイズの群れに握りしめた拳を叩きつける、すると一撃でノイズが灰になった

 

「凄い…はっ!見てる場合じゃなかった、今のうちに…」

 

「お姉ちゃん!上に!」

 

女の子の声が聞こえた時二人の図上からノイズが飛びかかる

 

「なんか無いのか!」

 

「ジュウを使うんですよ!」

 

「銃?いったいどこにそんなのが…」

 

頭の中で銃を思い浮かべると目の前にジュウと文字が現れ銃が手元に現れた

 

「これなら!」

 

飛びかかるノイズを撃ち落とし女の子達を抱え飛び降りた

 

「よし、俺はあいつらを何とかする、君はその子を連れて避難所に向かってくれそんなに離れてないはずだ」

 

「分かりました!気を付けてくださいね、行こう」

 

女の子達は避難所の方へ走っていく

 

「さて、戦う力があってもこの数は流石にキツいな」

 

「そんな王にお土産ですよ!」

 

手元に新しいライドウォッチが現れた

 

「これは…マッハライドウォッチか」

 

頭の中にまた名前と使い方が浮かんでくる

 

「詩島剛…マッハの生きざまも感じる…変身!」

 

『アーマータイム!マッハ!』

 

「追跡!撲滅!いずれもマッハ!仮面ライダージオウ!マッハアーマー!」

 

たなびくマフラーと白いアーマーを身に纏いマッハの能力である高速移動でノイズを片っ端から倒していく

 

「ふぅー、マッハの力は制限があるんだな」

 

マッハアーマーを解き通常のジオウに戻る

 

「大体は終わったかな」

 

残りのノイズに目を向けた時大きな壁が目の前に落ちてきた

 

「ひっ!?な、なに!?」

 

「剣だ、ノイズをこの世界から取り除くただ一つの剣だ」

 

壁の一番上からこっちを見下ろす女性が見える

 

「剣?それにその声、風鳴翼!?」




仮面ライダージオウマッハアーマー

文字通りマッハで動くことが出きるが制限時間があり長くは変身していられない
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