王への道   作:銀色の暗殺者

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一時の休息

家に戻ると立花響の友達は帰る準備をして立花響を待っている所だった

 

「ご馳走さまでした」

 

「お粗末様、それにしても響ちゃんが王馬と同じライブを見に行ってたなんてね、王馬とも仲良くしてやってね」

 

おばちゃんがそんな話をしているとブランクライドウォッチが微かに光を放つ

 

「またか、あの子の友達だからか?」

 

ブランクライドウォッチを4つそれぞれ4人の女の子に手渡す

 

「食べに来てくれたお礼だ、受け取ってくれ」

 

「なにこれ?」

 

「もし危ない目にあっても何とかしてくれるお守りみたいなもんかな」

 

「なにそれ~アニメじゃないんだし、でもくれるって言うなら貰っとこうかな」

 

「ありがとうございます、大事にしますね」

 

「皆ー!おまたせ!」

 

「何の話だったの?」

 

「えっと…またお好み焼き食べに来ますねって話をちょっと…ね」

 

ブランクライドウォッチを受け取った5人を手を振って見送る

 

「ライドウォッチが王以外を選ぶなんて…初めてです」

 

ウォズは店から見ていたようで立花響達が帰るのを見ながらそう言った

 

「珍しい事なのか?」

 

「ライドウォッチはそれぞれ仮面ライダーの意思が宿っています、その意思に選ばれた者にしか力を示さないんです」

 

「俺がドライブの力を目覚めさせたみたいにあの娘たちもライダーの力を目覚めさせられるかもしれないのか」

 

「ライダーの意思を信じましょう」

 

家の中に戻り久しぶりに一息ついたような気がした俺は結局聞けずじまいだった話をウォズから聞くことにした

 

「ウォズ、この間のオーマジオウの話だけど」

 

「そうですね、色々と立て込んで結局話せていなかったですね」

 

部屋に戻ったウォズが昔話を始める

 

「どこまで話しましたっけ?」

 

「オーマジオウがどうこうって所だったような」

 

「そうでした、では…オーマジオウ様は太古の昔に全てのライダーの力を手にして世界の王として君臨していた王様でした、ですがオーマジオウ様は…あれ?」

 

「どうした?」

 

「いえ…オーマジオウ様がどうやって王の座から退いたのかの記憶が曖昧で…」

 

「まあ、そんなに昔の話なら忘れてる部分があっても不思議じゃないしな、とにかくオーマジオウってのが王をやめたのか」

 

「はい…オーマジオウ様が眠りについたのと同時に私達も眠りについたのです」

 

「私達?」

 

「はい私にはお兄ちゃんがいました、今はどこにいるか分かりませんけど、お兄ちゃんはオーマジオウ様の家臣としてベルトとなりオーマジオウ様に仕えていました」

 

「で俺が王の資格ってのを持ってたからウォズが目覚めて俺の所まで来たって事か」

 

「そうです!王馬様ならオーマジオウ様に変わりこの世界の王になることができます!」

 

「王ね…悪いけどそんな偉い人間じゃないんだ、王になるとかは考えられないよ」

 

「そんな~王馬様ならきっと立派な王様になれますって!」

 

「そもそも王ってどうなるんだよ、太古の昔と現代じゃ仕組みが違うだろ」

 

「それは…とにかく!ライダーの力を手にいれていけば王に相応しい力を手にいれる事が出来るはずなのです!」

 

王様って言われてもそんなのに興味もない、ただ普通に生きていきたいだけだ

 

「王ってのに興味はないけど、ライドウォッチを手にいれてノイズをぶっ倒すのは俺がやる」

 

「はい!だったら私はそのお手伝いをいたします!」

 

「良いのか?王にはならないんだぞ」

 

「王馬様についていくと目覚めたときに決めたのです!お兄ちゃんみたいにただ王のために尽くすのに憧れていたんです、だから私は王馬様にこれからも尽くしていきます!」

 

「分かった、頼りにしてるよ」

 

天真爛漫なウォズの笑顔を見ていると妹を思い出し頭を撫でていた、嫌がる様子もなくふにゃっとした顔なのでそのままなで続けた

 

「それでは王馬様、これからはライドウォッチを手にいれるために動きましょう、ドライブウォッチとマッハウォッチだけでは王には程遠いですから!」

 

「だからならねえって」

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