地味にこの子の事わ書くのが難しくてに苦戦しました。
2月に入り新たにロマーニャ公国からウィッチが派遣された。年齢は部隊で最年少となる11歳でロマーニャからは才能豊かな優秀なウィッチという触れ込みで派遣されてきた。しかしどうもそのウィッチは何かと問題が多いようだった。
夜間哨戒に行くサーニャをハンガーで見送り執務室に戻ったエイラは室内の様子がいつもと違うことに気付いた。窓から入る月明かりに照らされ机の上に何かある事に気付いた。
「なんだあれ」
「すぴーすぴー」
エイラの机の上で気持ちよさそうに寝息を立てているのは見慣れない少女だった。
「フランチェスカ・ルッキーニ少尉か?」
エイラが尋ねるが眠っている少女からの返答はない。しかしエイラはミーナ中佐から渡されていた資料に載っていた写真から彼女がロマーニャから派遣されたフランチェスカ・ルッキーニ少尉であると確信していた。
「どうしよう。起こすのもなんか可哀想だし…」
エイラは少し考えた後ルッキーニが器用に避けていた書類とペンを持つと来客用の机に移動しいつも通り仕事を始める事にした。
普段の執務室はエイラが書類を捲る音とサインする音、それとインカムから聞こえるサーニャの歌声くらいしか音がないが今日に限ってはルッキーニの寝息が追加されその気持ちよさそうな寝息に段々エイラの仕事速度が遅くなってきて遂には完全に止まることとなった。
「しゅ、集中できない。というかそもそもなんでわたしはこんなに気を使ってるんだ。普通に起こして叩き出せばよかったんだ」
今更ながらに後悔するがもう日も跨ぎ流石に今から起こすのも可哀想だしなぁと思いながらもしかしたらサーニャなら何かいいアイデアがあるかもしれないと思い聞く事にした。
「サーニャー、ちょっと困った事があるんだけど相談に乗ってくれないか」
インカムを通してサーニャに呼びかけた。しかしいつもなら直ぐに反応するサーニャからの応答がなかった。
「あれ?また電波が悪いのかな」
実を言うと今までもサーニャが応答しなかった事は何度かあり聞き取り調査でサーニャ側に通信が届いていなかった事がわかっている。その原因調査のためにサーニャとエイラのインカムは何度か違うものに変わっていてその度に時折通信が繋がらないことがある事からおそらくサーニャの魔導針が発するレーダー波が原因の電波障害だろうと言われている。
しかしこれがもし不測の事態、ネウロイの襲撃やストライカーユニットの不調で墜落していたりしていた場合問題があるため管制室でレーダーを確認する事にした。
「サーニャの反応は…これだな」
レーダーにはサーニャを示す光点はちゃんとあり、やはりインカムの問題のようだった。
「サーニャ聞こえるか?」
「どうしたんですかエイラ少佐」
今度はちゃんと聞こえたようだ。
「さっきいつもの電波障害で応答がなかったから心配になって連絡したんだ」
「すみません」
「夜間哨戒は魔導針を出さないとダメだから仕方ないから気にすんな」
サーニャの無事を確認したエイラは執務室に戻って仕事の続きをする事にした。
「なーんか忘れてる気がするんだけどなんだろ」
サーニャの事で頭がいっぱいになっていたエイラはすっかりルッキーニのことを忘れていた。
しかし執務室に戻ってルッキーニの気持ち良さそうな寝息が聞こえた事によりその事を思い出した。
「しまった、サーニャにルッキーニのこと相談するの忘れてた」
しかしわざわざもう一度連絡してこんな事を聞く事もないと思い結局エイラがこの事を相談する事はなくそのまま朝を迎えることとなった。
※
「あの、机の上で寝ている人は誰ですか?」
夜間哨戒が終わりエイラの執務室での報告を終えたサーニャが言った。
「ロマーニャから来たフランチェスカ・ルッキーニ少尉だな。なんか夜からずっとわたしの机で寝てるんだよなぁ」
「起こしてどいてもらわなかったんですか?」
「気持ちよさそうに寝てるからなんか起こすのかわいそうだなと思って」
「ふぁー」
そんな声が机の方から聞こえてきて二人の視線が机の方に向いた。その視線の先には大きく腕を上げて気持ちよさそうに伸びをするルッキーニがいた。
「うん?どったの?」
二人の視線に気付いたルッキーニが尋ねた。
「いや、そこわたしの机」
「そなの?」
机の上からぴょんと飛び降りるとトコトコとサーニャの隣に歩いて来たルッキーニが尋ねた。
「ところで誰?」
「わたしはスオムス空軍少佐エイラ・イルマタル・ユーティライネン、501部隊の副司令官だ」
「わたしはオラーシャ陸軍中尉サーニャ・リトヴャクです」
「あたしはフランチェスカ・ルッキーニ。ロマーニャ公国空軍少尉だよ」
よろしく〜と言いながらすーとサーニャに近づくとサーニャに抱きついた。
それを見たエイラが顔を真っ赤にして叫んだ。
「なななな何やってんだお前ー!!!」
「んー?何ってハグだよ」
「そんなの見たらわかる!なに勝手にサーニャに抱きついてんだよ!
「えー、こんなん挨拶じゃん」
「いいか!よく聞け!」
この後エイラはルッキーニに対して喧嘩腰で話していたが途中から趣味の方向性が一致している事がわかったためその事に関する談義に熱中し、昼食の時間になったハルトマンがルッキーニを探してエイラの執務室に来るまでその話は止まらなかった。
「じゃあ新人が来る事がわかったら直ぐ教えるからちゃんと準備しとけよ!」
「うん、わかった!」
初めはサーニャに抱きついた事を怒っていたエイラだがハルトマンが迎えにきた時にはすっかり仲良くなっていた。
ちなみに夜間哨戒で疲れていたサーニャは話が長くなると悟るや否や自分の部屋に帰っていた。
またネタが段々と無くなってきました。ネタバレになりそうな事ならまだまだあるんですけどねぇ。
今回はカールスラントの三人のベルリン奪還にかける思いに関して三人ともちょっと違うんじゃ無いかなと思ったんで書きます。
まずミーナなんですけどミーナはシンプルに自分の手で奪還したいと言う気持ちが強いと思います。
これに対してバルクホルンなんですけど彼女はミーナと違ってミーナ、バルクホルン、ハルトマンの三人で奪還しようと言う思いが強そうに思います。ミーナとの違いはミーナは奪還メンバーに自分が入っていればいい、対してバルクホルンは三人がメンバーに入っていて欲しいと言う違いです。
おそらくこの二人はベルリン陥落時にはウィッチだったでしょうしベルリンの陥落に少なからず責任を感じているんだと思います。
これに対してハルトマンはベルリンが奪還されればそれは誰の手でも構わないと思っている気がします。理由はアニメ三期で他二人とベルリン奪還に関する意気込みに温度差がある気がしたからです。
ハルトマンの目標はどちらかというとネウロイを倒した後仲のいいメンバーとお茶するとか普通に遊ぶとか、どちらかと言えば戦後が目標な気がします。他二人は戦中でのことを目標に掲げている気がします。
仮にウィッチの手を使わずにベルリンを奪還できるとなった時、ハルトマンは普通に喜んでバルクホルンは微妙な反応を返しながらもベルリン奪還を喜ぶ。ミーナが一番ショックを受けそうな気がします。
奪還という事実ではなくその中身にミーナ中佐が一番こだわっている気がしました。上がりを迎える前だからという事もおそらく原因の一つだと思いますけど。