それと次から多分原作開始。
坂本少佐が扶桑で補充員候補を見つけたと連絡が来たのは3月に入ってすぐのことだった。もっともその補充員はまだただの女学生で、ウィッチは原則志願制で徴兵できない以上まだ候補でしかないけどとてつもなく大きな魔法力と強力な治癒魔法を使えると言うから是非とも志願してほしい。
戦闘力はバルクホルンやハルトマンがいるから問題はないけどウィッチの任務は戦闘だけではない。例えばドーバー海峡でネウロイに襲撃された船の救出や医療物資等の搬送など多岐に渡り今はかなり戦闘に特化しているから部隊の汎用性を高めるためにも治癒魔法の使い手が手に入るのはかなり嬉しい。それだけじゃなく治癒魔法の使い手がいれば501部隊の継戦能力が増して強行偵察やガリア奪還が現実味を帯びてくるしビショップの訓練をもっと実践的なものに変えることもできる。
「ユーティライネン少佐スオムスからお手紙が届きましたよ」
そう言ってビショップが執務室に入ってきた。
「サンキュー。そこのレターボックスに置いといてくれ」
「わかりました」
なんとなく書類から顔を上げるとちょうど目線の位置にビショップの大きなおっぱいがあるのが目についた。よくよく考えるとビショップが来る前から入院していたこともあってまだビショップのおっぱいを揉んでいなかったなと思うと自然とエイラの手はビショップの胸元へと伸びていた。
「ひゃっ!」
デカイ!そして柔らかい!大きさ自体はシャーリーの方が大きいけど揉みごこちはシャーリーに勝るとも劣らない。14歳のビショップなら将来的にはシャーリーの大きさを超える可能性も秘めているから将来が楽しみなおっぱいだ。
「や、やめてください少佐」
「なかなかいい揉みごこちだったぞ」
「感想は聞いてません!」
胸を腕で隠しながらエイラから離れたビショップが羞恥心から顔を真っ赤にしながら抗議の声を上げた。
「ごめんごめん。ところでビショップ軍曹に友達はいるか?」
「友達ですか?何人かいますけどそれがどうしたんですか」
「この部隊にはどうだ?」
彼女に友達が全くいないとはエイラも思っていないが、この部隊にいるのかどうかが重要だった。
「いい人が多いですけど友達かと問われると」
「だろうな。同年代の奴はわたし含めみんなビショップ軍曹よりも階級が高いしそれ以外のやつも軒並みみんな士官だからな」
「そもそもこの最前線で友達を作る暇なんかありません」
「別に最前線だからって友達を作っちゃいけないわけじゃないだろ。なにより部隊に一人くらいは愚痴とか言い合えるような友達がいた方が気持ち的にも楽だし戦闘でのパフォーマンスも上がる」
エイラがその立場になれればいいがおそらく立場的に萎縮されそうな気がする。年齢的にはペリーヌなどが適任だがおそらくペリーヌの性格的に合わないだろうから次にくる補充員に期待するしかない。
「だから愚痴とかあったら友達として聞くからさ、わたしの事は名前で呼んでくれてよな」
とはいえ友達になる努力くらいはするべきだろうと思いエイラはそう言った。
「あの、それなら私の事もリーネって呼んでくれませんか?少佐だけがビショップって呼ぶんですけど少佐に認められていない気がするんです。けどリーネって呼んでくれたら501の一員と認められた気がするので」
「言われてみれば確かにみんなリーネって呼んでるな、これからはリーネって呼ぶよ」
「ありがとうございます!」
嬉しそうなら礼を言うとリーネは執務室から退室した。
「意外と気にしてたのかな」
退院してからあまり余裕がなかったエイラはリーネのことをあまり見れていなかったが思いの外周りから自分がどう思われているかと言うことを気にするタイプのようだ。
リーネが運んできた手紙はニパやハッセ、ラプラといったスオムスのウィッチからエイラの退院を祝うものだった。スオムス以外では502部隊のグンドュラ・ラル隊長からは退院を祝う内容の手紙と移動願いの紙がはいっていた。
「マンネルヘイム元帥からか」
冒頭は退院を祝う内容だったが途中からは何故か自分の近況を報告する内容となっていた。
『退院おめでとう。襲撃を受けたと聞いた時は肝を冷やした。イッルほどの実力者がまさか大怪我を負うことになるのは思ってもいなかったから普通の人間では下手したら死んでいたのだろう。もうないとは思うが念のためスオムスのウィッチ隊の基地の護衛を強化しておいたから君の友人については心配しなくてもいい。
そうそう、少佐も知っている私の友人二人と会う事があったのだが一人と絶交してしまった。ビジネスでも付き合いがあったからできればあまり仲をこじらせたくなかった。幸いビジネスの方はこれからも続けてくれるようだが友人が一人いなくなると言うのは悲しいものだ。
もう一人の友人も一時は絶交寸前までいったが結局同じ雪国出身という事でこれからも仲良くする事ができることになった。それどころかさらに強固な友情を結ぶ事ができた。小心者の私は全てが終わった時に両方と絶交した時のことが心配でたまらなかったから一安心だ。もし両方と絶交していたら私はきっと死んでしまうだろうからな。
少佐も友人は大切にしなさい。特に雪国出身の友人は貴重だ。同じ考えを共有できる数少ない友人だからな。
また友人との状況に進展が有れば手紙を書く。
追伸
どんな親しい友人や家族からでも突然裏切られる事はある。あまり信じすぎない事が長生きのコツだ。』
暗号と言うほどでもないが知っている人が見ればなんとなく理解はできそうな文章だ。おそらくわたしの愛称であるイッルを使っているところは私的な文章で階級を使っているところはおそらく公的なものだろう。
わたしが知っている事で3人の人物が関わることは一つ、まず間違いなくカールスラントとオラーシャの秘密同盟のことだろう。そしてこの文章から読み取れることは三国のうち一国が同盟から離脱したことを知らせている。それがどこかは後半の文章で知らせてきていて同じ雪国出身の友人とさらに強固な友情を結んだとあるからこれはオラーシャだ。なら必然的に離脱したのはカールスラントとなる。
ここまでの文章で一つ気になるのはオラーシャとさらに強固な友情を結んだとあるがこれがどの程度のものなのかと言うことだ。純粋な軍事同盟なのか、それともさらなる経済的な援助を約束しただけなのか。
「元帥が小心者のとかそれはないだろ」
散々元帥の悪辣なところを見てきているエイラとしては俄かに信じ難いことだ。
「いや違うな。前後の文章が友人について書いてあるからここの文章も元帥じゃなくてスオムスについて書いていると考えるのが自然だな」
スオムスにとって全てが終わった時ってなんだ?国が滅ぶ?いや違うこれは全てが終わった時に二カ国と仲が悪いことによってスオムスが危険な状態にならないように最低でも一方と仲良くしたいと考えているんだ。ならこれはネウロイとの戦いが終わった時と考えるべきだ。
スオムスの位置は両国にとってかなり重要だ両国の間に緩衝地帯が無いから大戦前はたびたび国境で軍事衝突が起きてニュースになっていた。もし両国が戦争になればカールスラントはオラーシャ側面を突くよう要請するだろうしオラーシャはスオムスに攻めないように要請するだろう。なんならバルト海の方からカールスラントが来る可能性さえあった。そうなると有事の際の軍事同盟まで視野に入った同盟関係になったと考えるのが妥当かな。
「雪国の友人を大切にしろって言うのは多分サーニャのことだろうからこれは言われなくても大切にするからいい。けどこの追伸はなんなんだ?そもそもどうして大使館経由じゃなくて郵便なんだよ。元帥にしては軽率な気がするけど」
公的とも私的とも取れる純粋な忠告?仮にこれが公的なものなら親しい友人や家族はおそらくスオムスの人間と言うことだ。長生き、つまり死なないためのコツは信じすぎない事ということはまさかスオムス内に裏切り者がいると元帥は考えているのだろうか?だから大使館からではなく直接郵便で送ったと言うことかなのか?
直接問いただしたいけどあまり手紙のやり取りをしすぎてもかえって怪しまれそうだしお礼の返事に内容を理解したってことだけ書いて送ることにした。
ストライカーユニットの双発機ってどうなってんですかね?
ティーガーがめちゃくちゃでかいから似たような感じの物体が空を飛ぶとか?うーん、シュール
そもそも存在しているのかわからないですし両足にエンジンあるからある元々双発機とも取れるからなんともいえないか。