指揮官と愉快なKAN-SEN達   作:ジン・フィリア

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気付けばUA1000って...マ?


3.恋ってなんだっけ

第一次指揮官争奪戦争が無事(?)終結し、指揮官が各勢力トップの会合に参加した後。

指揮官は執務室でまたも机に肘をつき手を組んで険しい表情をしていた。

 

巧「............諸君、俺から君たちに重大な発表がある。どうやら俺は加賀二名のことが好きらしい。まあ、待て早まるな。なに?今更タグ回収してんじゃねぇよハゲ!だと?うるせぇ!俺はまだハゲてねぇ!まだフサフサだ!つーかてお前らのほうがハゲてんじゃねぇのか!?....ゴホンッ!さて、話が逸れてしまったな。話を戻そう。明石の圧に負けて指輪を買ってしまったのだが....すでに一個持っていたのだ....つまるところこれが意味するというのは....加賀を二人とももらっちゃえば重婚ならなくない....?(名推理)」

 

空母加賀「何を言ってるんだ指揮官...はっきり言うが最低の物言いだぞ?」

 

あるぇ?どうしてぇ?

 

戦艦加賀「どうした私よ?いいではないか。お前は私で、私はお前だ。」

 

それに、と戦艦加賀は続ける。

 

戦艦加賀「強き者には多くの妻が侍ると聞く。私もお前もその妻となるということ。つまり、指揮官は強き者ということだ!」

 

巧「そんな理由が通るわけ....」

 

空母加賀「そ、それもそうだな!」

 

巧「いや、通るんかーい!!....ってまてまてまて!そも重婚あかんくね?ってなってるのになんでその方向で解決しようとしてるんだYO!!」

 

空母加賀「そ、そうか?いや、しかし....赤城姉さまと天城姉さまにバレればどうなるかわかったもんじゃないな....」

 

戦艦加賀「その時は私とお前が戦えばいいだろう?なに、戦力として指揮官も数えられるわけだ。何とかなるだろう。知らんがな。」

 

巧「いや、わからんのか....と、とにかく!お前たちにはこれを貰ってほしい。」

 

巧はやれやれと首を振った後指輪を二個取り出し、二人に渡す。

 

加賀「「期待しているぞ?指揮官。」

 

巧「お、おうよ....」

 

巧「へへっ....やべぇぜ....なんだか背後から視線を感じるんだが....この部屋は3階だ...流石に誰もいないよな。」

 

と言って振り返るとそこには窓からこちらを覗く赤城の姿が....

 

巧「ぎゃああああああ!?」

 

空母加賀「ね、姉さま!?」

 

戦艦加賀「チッ....もう嗅ぎつけたか...相変わらず指揮官のことには規格外な奴だ....」

 

巧の悲鳴で窓の外を見た加賀は苦笑いする。

 

天城「指揮官様.....私に優しくしておきながら....加賀に渡すのですね...」

 

巧「ふぁっ!?天城いつの間に入ってきた!?」

 

戦艦加賀「天城さん....」

 

空母加賀「天城姉さま....」

 

ここで退路を確保するため窓の外を見る。赤城はすでにいない。

 

巧「ならばっ!逃げるんだよォ!」

 

窓をぶち破り執務室から飛び出す。

 

三人「指揮官(様)!?」

 

巧「だぁっはっはっは!!これで....「指揮官様ぁ!お待ちしてましたわぁ~!!」なにぃ!?」

 

飛び降りようとした先には赤城。

赤城めなんという策士....いないと思わせて下で待ち伏せるとは......

 

巧「だが、甘い!砂糖をぶっかけたおしるこより甘いぞ赤城!お前の予測は俺が戦えない指揮官ということ!俺は戦えるんだよォ!!」

 

落下の勢いのまま赤城に向けて踵落としの体制をとる。

 

赤城「....ッ!」

 

巧「チェストォオオオオオオ!!!」

 

ドゴォオオンと音を立てて土煙が巻き上がる。

赤城はぎりぎりで離脱をしたため攻撃こそ貰わなかったものの、あれを真っ向から受けていたら...と戦慄する。

周囲にはあまりの轟音にKAN-SEN達が集まっていた。

 

巧「悪いが赤城....俺はお前にここで喰われるわけにはいかないんでな。」

 

土煙が晴れると、到底()()にはできないであろう程の大きさのクレーターができている。

もちろんそこに立っているのは指揮官....阿笠巧だ。

 

赤城「....まさか、指揮官の戦闘能力がここまでとは...驚きですわ...」

 

赤城の頬に冷や汗がつたう。

 

赤城『指揮官の戦闘能力を高く見積もっても達人級と思っていましたわ...』

 

自分の見込みの甘さに思わず心の中で毒を吐く。

明らかに私たちKAN-SENと互角で戦える超人レベルだ。

赤城は艤装を展開すると油断なく巧を見据える。

 

巧「.......」

 

巧はクレーターから出ると真っすぐ赤城を見据える。

 

赤城「........」

 

赤城は指揮官の存在感に気おされながらもしっかりと見据える。

次の瞬間、指揮官はすでに赤城の目の前に迫っていた。

 

赤城「えっ.......」

 

巧「すまん、赤城。」

 

巧は反応できなかった赤城の腹部に拳を当てると、凄まじい衝撃が赤城の体を突き抜ける。

何が起きたかわからないといった表情のまま赤城は意識を失った。

周りからはざわめきが起こる。何故ならこの母港で10位以内に入る練度を誇る赤城が一瞬で倒されたのだから。

巧はそんな周りを気にせず気絶した赤城を受け止めると近くまで寄ってきていたベルファストに赤城を託す。

 

巧「ベルファスト、すまないが赤城を寮で休ませてやってくれ...」

 

赤城「きゅぅ......」

 

ベルファスト「ご、ご主人様はどちらへ!?」

 

巧「俺か....?俺は....やべー奴らから身を隠すんでな!」

 

走っていった指揮官をベルファストは追いかけることもできずに見ていることしかできなかった。

もうすぐUA10000突破しそうなので、突破記念誰がいい?

  • 大鳳
  • 赤城
  • 天城
  • ベルファスト
  • 加賀二名
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