巧「はぁ.....まったく、どうしてこんなに愛が重いKAN-SENが多いんだ....」
大きくため息を吐いた巧は広場のベンチに腰を下ろす。
巧『いやぁ....愛されることには悪い気はしないんだがな....いかんせん重たい。特に大鳳。なんだよあれ。クッッッッソヤンデレじゃねぇか!?赤城でもやばいのにその上を行くとなると相当だぞ!?』
などと心の中で愚痴を言っていると後ろからヌッと大鳳が現れる。
大鳳「指揮官様、お困りですか?」
巧「うぉあ!?た、大鳳か...脅かすな...今心臓止まりかけたわ。」
大鳳「し、指揮官様!それはいけません!今すぐ医務室に向かいましょう!」
巧「い、いいから離せ!?止まってないから!」
しぶしぶ腕を抱え込んだ大鳳を離れさせると改めてため息を吐く。
巧『愛が重くなければな....とてもいい女なのだが.....世話焼きで、とてもえっちで....自分に一途なのだが....どうにもこうにも俺に執着しているのが玉に瑕だな。』
巧「それで、何か用があったんじゃないのか?」
大鳳「....?指揮官様がお呼びでしたよね?」
巧「ん?いや、呼んでは....」
巧は待てよ?と考える。確か大鳳は俺のことならなんでも知っていると言っていたな.....ということは、だ。
巧『さっき俺が思考した断片的に読み取ってこの場に現れたということか!?(※違います)流石はヤンデレということか....恐るべし、大鳳。」
かたや大鳳は...
大鳳『指揮官様は私を呼び出しておきながら、なぜ何もおっしゃられないのでしょう?もしかして、私を放置して試しているということなのですね!?(※違います)これも一種のプレイなのですね!?(※違います)』
大鳳はへへへ...と顔を蕩けさせていく。
その光景をみて巧は顔が青ざめる。
巧『ふぁっ!?なんだこいつ!?急に顔を蕩けさせてやべー奴じゃねーか!!ってもとからか....こいつ、俺が相手だと性的興奮を覚えるみたいでな....積極的にセクハラしてくれんとばかりに誘惑してくるし....加賀、助けてくれ....俺の貞操の危機だ.....』
戦艦加賀「....指揮官に呼ばれた気がするが.....」
天城「王手です。」
戦艦加賀「なっ.....あ、天城さんもう一度だ!」
どうやら戦艦加賀は天城と将棋中のようで来る気配はなかった。
空母加賀は赤城と海域に出ているのでこれるはずもなく.....
大鳳「指揮官様....♡我慢しなくてもいい...ですよ....?」
巧は本能で理解する。このままだとヤられると。
思い出せ、思い出せと思考を巡らせる
巧『考えろ考えろ!考えることをやめるな!この状況を打破する方法を思いつくんだ!このままだと確実に喰われる....!!大鳳の弱点....弱点....そういえば!こいつはアルバコアが苦手だった!!今から念力でアルバコアを呼び出せば....いや、もうすでに遅い!?ていうか、なんでこいつは俺に呼ばれたなどと言っていたんだ.....?』
どうすれば....どうすれば助かる....?と、とりあえず.....!
巧「逃げるんだよォ!」
しかし 巧は 回り込まれてしまった!
大鳳「指揮官様....?どこへ行こうというのですか?」
巧「なにぃ!?」
ここは....強行突破するしかないか....例えこいつが重度の俺依存症であったとしても、あまりKAN-SENを傷つけたくはないのだが.....仕方あるまい。
巧「.....悪いが大鳳。無理にでも押し通るッ!」
巧は八極拳の構えをとる。
大鳳「仕方ないですね....大鳳がお相手して差し上げますわ....」
大鳳は艤装を展開すると険しい表情をする。
大鳳『指揮官様と戦う流れになってしまったけど....あの一航戦の赤城さんを一撃で戦闘不能にさせる戦闘力を持っているとは思えないけど.....警戒しておかなきゃね.....』
大鳳は油断せず身構えると巧は赤城との戦闘と同じ要領で瞬きした瞬間に大鳳の懐へと一投足で潜り込む。
大鳳「.....くっ!」
なんとか大鳳は艤装で巧の拳を防ぎ距離を離すと異変に気付く。
大鳳「艤装が....凹んでる!?」
KAN-SENの艤装はそう簡単には凹んだり傷ついたりは絶対にしない。
その艤装が巧の拳の形で大きく凹んでいた。
巧「すまない、どうやら威力の加減が甘かったようだ。」
大鳳「指揮官様....私を本気で倒すつもりで....?」
巧「ああ、俺は行かねばならない。加賀のもとへ。」
大鳳「......っ!そうですか.....」
大鳳はまた加賀かと心の中で毒吐く。
大鳳『いつも、いつもいつも。いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも!!!指揮官様、貴方は加賀ばかり.....!!!私のことも...見て。』
大鳳の表情が暗くなったと思った瞬間にドス黒いオーラが巻き上がる。
巧「大....鳳....?」
大鳳「私が冠するは諦めを知らない者の名よ.....」
大鳳は艤装を再展開すると両手にクロスボウを持ってこちらに向けてくる。
巧「いや、正気じゃない....」
元から正気じゃないだろって?ハイそこ、私語厳禁。
危機を感じた巧は慌てて左に避けると膨大なエネルギーを纏った矢が巧の腕僅か10㎝程の位置を飛んでいき地面を砕く。
巧「大鳳....お前使えたのか....」
大鳳「ふふ....本来はセイレーン相手に使うつもりだったのですけど....指揮官様が悪いんですよ....?」
そう言って再度クロスボウを構える。
巧「チッ....連射可能かよ....しかたないな....悪いKAN-SENに灸を据えてやる。」
巧は左の拳を引き右手を突き出して腰を低くする。
巧「限界....突破ッ!....お前を倒し!私は進む!くらえッ!!....ファイナルヘブンッ!!!」
大鳳がクロスボウを発射する瞬間に巧は踏み込んで大鳳をすれちがうように通り過ぎる。
大鳳が悲しそうな顔でこちらを見た瞬間光の柱が大鳳を中心にして立ち昇る。
巧「............どうしてこうなった。」
些細なすれ違いのはずなのに、なぜ戦闘に発展して大鳳を気絶させたのか....コレガワカラナイ
もうすぐUA10000突破しそうなので、突破記念誰がいい?
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大鳳
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赤城
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天城
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ベルファスト
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加賀二名