Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 あの高飛車が出ます。


イギリス代表候補生襲来。

「ちょっと、宜しくて?」

 「「??」」

 一夏と閃光が勉強している中二人は後ろから来た声に何だと思って

振り向いていたのは・・・。

 鮮やかな金髪をして僅かにロールがかかった貴族みたいな感じの少女がいた。

 このIS学園では他国からの生徒も受け入れているためクラスの半分がそうである。

 因みに・・・。

 『一夏君、万が一に備えて英語も勉強しといてね。』

 日室からそう言われて英語も勉強させられた。

 「訊いてます?ご返事は??」

 そう言うと一夏はこう答えた。

 「あ、ああ。訊いてるけど・・・どういう要件だ?」

 そう言うと目の前にいる少女はワザとらしくこう言った。

 「まあ!何ですの、そのお返事。私に話しかけられるだけでも光栄なのですから

それ相応の態度というものがあるんではないかしら!?」

 「・・・・(うわあああ・・・・。)」

 一夏はげんなりとした表情でこう思っていた。

 「(はあ、今どきかよ。)」

 このご時世、IS操縦者は国家の軍事力であるのだが何を如何はき違えたのかどうか分からないが女性は偉いというあほな風評が広がってしまったのだ。

 そして一夏はこう答えた。

 「悪いな、俺君が誰か知らないし。」

 そう言うと吊り目を細めて如何にも男を見下した口調でこう言った。

 「私を知らない!?この『セシリア・オルコット』を!??

イギリスの代表候補生にして入試主席のこの私を!!??」

 そう言うと閃光がこう言った。

 「済まないがそれは貴様の国にのみであろう。他国の・・・然も候補生くずれがきゃあきゃあ喚くな。それだけ名乗るのなら最低でも『ヴァルキリー』クラスに

なってからモノを言え。」

 淡々とそう言うが正直・・・毒を吐いているぞと一夏はそう思っているが周りも

同じ気持であった。

 「本当よねえ。」

 「そんなに有名になりたきゃそれくらいになりなさいよ。」

 「そう言えば聞いた?1学年上の生徒に国家代表生がいるんだって。」

 「何!そっちの方が有名じゃん!!」

 「代表生と候補生じゃねえ・・・・。」

 そう言うとセシリアは閃光に向かって怒鳴るようにこう言った。

 「貴方!よくも私に恥を!!」

 そう言うと閃光はこう返した。

 「貴様が言ったからだ。正直言えば候補生如きで満足するようではこの先やっていけんぞ。」

 そう言うが一夏はそれを聞いてまさかと思っていた。

 嘗て教えてくれた簪には・・・1つ年上の姉がいるのだ。

 然もロシアの国家代表生に2年から決まっただけではなくISを一人で

作ったという噂が流れているのだ。

 だから最初は姉に追い付こうと必死になっていたが本音と日室の説得と

一夏と閃光の言葉を聞いて今は人の力を借りてでも姉を追い越そうと

頑張っているのだ。

 そして目標も出来た。

 『何時かモンドグロッゾに出てお姉ちゃんに勝つ!』

 その気持を持つようになったのだ。

 一夏は姉を支えて行きたいという思い。

 閃光は双子の姉の自由っぷりに対する文句。

 それらが今の簪にとっての原動力である。

 それを聞いてセシリアはさらに顔を真っ赤にして反論しようとすると・・・。

 キーンコーンカーンコーン。

 またもやジャストミートなタイミングでチャイムが鳴った。

 「っ・・・・!!また後で来ますわ!逃げないことね!!よくって!!??」

 「逃げるなんて誰もしないわ。」

 馬鹿がと言って閃光は席に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それではこの時間は実践で使用される各種装備の特性について説明する。」

 「・・・今回は千冬姉か。」

 一夏は教壇に立つ千冬を見てそう言った。

 余程大事な事なのであろう、あの山田先生までノートを手に持っているのだ。

 然しふとした感じで千冬がこう言った。

 「ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を

決めないといけないな。」

 そう言うと千冬はこう説明した。

 「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会が開く

会議や委員会への出席等が義務付けられている。」

 「それとクラス対抗戦というのはまあ、今現段階では大した差ではないが

入学時点での各クラスの実力推移を測って向上心を育てさせるものだ。」

 「では決めてくれ。自薦他薦は問わんぞ。」

 そう言うとクラスの何人かが手を挙げて・・・こう言った。

 「はい!織斑君を推薦します!」

 「私もそれが良いと思います!!」

 そして何名かがそう言うと千冬はこう締めくくった。

 「織斑一夏・・・他には?」

 そう聞くと一夏は立ち上がってこう言った。

 「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなのやらないぞ!!」

 そう言うが千冬は周りを見てこう言った。

 「まあ仕方がないか、『織斑一夏』にクラス代表を任せることとなったがなった以上は役目を果たせ。それが人間の最低限の礼儀だ。」

 腹くくれと言うと一夏はげんなりとしながらこう言った。

 「そんなああ~~~。」

 そう言うと・・・突然甲高い声が遮った。

 「待って下さい!納得がいきませんわ!!」

 ばんと机を叩きながらそう言う少女・・・『セシリア・オルコット』が

そう言うが・・・ある一言が・・・・。

 「そのような選出は認められませんわ!」

 彼女の・・・。

 「大体男がクラス代表になるなんて言い恥さらしですわ!!私にそのような

屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか!?」

 ・・・運命を狂わせてしまったのだ。




 何時読んでもこいつ・・・阿保だ。
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