「あらあら~~、修羅場ねえって言うか箒ちゃんクラスの子がいたとは
驚きねえって一夏君も罪な男よねえ。」
雪子叔母さんはにこやかにそう言いながら箒の私服を持って来ていた。
「(多分お祭り回るって思うから服はここに置いておきましょう。)」
そう思って雪子叔母さんは服を部屋の前に置いて行くとこう言った。
「箒ちゃん、服置いておくからバッグも一緒だから忘れないようにねエ。」
そう言うと一夏は箒に向けてこう言った。
「それじゃあ箒が着替え終わったらお祭り回るか。」
そう言うと全員が頷いて出て行った。
そして箒は寝ていた状態から一夏達が出て行った事で着替えようと思って
立ち上がって近くにある鏡で自分を見た。
どう見ても大きすぎる胸により着ていたであろう着物が胸を中心に着崩れており
正直な所着物など着れる訳が無いと分かってはいるが矢張りとそう思い・・・。
「は~~、やっぱり邪魔だなあ。」
そう呟いきながら着替えることとなった。
「よう、箒。大丈夫か?」
「いや、大丈夫だ。・・・それより何処から行くか?」
箒はそう言いながら周りを見渡していると・・・エルベが2人に向けて
こう聞いた。
「あれは何ですの?」
そう言って指さした場所にあったのは・・・金魚すくいである。
「ああ、あれは《金魚すくい》だな。水槽にある金魚を
どれだけ『掬う』って言う奴だけど。」
そう言うがエルベは成程と言ってこう続けた。
「詰まる話があの中にいるお魚さん達を『救う』と言う奴ですか・・・
動物愛護法とかに抵触致しません?」
「・・・どうだろう。」
それを聞いて一夏も確かにとそう思ってしまった。
然し箒はこう言った。
「ならばあそこで遊ぶとするか。」
「「「「え????」」」」
今のを聞いて何故すると特に閃光がそう思っているが箒は・・・
一夏の手を取って引っ張っていった。
「ほら行くぞ一夏!」
「ちょ待てよ!」
一夏は箒に腕を胸で挟まれながら引っ張られていった。
「ああ、待て一夏!」
「い、一夏さん!!」
閃光とチェルパは一夏を追いかけていくのに対してエルベ達は
どうするかと聞くと取敢えずついて行くこととした。
「ポンチョ、2人お願いします。」
「オオ良いぜ兄ちゃんって・・・別嬪さんしこたまこさえて羨ましいねエ!
良し!!そっちの姉ちゃん達2人もやってみな!兄ちゃんが全額払うからよ!!」
「ええ・・まけて欲しいぜ。」
「ハハハ!モテ男には厳しいんだよ世の中な!!」
金魚屋の店主はそう言いながら閃光達にも手渡すと閃光がチェルパに
ルールを軽く教えた後に箒がこう提案した。
「どうだ、これで少なかった方が奢ると言うのは。」
それを聞いて一夏達はこう答えた。
「オオ良いぜ!」
「望むところだな。」
「同じく。」
そう言って・・・試合が始まった。
そして・・・。
「焼きそば旨いなあ。」
「ふむ、たこ焼きも中々。」
「この綿菓子フワフワしてて美味しいですわあ。」
「あら?このりんご飴って言うの結構いけるわね。」
「うふふ・・・フランクフルトも良いですね。」
「くう・・・何故負けたのだ。」
箒はそう言いながら・・・ズーンと言いたげな様子で落ち込んでいた。
あの時数は互角だったのだが・・・ハプニングが起きたのだ。
『うわあ!一夏取ってくれ!?」
『何で胸に入るんだよ金魚が‼!』
『スケベな金魚もいると言う事だな。』
『・・・私も。』
『やるな!』
箒の胸の谷間に金魚が入ると言うハプニングが起きたがために負けたのだ。
「くう・・・勝負に水を差しおって。」
「ああ、k」
「金魚だけになと言うなよ一夏。」
「何で俺の考えている事分かるんだ!?」
「相棒だからな。」
当然だぞと閃光はたこ焼きを頬張りながらそう言うと次何処行くかと言う話となっている中で・・・声が聞こえた。
「あれ・・・一夏・・・さん?」
「?」
一夏は自身の事を呼んだ感じがしたので振り向くとそこにいたのは・・・。
「おー、蘭か。」
蘭がそこに立っていたのだ。
数人の少女達と共に。
すると一夏は蘭に向けてこう聞いた。
「後ろにいるのって・・・友達か?」
「ああ、はい。生徒会メンバーで今日遊びに。」
そう言って蘭は・・・閃光と他の面々を見てこう聞いた。
「あのう一夏さん・・・あの人たちは?」
そう聞くと一夏が紹介した。
「おお、サラにエルベにチェルパ、そして幼馴染の箒だ。」
そう言って紹介した後に蘭は・・・先ずはエルベを見て・・・
サラとチェルパの胸を見て・・・最後に箒の圧倒的なバストを見て最後に
自身を見て・・・フッとほろりと涙を浮かべてこう思っていた。
「(無理だ・・・ギリギリエルベさんは良いとして箒さんは絶対に無理だ。)」
そう思って涙を流していると一夏は慌ててこう言った。
「おい大丈夫か蘭!?」
「いえ・・・大丈夫じゃ・・・ないかも。」
そう言っていると少女達がこう言った。
「会長、おいたわしや。」
「無理ないよ一年程度であそこ迄戦闘力が違うと。」
「アタシ・・・自信が砕け散った音が聞こえたわ。」
そう言う声が聞こえた。
そして上空。
「姫様、もう間もなく所定の空港ですが。」
「彼は何処に?」
「『篠ノ之神社』にいるとエージェントから報告が。」
「そう・・・なら目的地変更よ。」
そういう少女の声はこう続けた。
「『篠ノ之神社』にね♪」
次回は新キャラ登場!!