そして一夏達が戻っていくと・・・閃光達が大慌てで作業しているのを見て
すぐ様に戻ろうとすると・・・突然襟に何かが引っ張る感じと同時に後ろに
連れて行かれたのだ。
「ぐえ!」
「あらごめんなさいね織斑君♪」
そう言って現れたのは・・・メイド服を着ている楯無であったが一夏は楯無を見てこう言った。
「お嬢様、我が店では変態は入店禁止とさせていただいておりますので
お早めにお帰り下さい。」
「ちょっと誰が変態よってあの後から私織斑先生にボコられるは簪ちゃんから
嫌われるわ教官からは冬休みの訓練が数倍増やされてけちょんけちょんなのに
未だ酷い事する気なのおー------!!」
「お生憎ですが自業自得ですので恨まれはないですよ。」
「酷い!姉弟揃って鬼の権化よ!!折角企画があるから一夏君にも
参加してもらおうと思ってるのに!?」
「ではさっさと代役立ててお帰り下さい。」
「ああ御免ね、もう無理って言うか既に喧伝しちゃったから貴方の参加は
強制決定よ♪」
「何しているんですか貴方は!?」
って言うか何様なのと言うと楯無はにこやかに笑ってこう答えた。
「生徒会長よ♪」
そう言って扇子を開くと・・・こう書かれていた。
『唯我独尊』
「・・・因みにこれ閃光達には?」
「ああ、言っていないからじゃあねえ。お昼ごろにねえ♪」
そう言って立ち去るのを見て一夏はマジかよと思いながら・・・
閃光に電話した。
そして1時間後。
第四アリーナの着替え室にて。
「一夏君~、ちゃんと着た~~?」
「・・・・・」
一夏は黙って着替え終えると楯無は・・・カーテンを開けてこう言った。
「開けるわよ。」
「開けてから言う事か!?」
「何だちゃんと着てるじゃない、お姉さんがっかり。」
「何なんですか貴方は・・・・!!」
一夏は今にも殴りたいと思っている右腕を震わせながら自身の
今の格好を見てこう呟いた。
「これ如何見ても・・・王子様だよなあ。」
はああっとため息を漏らしていると楯無は冠を付けてこう言った。
「はいこれ王冠ね。」
そう言って一夏の頭に王冠を被せると楯無はこう言った。
「それじゃあもうすぐ始まるからね♪」
そう言って離れて行って一夏も仕方なく・・・向かって行った。
一方クロッシングリンクルーム。
「こちら『ライトニング』、『サマー』が出てきた。そちらは?」
「こちら『ストーム』、何時でも良いわよってよく見たら
箒とベルがいるわね?」
「こちら『スノウ』、大方商品に目が晦ましたのではないのかしら
(´∀`*)ウフフ。」
「怖いですわよ『スノウ』、その笑い声。こちら『ノワール』、『ドール』と
リンク成功、何時でも行けますわ。」
「こちら『ドール』、『ウインター』と放送室前にいるわ。
何時でも突撃準備完了ヨ。」
そう言っていると・・・日室が全員に向けてこう言った。
「それじゃあ作戦名『シールドデッド』、施行するねえ。って・・・
良いの『ヘアピン』?徹底的にするかもよ『ウインター』?」
「構いません、寧ろ・・・あの阿保がこれ以上馬鹿やらないうちに
徹底的にのしちゃってください。」
そう言う声が聞こえると・・・『ウインター』からこの様な声が聞こえた。
「クククク・・・あの阿保が、今度は手加減抜きで・・・コロソウ。」
ククククと地獄の大魔王ですら裸足で逃げだす事間違いなしの殺意を感じたので日室はどうなっても俺知らねえと言わんばかりに通信を聞いていた。
そんな事露知らずに一夏はというと舞台に立っていると・・・楯無が
アナウンスする声が聞こえた。
『昔々ある所にシンデレラと言う少女がいました。』
「あ、これって『シンデレラ』なんだ。」
一夏はそれを聞いてほっとしていた。
何せ知らない物語であったらどうしようと思っていると・・・楯無は
こう続けた。
『否!それは名前などではない!!幾多物舞踏会と言う名の戦場を駆け抜け、
群がる敵兵をなぎ倒し、灰燼を纏う事さえ厭わぬ地上最強の兵士達!!
彼女たちの事を人はこう呼んだ・・・・・
・・・・・『灰被り姫(シンデレラ)』と!!!」
「はい!?」
一夏はそれを聞いて何でと思っていると・・・楯無は更にこう続けた。
『今宵もまた血に飢えたシンデレラ達の夜が始まろうとしている!
王子の冠に隠された隣国の軍事機密を狙い舞踏会と言う名の死地に少女達が舞い』
『ほう・・・死地がお望みか楯無?』
突如としてズシンとプレッシャーが観客全員に襲い掛かるかのように
重くのしかかるような感触に丁度見ていた鈴がガタガタ震えながらこう言った。
『ち・・・千冬シャン?』ガタガタガタガタ
「ウォォォォォォォォイ!?大丈夫かよ鈴!!」
「鈴さんがまるで震える子犬みたいになってるー-!!」
弾と蘭がそう言って恐怖している鈴を慰めようとしていると・・・
千冬がこう続けた。
『貴様・・・誰に断ってこの劇を認めて貰ったのだ?』
『ええとですね・・・その。』ガタガタガタガタ
何やら震えるような音が聞こえるが千冬はこう続けた。
『然もだ、商品として織斑との相部屋とか誰が承認したのだエエエエ?』
『いやあのですね!これは・・・マリアナ海溝よりも深い理由が』
楯無がそう言いかけるが・・・千冬は静かにであるがこう言った。
『お前は私を怒らせすぎたようだ。』
その言葉と同時に・・・ドン!と言う音が聞こえたが楯無がそれを見て
悲鳴交じりでこう言った。
『アイエエエエエエエエエエ!!ナンデドウシテ!?ドウシテ
オリムラセンセイノカミガコンジキニ!!』
『おらは怒ったぞ!!フリ〇ザー------!!』
『ちょっと待って私フリ〇ザじゃないってプギャアアアアアアアアア!!』
その声と共に放送室から・・・楯無がお城のセット目掛けて
飛び出してきたのだ。
そしてセットにぶつかると・・・金色の長髪とかした千冬も飛び出してきて・・
・・・・・目を赤くして楯無を殴り飛ばした。
「グペア!?」
そしてその儘殴り飛ばされて床に叩きつけられるが千冬は其の儘・・・
「アおオオォォォォおおおおおお!!」
某汎用人型決戦兵器が自我を失って暴走するかのような状態
(旧テレビ版)みたいな感じで楯無を殴り始めたのだ。
何度も・・・何度も・・・何度も・・・・
・・・・・床が割れる迄殴る音は止まらなかった。
因みにだが・・・。
箒「一夏!千冬さんがキレてしまったぞ!!」ガタぶる
ベル「一夏・・・止めようよ。」ガタぶる
一夏「いや無理だってって言うか2人とも離れてって胸が挟まってるって!!」
一夏を中心に箒とベルが抱き着いていた。