『遂に始まりました!第8回IS学園主催キャノンボール・ファスト選手権!!
この晴天の中私実況司会者の『黛 薫子』と!』
『アシスタントで元倉持技研科学者兼現IS学園整備課教師の日室 哲の2人で
送るからねえ~~。』
黛と氷室が互いに自己紹介する中『薫子』は日室に向けてこう聞いた。
『いやあ、今年は異例の一年生も出場が可能となっておりますがその理由は何だと思われますか日室さん!?』
『そうですねえ、まあ大体俺が造ったクロッシングリンクが原因なんだろうねえ。初めてのシステムだから色々と試したいっていう国の色んな思惑が
絡まっているだろうけど一年生の皆には取りあえずの所楽しんでもらえれば
それで良いんですよねえ。』
日室がそう言うと黛はさてとと言って紹介した。
『それでは一年生選手の入場です!エントリーナンバー①の
織斑一夏君&白好閃光ペア!機体は白銀・双翼!!』
そう言って現れたのは一夏と二機の鳥型の機体であった。
『おおっと!これは新型ですが日室先生あれは何でしょうか!!』
『あれは白銀用に造った鳥型の支援随伴機ですよ、合体も出来ますし単体での
攻撃も可能となっているんですよ。』
『ほほお、それでは次はエントリーナンバー②のエルベ・シャイル&
サラ・ジョゼスターフペア!機体は黒鉄・深緑!!』
そういうと同時にエルベが黒鉄に搭乗して現れた。
『さあ熱気渦巻く中エントリーナンバー③のベル・アタラシア&
クディラ・ライナペア!機体はブラック・ストライカー!!』
そういうとベルがブラック・ストライカーと共に現れたが何やら
今までと違った武装を持っていた。
ストライク・ウイングのウイングが一対二枚から三対6枚の大型ウイングに
なっていたのだ、更に武装にはワイヤーアンカー発射装置がそれぞれ翼に
一つずつ保有しており機動性は高いと見受けられた。
『エントリーナンバー④の篠ノ之 箒!機体は紅華!』
そう言って箒が現れるが当の本人は何やらISスーツを気にしていた。
「ゥムムム・・・夏休み前に買ったこのISスーツ・・・胸らへんもそうだが
尻らへんも窮屈だ・・・また買いなおしになりそうだ。」
そうぶつくさ文句を言っているようだが仕方あるまい。
何せ謹慎明けから買ったISスーツが窮屈になっており所々に
伸び切っているのだ。
まあ何せ当時はNcupだったのが今やPcupになっているからこれ以上は使えないと普通なら思うだろうがそれを見ていた男性人たちは鼻の下を長くしていた。
『それではエントリーナンバー⑤ミシェル・ドゥ・ラ・ルクーセンブルク&
チェルパ・シェルフペア!機体はフォース・クイーン蒼狼!!』
そう言って現れたのは蒼狼を装備しているフォース・クイーンに搭乗している
ミシェルであったが箒をも上回るであろう超乳にうおおおおおおお!!と声援が
巻き起こったが女性陣からすれば・・・卑怯だ嘘だ私の努力返せなど
意味不明なこと言いながら現実に打ちのめされていた。
『女として私は今この現実に打ちのめされてるから大声でこの呪詛を彼女たちに送りたいのを耐える私は自分に表彰したいところですが公私は分けるのが私流!
続きと参りましょう!!』
『男としては俺どうイヤア良いのこの状況?』
アハハと乾いた笑いを言う日室を他所に自己紹介は続いた。
『エントリーナンバー⑥の更識簪&布仏 本音ペア!機体は打鉄弐型・赤皇!』
そう言って簪が赤皇に乗って現れるのを見て全員あれは何なんだと
狼狽える様子で簪を見ているが当の本人は機体のチェックで
それどころではなかったのだ。
そして最後にと言って『薫子』はこう紹介した。
『エントリーナンバー⑦!ラッキーナンバーが出たこの選手の名は・・・
シャルロット・デュノア選手!
機体はラファール・リバイブカスタムⅢ・ライダー!!』
そういうと同時にぶおおおおおおおおん!!というけたたましく轟く轟音に一体何なんだと思っていると現れたのは・・・・・
「フフフフフフフフフフフ。」
異様にも黒い笑みを浮かべて目の光がハイライトオフになっている
シャルロット・デュノアと・・・
・・・・・オレンジのバイクに跨っているラファール・リバイブ・カスタムⅢがそこにあった。
『ええと・・・日室先生あれは何なんでしょうか?』
『バイクでしょただの。』
『薫子』の言葉に日室は一瞬でそう答えるが『薫子』は・・・慌てた様子で
こう続けた。
『いや待ってくださいっていうかええあれってありなんですかISが
バイクに乗っているってそんなのありなんですか!?』
『ありじゃね?だって簪ちゃんだって赤皇使ってるんだし。』
『いやあれは完全にIS戦におけるPICの意味ないじゃないですかって
これじゃあ只のレースじゃないですか?!』
『けどルールブックによるとバイクを使ってはいけないって書かれてないから
別に良いんじゃないの?こういう理不尽な技術を受け止めるのも技術者としての
大切な素養だよ?』
『いや待ってください私まだ常識捨てたく』
『『薫子』ちゃん・・・常識は技術屋にとって不要!必要なのは
寛容な心の広さと同時に技術に対する飽くなき冒険心が必要なんだ!!見たまえシャルロット・デュノアのあの表情を?!あれこそが
後のISパイロットにとって必要な未来ある目なんだ!』
日室はそう言うが『薫子』は嫌と言って・・・こう続けた。
『アレ完全に目の光仕事してませんよっていうか完全に闇落ちして
ぐだになってますよあれ!下手したら包丁持って『石寄越せ!』って言いながら
追いかけてきますよあれ!!既に二頭身になってますよいや本当に精神大丈夫なのシャルロット・デュノア選手!!』
『薫子』がそう言うが当のシャルロットはと言うと・・・これしかなかった。
「フフフフフフフフフフ。」
狂ったように小さく笑っていることしかわからなかった。
取りあえずの所ルール説明から入ります。