「え?力って・・・。」
ーー何故欲する?力を持って何をする。
黒のワンピースを着た少女が一夏に向けてそう聞くと一夏は暫く考えて・・・
こう答えた。
「俺は前までは力があれば何でもできるって・・・守れるって思ってた、
けど・・鈴の事があってそれで力があっても守れるために速く行けるように
ならなきゃいけないって思ってたんだけど・・・日室サンが言ってたんだ。『力があるだけじゃだめ』だって・・・閃光と一緒にいて・・・戦って・・・
俺一人の力で出来ることなんて本当に限られてるんだなって思うんだ。」
ーー・・・・・
「だから俺は皆と一緒に強くなりたいんだ・・・大切な仲間を守るために。」
「じゃあ・・・行かなきゃね。」
白のワンピースを着た少女がそう言うと黒のワンピースを着た少女が近づいて
こう言った。
ーー貴方が行くのなら私たちはそれに従う。
そう言ったと同時に世界が光り輝いて・・・全てが戻った。
「そろそろ消えるがいい雑魚が。」
「・・・・くう!」
閃光はMの言葉に畜生と思っていた。
ラファール・リバイブは既に半壊状態。
しかし相手は無傷で一夏は未だあの白い光の中。
このままではと思っていると白い光の塊が・・・ぴしぴしっと
ひび割れてきたのだ。
「何だ・・・・」
「一体・・・何が」
起きているんだと閃光がそう呟いたと同時に光の塊が・・・割れたと同時に
光り輝き始めたのだ。
「「!!」」
それを見てMと閃光はその光から目を瞑ると暫くして止んだと同時に・・・光が閃光となってMに襲いかかった。
「何?!」
Mは何だと思いながらもコスモ・エンドを構えてがきん!と金属が
ぶつかる音がして光から・・・それが見えた。
白い機体色
二本の日本刀
そして何よりも目に映るのは4つの翼を模したアンロックユニット
そしてそれを操るのは・・・閃光にとって最も大切な人
「一夏!」
「御免閃光!遅くなった!!」
一夏がそう言うと閃光は大丈夫なのかと聞いて一夏はこう答えた。
「ああ大丈夫だ、その前に・・・あいつを倒すぞ!」
「ああ・・・と言いたいが私の機体はもう。」
これ以上は戦えないぞと言うと一夏はこう返した。
「だったらそばにいてくれ、イツモ俺を導いてくれるように俺を助けてくれ。」
「・・・わかった、だから・・・気を付けてくれ。」
閃光の言葉に一夏は何も言わずにああと言うと閃光が下がるのを見届けるとMは一夏に向けてこう言った。
「織斑一夏!お前を倒して私は全てを手に入れる!!」
Mはそう言うって銃剣を構えると一夏はMに向けてこう言った。
「俺はお前には負けない!背中を任してくれる仲間がいる!!
俺を信じてくれる仲間がいるから!?・・・力を貸してくれ『白銀・天』!
皆と一緒に戦える力を俺に!!」
そう言ったと同時に『白銀・天』からデータが届いた。
ーー単一能力『クロス・リンク』
「『クロス・リンク』・・・よし行くぞ!」
一夏がそう言って『クロス・リンク』を起動させた瞬間に世界が・・・
変わった。
「何だこれ・・・」
ーー私と一夏の視点が同じに・・・いやこれは!
「「俺達(私たち)の視点が・・・同期している。」」
一夏と閃光が同時に言うと閃光が一夏に向けてこう言った。
ーー一夏!右だ!!
「右!させるかーー!!」
一夏がそう言って日本刀を構えて切り裂こうとしたと同時に
コスモ・エンドが・・・Mが構える手前で破壊されたのだ。
「何!?」
なぜわかったんだと思っているとMは遠距離攻撃形態になって離れようとするも一夏は背部のアンロックユニットをX状から全てを合体させたI状にさせて
スラスターを噴かすと一瞬で・・・Mの目の前に現れたのだ。
「何!!」
Mは今のその速さに驚いて下がろうとするもメテオ・スタートが
破壊されたのだ。
「こんなところで・・・私はーー!!!」
Mはそう言って攻撃しようとして拳で殴りかかろうとするもその拳が
一夏に向けようとしたその時に・・・その拳が何者かの銃撃によって
破壊されたのだ。
「な・・・貴様ーー!!!」
Mはマシンガンを構えている閃光を見て怒り心頭にしていると下から・・・
声が聞こえた。
「一夏!」
「ベル!皆!!」
一夏は下から現れたベルたちを見て大丈夫かと聞くとベルはこう答えた。
「大丈夫だよ、下の方は織斑先生と山田先生が打鉄無式で
足止めしてくれてるから。」
「これが・・・ブリュンヒルデの実力・・・!」
『まだやるか亡国機業』
「うわあ・・・これってやばいよお。」
『これ以上の狼藉は許しませんよ。』
ゴールデン・ドーンは千冬が、シュヴァルツェア・レーゲン・ズオルクメンは
山田先生が相手取っているとゴールデン・ドーンの操縦者は尻尾を動かすと何かを放って・・・花火が出た。
「撤収ね、本当なら貴方はオータム・・・私の大切な人の仇何だけど
今は引かなきゃいけないわ。」
『我々がそれを黙ってみていると思うか?』
千冬がそう聞くとゴールデン・ドーンの操縦者はこう返した。
「確かに普通なら・・・・ね!」
そう言ったと同時に炎の弾丸がアリーナに降り注いだのだ。
するとそれと同時に氷の煙が辺りを覆うとゴールデン・ドーンの操縦者はこう言った。
「さよなら織斑千冬、今度は真正面から会いましょう。」
そう言うと煙が晴れたと同時にゴールデン・ドーンの操縦者は消えていた。
「どうやらスパイの生徒がやってくれたようだな。」
「ええ・・・ですが生徒たちは守られましたね。」
「ああ・・・そう言いたいな。」
千冬はそう言いながら空を見上げているとアリーナに降りてくる一夏達を
見つけてこう呟いた。
「だがまあ、今は勝利を味わおうじゃないか。」
白銀・天
見た目は『鉄血のオルフェンズ』の『バエル』の羽が4枚になっている。
白銀がセカンド・シフトしたことで誕生した機体
これまでの戦闘データから最後に搭載した機体の情報を反映しており
高機動・超高速機体に変貌した。
そのスピードは素の状態で音速を超える。
可変機構はオミットされるが引き換えに近接格闘における力が手に入った。
武装
日本刀*2
翼部内蔵キャノン砲*4
単一能力『クロス・リンク』
クロッシングリンクの進化した姿で兵器としての最終形態
クロッシングリンク用のヘッドギアなしでリンク出来るだけではなく対象と
視覚共有が可能。
また、2人の意識同調次第ではコンマ6秒先の未来まで
予知できるようになった。