Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 やっぱ何回かやったほうが良いね。


テストスタート。

 其れから数日後

 「何だろうな?」

 少女、更識簪は車の中でそう言っていた。

 然も・・・。

 「本音、頼むから中でお菓子は程々にね?」

 「は~~~い。」

 この間延びした口調の目の細い少女、『布仏 本音』が隣でお菓子を

食べながらそう言った。

 何時もなら自分一人だけなのに今回は幼馴染である彼女も一緒だったのだ。

 「この間専用機乗りに選ばれたばかりなのになあ。」

 あのモンドグロッゾの後から選ばれただけにまだそんなに日が浅いのになあと

思っている中・・・着いてしまった。

 すると門の近くに紺色の髪をした男性がそこにいた。

 「誰だろう?」

 そう言いながら門の前で降りると男性がこう聞いた。

 「ええと、『更識簪』さんと『布仏 本音』ですよね?」

 「あ、はい。どちら様でしょうか?」

 簪がそう聞くと男性はこう答えた。

 「初めまして、俺は倉持技研『ソフトエンジニア』の日室 哲だ。」

 そう言うと日室はこう言った。

 「早速なんだけどそこの幼馴染さんにも手伝って欲しいことがあるんだけど

良いかな?」

  「「??」」

 それを聞いて何だと思いながら二人は中に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『クロッシングリンク』?・・・何ですかそれは?」

 簪は聞きなれないこと言葉を聞いて何ですかと聞くと日室はあのヘッドギアを

見せて説明した。

 ・・・数分後。

 「・・・凄い!」

 簪はそれを聞いて驚いていた。

 第三世代の欠点の克服に加えて将来的にISの無人操縦と男性操縦者の

誕生と言った画期的なOSを聞いて胸がドキドキしていたのだが日室は

無論欠点も伝えたうえでこう聞いた。

 「正直言えば君たちは実験体と言っても過言ではない。危険も伴うし

最悪な事態にもなりかねないと思うが・・・それでもやるかい?」

 日室はそう聞くと簪は本音に聞いた。 

 「本音はどうしたい?」

 そう聞くと本音は眠たそうな顔でこう言った。

 「私は~~かんちゃんと~~一緒だったら~~良いよ~~♪」

 何ともまあ他力本願レベルなことを言っているなと思っていると

簪はこう言った。

 「日室さん。よろしくお願いします。」

 そう言うと日室は分かったと言ってこう言った。

 「それじゃあ・・・始めますか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言って日室は簪をIS『打鉄』を置いてある場所へ、

本音はオペレータールームに連れて行った。

 「それじゃあ先ずは自分でやってみて。」

 『はい。』

 簪はそれを聞いて答えるとISを起動させた。

 先ずは一通りの動作に加えて回避動作等を自分一人でやらせた。

 「・・・中々だな。」

 日室はそう言って感心すると本音に向けてこう言った。

 「それじゃあ、布仏さん。こいつを頭に被せて。」

 「は~~~い。」

 そう言って本音は遅いスピードでヘッドギアを付けた。

 「それじゃあ・・・スタート!」

 日室はそう言ってシステムを起動させると本音の見る世界が・・・変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 『うわ~~お、かんちゃ~~ん。聞こえてる~~?』

 本音がそう聞くと簪はこう答えた。

 「うん、聞こえてるよ。それじゃあ・・・行くよ。」

 『O~~K~~。』

 そう言って簪はもう一度回避行動を行った。

 『かんちゃ~~ん、そこ右~~。』

 「うん」

 『次左ね~~。」

 「そこだね。」

 本音の言う事を先読みしつつ彼女のナビゲーション通りに進んだ。

 

 

 

 

 

 

 「いやあ、中々だねえ。」

 「あ、所長!」

 日室はそう言って所長の方に向けると倉持所長はこう言った。

 「いやはや、中々だね。IS操縦者の視覚情報を共有するだけではなく

万が一の際には・・・。」

 

 

 

 

 『かんちゃ~~ん、スト~~~ップ。』

 「アトトトト。」

 

 

 

 

 

 

 「オペレーターが一時的とはいえ操作できるとは。」

 倉持所長がそう言うと日室はこう答えた。

 「元々ISは宇宙での運用が大前提でしたからね。デブリの撤去に小惑星の探査、惑星の開拓等をする際に一人では限度がありますからね。

オペレーターとの二人三脚で任務を遂行させるという点においては一時的な

機体動作のクラックは必要悪ですよ。」

 そう言いながら日室はその光景を見ていた。

 すると倉持所長はある事を聞いた。

 「そう言えば思ったのだが全く初対面の人間に対してはどうするんだい?」

 いくら脳波が似通っていても無理なんじゃないのかと聞くと日室はこう答えた。

 「ああ、それはですね。簡単なテストをしてその動作がほぼ合致すれば

大丈夫なんですよ。」

 「その動作とは?」

 そう聞くと日室が出した答えは・・・。

 「手旗信号です。」

 「・・・それって『赤あげて、白上げて』の・・・あれかい?」

 「そう、あれです。予め別々の部屋でやらしておいて反応速度や脳波速度、

思考伝達速度を把握して90%以上のシンクロ率でそれが

成し遂げられるんですよ。幾ら兄弟でも違うですしね。」

 そう言いながら二人は簪と本音のテスト風景を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 「お疲れ様、どうだった?」

 そう聞くと簪はこう答えた。

 「・・・良かったです!前よりも反応が良かったし、回避率が前より

上がりました!!」 

 そう言いながら喜んでいるのを見て日室はそうかといって喜んだ。

 「それじゃあ、これからもテストを頼むわ。」

 「はい!!」

 簪は日室の言葉にそう答えた。

 そして二人は本音が待っている場所にへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその晩。

 日室は自室にてある設計図を見ていた。

 見たところISの設計図であるのだがそれと同時に何やら小型の戦闘機のようなデータがあった。

 そして日室はそれを見てこう言った。

 「さてと・・・こいつを如何開発するかなあ?」

 そう言いながら日室は後ろにある・・・未開発の機体を見た。

 配線がこれでもかと言うくらいに繋がれており何やら赤外線が幾つも

出ているかのような感じであった。

 そして日室はそれを見て・・・。

 「ま、何とかなるか。」

 そう言って部屋から出て行った。

 部屋から出て行った中にある計画書が書かれていた。

 『疑似的第四世代機『白銀』開発計画』と・・・。




 さあてと・・・次はどうなるのやら?
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