そして試合当日。
一夏と閃光は例のトレーラー型がある駐車場前に来て改めて試合のリストを
読んでいた。
その目的は・・・。
「まさか、こうなるとはな。」
「どうやったんだ?・・・鈴?」
何故か二組のクラス代表になっていた・・・鈴の存在であった。
何故この間転校したばかりの鈴が代表になっているのか意味が分からなかった。
それに計画も変更せざるおえなかった。
対簪戦を想定した計画(無論簪、本音の方も一夏対策をしている)に備えて
『クロッシングリンク』はカットする予定であったのだがこうなった以上は
仕方がないと思って準備したのだ。
そして一夏は第2アリーナに向かおうとすると閃光が一夏に向けてこう言った。
「相手が何だろうと・・・勝つぞ。」
「ああ!」
そう言ってお互いの戦いの場所にへと向かった。
一方の第2アリーナではイギリス代表候補生を倒した一夏と転校してきたばかりの中国の代表候補生である鈴の戦いが見れるとのこともあってアリーナの席は
満席で然もそれは通路で立っている人に迄及んだ。
直接見れない人達はリアルタイムモニターで鑑賞している。
一夏は『白銀』を纏ってアリーナにいた。
そしてその真向かいには赤紫色のIS『甲龍(シェンロン)』がいた。
スパイクアーマーを搭載したアンロックユニットが特徴的な機体で恐らく
あれが第3世代兵装ではないかと睨んでいた。
『それでは両者、既定の位置に着いてください。』
アナウンスに促されて一夏と鈴はお互いの距離が5mぐらいになるまで移動すると
鈴がオープン・チャンネルでこう言った。
「・・・ハァイ、一夏。」
何だか意味深な笑いをしているが一夏はそれでもと思いこう聞いた。
「鈴、お前どうやってクラス代表になれたんだ?」
一夏がそう聞くと鈴はこう答えた。
「ああ、簡単よ。」
「・・・3週間分のお菓子を要求されたからそれで受けたのよ。」
「・・・それで幾らになったんだ?」
一夏はそれを聞いて本音の事を思い出した。
彼女もお菓子の要求をするがとんでもない額になる事がざらにあるのだ。
そう聞くと鈴はフッといって・・・遠い目をしてこう答えた。
「財布の中のお札が結構旅立ったけど悔いはないわ。」
「いや、後悔してるだろ?お前」
一夏は鈴の言葉を聞いてそう言うが鈴は少ししてこう言った。
「まあ良いわ。それはアンタをぶっ飛ばして晴らせばいいしそれに・・・
教えてあげるわ。」
「?」
一夏は何だと思って鈴の言葉を聞くと鈴は大声で一夏に向けて指さして
こう言った。
「・・・『貧乳こそ最高』だって分からせるんだからね!!」
「いや、意味わかんねえよ!?」
一夏は鈴の言葉を聞いてどうしたんだと思っていると鈴はこう言った。
「だってだって!アンタどうせ閃光って奴と布団の中でその・・・・/////」
「?・・・俺と閃光が??」
一夏は鈴の言葉を聞いて何だと思っていると赤い顔をしていた鈴が少しして・・こう言った。
「ああもう!さっさと始めるわよ!!」
「最初から最後まで意味わからんで終わらした!!」
一夏は鈴の言葉を聞いてオイオイと思っていたがお互い近接武器を構えた。
鈴の方は青龍刀と槍を足して二で割った様な武装《双天牙月》を両手に1本ずつ持ち、一夏の方も日本刀を二本出して構えた。
そして暫くして・・・。
『それでは両者、試合を開始してください』
ピィーとブザーが鳴り響いて二人は動いた。
ガギィインとお互いの武器から音が鳴り響いてお互い離れた。
見た目から見ても一夏の日本刀と鈴の青龍刀では青龍刀の方が威力があり
分がある。
それを一度で分かった一夏は取り合えず壊れない様にしながら戦うも鈴は威力を最大限にした戦法で一夏を畳みかけようとしながらこう言った。
「どうよ一夏!これが・・・貧乳の力よ!!」
「何でそうなる!?」
一夏はそう言いながら一端距離を取ると鈴はこう言った。
「甘い!」
そう言って『甲龍』のアンロックユニットにある肩アーマーが
スライドすると中心の球体が光り輝いてそのまま・・・ナニカによって
吹き飛ばされた。
「ぐお!」
「今のはジャブよ!」
『一夏!!』
鈴の言葉に対して閃光が通信するもまたもやナニカによって一夏は地表に
打ち付けられた。
「くそ!今のでシールドエネルギーが76下がっちまったか!!」
一夏はそう言いながら鈴に立ち向かうも・・・。
「何度やっても!!」
そう言いながら鈴はまたもや例の攻撃をしようとすると・・・。
「くおの!」
一夏はぎりぎりそれを避けた。
「へえ・・・だったら!」
鈴はそう言いながらナニカを乱射していた。
「閃光!・・・頼むぞ!!」
一夏はそう思いながら攻撃を回避している。
一方、閃光はと言うと・・・。
「くそ!見えない攻撃とはな!!」
閃光はそう言いながらもどうしようかと考えていた。
「(あの見えない攻撃をどうする!?ISのハイパーセンサーで
空間の歪み値と大気の流れで予測・・・駄目だ!それでは遅すぎる!!何か・・・何か手があるはずだ!!!何か・・・!!)」
閃光はそう思いながら頭を抱えていると映像を見返して対策を講じていた。
それを見ながら一夏の戦闘を見続けていた。
今一夏は荷電粒子砲を撃ち乍ら攻撃している。
然もターゲットリンクもせずにだ。
「何をしている一夏!もう少し相手を見て・・・相手を・・・・!!」
一夏に対してアドバイスしている中閃光はある事に気づいてさっきまでの
戦闘データからある事を思い出した。
そしてそれを見ていると・・・ある事に気づいた。
「あったぞ・・・一つだけ!!」
閃光はそう言って一夏に対策を伝えようとしていた。
次回は恐らく乱入者らへんだと思う。