「あれから1年かあ。」
日室はそう言いながらデータ整理をしていた。
簪と本音の協力もあって「クロッシングリンク」は完成にこぎつけつつあり機体の完成と同時に終わるのだ。
日室はそう思いながら製造中のIS、『打鉄弐型』の設計図を見ていた。
武装の方は終わっているので後はOSの調整で終わると思っていたのだが・・・
世の中そう甘くはなかった。
「?・・・電話。」
日室は突如なり始めた固定式電話を見て何だと思って取るといきなり大声が
聞こえた。
『日室ーー!!』
「うわっと!何だよ一体!?」
どうしたんだと言うと向こうにいる研究室が大声のままこう続けた。
『何だよじゃねえよ!お前テレビ付けてるか!?』
「いや、この研究室にテレビ何て代物ねえな。」
そう言うと研究員はこう言った。
『だったら早く食堂に行ってテレビ見てこい!!』
良いなと言ってガチャッと切られた。
「・・・何だ、一体?」
そう言いながら日室は研究室から出て行った。
「おおい!こっちだこっち!!」
「一体何だよ一体?」
日室は何だと思いながらテレビを見ると・・・とんでもないワードが飛び出た。
『ええ!今入った情報によればISを動かしたのは・・・・『織斑千冬』氏の弟、『織斑一夏』氏だそうです!!』
「ぶふうううう!!」」
それを聞いて日室は唾を飛ばした。
「やっぱそうだよな!俺の聞き違いじゃなかったんだよな!!?」
そう言うと日室は唾を拭きながらこう聞いた。
「はあ!一体何がどうなってんだよ!?」
「俺にも分からねえけどさ、これってすげえことだよなあおい!!」
研究員の一人が熱く語っていると日室は少し考えて・・・こう言った。
「悪いがおれ、これから予定があるからじゃ。」
「お・・・おお。」
日室は研究員にそう言って別れを告げると日室はそのまま研究室・・・
じゃなくて駐車場に行った。
そして自分の車を出して・・・何処かにへと行った。
「織斑一夏さん!ISを動かして何か一言!」
「○○技研です!わが社に入社してみませんか!!」
「うひゃああ・・・これはスゲエな。」
日室は何と・・・織斑邸に来ていたのだ。
野次馬根性なのかなと思っていると日室はその中に入って進んでいった。
「悪いね、通るよ。」
そう言いながら日室は進んでいきやっと家の出入り口に来たと思っていると
ある科学者がアホナことを・・言っていた。
「是非君のサンプルを提供して人体実験させてくれないk!」
「阿保かお前は?そんな事ストレートに言うんじゃねえ。」
そう言いながら日室はその科学者を・・・蹴り飛ばした。
「ぶぴぇ!!」
「えええええ!!」
少年はそれを見て驚いていると日室はその少年を見てこう聞いた。
「君が・・・『織斑一夏』君?」
「あ、はい・・・・貴方は?」
少年、『織斑一夏』は誰かと聞くと日室はこう答えた。
「俺は『倉持技研』プログラミング技師『日室 哲』だ。」
そう言うと日室は一夏に・・・にゅっと近づいた。
「ええと・・・何でしょうか?」
一夏は何だと思っていると・・・日室は一夏に向けてこう言った。
「それじゃあ悪いけど、今すぐガスの元栓止めて、電気止めて、数日分の着替えと携帯の充電器纏めてくれないかな?」
「・・・・へ?」
一夏はそれを聞いて頭に?を浮かばせると日室はこう続けた。
「さあ!早く準備して!!『時は金なり』、時間は待ってくれねえぞ!!」
「は、ハイイイイイイイ!!」
一夏はいきなり大声でそう言われたので大急ぎで準備した。
「ええと・・・これでいいよね?荷物は持っとくよ。」
「あの・・・ええと・・・貴方は一体?」
一夏は何事だと思っていると日室は突如一夏の・・・襟首掴んでこう言った。
「さっさと・・・・・」
「へ?」
「入ってろ!!」
「うおわあああ!!」
一夏はいきなりの事で驚きながらも車の中に入ってしまった。
そして日室が乗ると記者たちに向けてこう言った。
「あんたらさ、仕事熱心なのは良いけど周りの事考えてよね?
駐車できねえからさ。」
其れじゃあと言ってそのまま・・・走り去ってしまった。
「お前さあ、バカだとは思っていたけどここまでバカだったとはなあ・・。」
研究員はそう言いながら日室を睨みつけていたが日室はどこ吹く風のように
お茶を飲みながらこう言った。
「いやさ、いいじゃん?ヘッドハンティングだと思えばさ」
「お前本当に1回死んでくれないかな!!」
本気でと言いながら研究員が机を叩くと日室はこう続けた。
「それにさ、あそこであと1か月近く家の中にぶち込ませるよりは
ここの方がセキュリティしっかりしてるしISの勉強させれるしな。」
そう言うと研究員はこう言った。
「お前なあ、あの子が入るって事はさ、IS作るってわけじゃん?」
「そうだろうな、データ取りの為に。」
そう言うと研究員はこう続けた。
「そうなるとさ、仮にここで作るともなれば今作っている『打鉄弐型』の
製造が出来なくなるんだぞ?スタッフが少ないままでどうするのさおい?」
そう言うと日室はニヤリと笑いながらこう言った。
「おいおい、俺が考え無しであんな奇行をやったと思っているのかよ?」
心外だなというが研究員は日室に向けてこう言った。
「ああ、結構って言うか滅茶苦茶そう思ってる。」
そう言いながら研究員はコーヒーを飲んでいるととある設計図を見せた。
「・・・こいつは?」
「今俺が考えてるISの設計図。」
そう言って研究員がそれを読んでいて暫くすると・・・阿保を見るような目で
こう言った。
「・・・お前、気は確かか?」
「ああ、確かだと言うか今作ってる。」
一人でコツコツとなと言っていると・・・コーヒーを吹きかけられた。
「うわ!汚ねえ!?」
「何やってんだお前!!」
何時からやってたんだと言うと日室はしれっとこう言った。
「ええと、『クロッシングリンク』を作っていた時だから去年ぐらいかな。」
パーツは旧式や失敗した機体から拝借しながらだけどなと話しているが研究員はとうとう頭を抱えてこう言った。
「お前本当に・・・開発バカだよなあ。」
あいつと同じでと言って項垂れていると日室はこう言って締めた。
「それじゃあ俺はちょっとやらなければいけない事が増えたから。」
「『織斑一夏』君の事かい?」
日室の発言に対して研究員がそう聞くと日室はこう答えた。
「いや、お前に呼ばれる前に一夏君を使って脳波データ取らせてるの。」
「それ人体実験となんも変わんねえだろ!!」
そう言うと日室はちちちちと鳴らしながらこう言った。
「違う違う。俺はあの子の『クロッシングリンク』のパートナーを探すためにやってんのさ。去年からやってるだろ?」
「ああ、あれか。」
研究員はそう言ってそれを思い出していると日室はこう続けた。
「まあ、もし見つかればそれで良しで所長に話すしいなかったらいなかったで
別の奴を検討すればいいもんな。」
アハハハッハと笑っているのを見て研究員はこう言った。
「・・・こりゃあ駄目だ。」
日室は研究員と別れた後自室にあるパソコンを付けた。
簡易的に受けさせた脳波信号を元に適合できる人間を
ピックアップさせているのだ。
まあ・・・いないだろうなと思って日室は冷蔵庫からオレンジジュースを出して飲もうとすると・・・パソコンから・・・信号が出たこう書かれていた。
『脳波適合率・・・98%』
「ぶふうううう!!」
今回弐度目の唾吹きである。(ちゃんと電化製品には害がないように床に
ぶちかました。)
「ゲホゲホ!!マジで!!??」
日室はまさかと思いながらもその人間のデータを見た後に所長に電話を繋げて
こう言った。
「もしもし!所長でしょうか!!緊急案件に伴い今すぐに準備してください!」
「ええ・・・今すぐにです!!!」
そう言いながら日室はそのまま部屋から出て行った。
パソコンに映っていたのは・・・銀髪の目つきの鋭い・・・少女であった。
次回はやっと・・・ヒロイン出せそうだなあ。