Iの2のSAンダー!!   作:caose

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着替えはちゃんと時間にゆとりを持て

「君が織斑君だね?初めまして。僕は」

 「ああ、良いから。女子がもうすぐ着替えそうだから移動しながら話すぞ。」

 そう言って一夏はシャルル・デュノアの手を引きながら説明した。

 「取敢えず男子は空いているアリーナ更衣室で着替え。今後は実習の度に

移動するから覚えとけよ。」

 「う、うん・・・。」

 シャルル・デュノアは・・・顔を赤くしながらそう言うと一夏は

シャルル・デュノアを見てこう言った。

 「トイレか?」

 「違うよ!」

 一夏の言葉にシャルル・デュノアが大声でそういうとシャルル・デュノアは大声でそう言った。

 すると一夏は周りを見てこう言った。

 「そうか。だったら」

 「あああ!転校生発見!!」

 「然も織斑君と一緒!!」

 「チィ!見つかったか!!」

 一夏はそう毒づくとシャルル・デュノアの手を握って引っ張って走っていった。

 恐らくは各学年のクラスから情報先取の為に尖兵を送ったのであろうがもし千冬の授業に遅れたら只では済まないと感じたが向こうも只では済まなかった。

 「いた!こっちよ!!」

 「者ども出会え出会え!!」

 「ここは何時から武家屋敷になったんだ!?」

 一夏はそれを聞いてそう言うが追ってくる少女たちは揃ってこう言った。

 「織斑君の黒髪も良いけど、金髪っていうのも良いわね!」

 「然もアメジストの瞳!!」

 「きゃあ!見てみて!!二人!!!手を繋いでる!!!!」

 「日本に生まれてきて良かった!ありがとうお母さん!!今年の母の日は

河原の花以外のをあげるね!!!」

 「普段からちゃんとしたのを上げろよ!!」

 一夏は少女の言葉に対してそうツッコミを入れ乍ら走っていると

シャルル・デュノアはこう聞いた。

 「な、何?何で皆騒いでるの??」

 そう聞くと一夏はこう答えた。

 「そりゃあこの学園に男子が俺らだけだからだろう!」

 「?」

 シャルル・デュノアは一夏の言葉を聞いて首を傾げていると一夏はこう続けた。

 「ISが使えるのは俺達だけだろう!?それにお前が来たから知ろうと

躍起になってるんだ!!」

 「あ!・・・・ああ、うん。そうだね」

 シャルル・デュノアは何かを思い出したかのようにそう言うとそれを聞いていた一夏ですら・・・・。

 「・・・・・・」

 少し疑い深そうな表情であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よーし、到着!」

 一夏はそう言って第2アリーナにある更衣室に辿り着いた。

 「うわ!時間がヤバいな!!直ぐに着替えるぞ!!!」

 一夏は時計を見てそう言いながら制服を脱いで・・・ISスーツをさらけ出した。

 ISスーツは吸水性も良い為実技の時間の際にはこうやって着ているのが

定石なのだ。

 そしてシャルル・デュノアも着替えようとして・・・ISスーツを曝け出した。

 すると一夏はシャルル・デュノアに向かってこう聞いた。

 「そのスーツって何か着やすそうだな。何処の奴だ?」

 そう聞くとシャルル・デュノアはこう答えた。

 「あ、うん。デュノア社製のオリジナルだよ。ベースはファランクスだけど、

殆どがフルオーダー品。」

 そう言うと一夏はこう聞き返した。

 「デュノアって確かお前の名前も」

 「うん。僕の家だよ。父がね、社長をしているんだ。一応フランスで一番大きいIS関連企業だと思う。」

 「へえ!じゃあシャルルって社長の息子なのか。道理でなあ。」

 「?」

 「いや、なんつうか気品って言うか良い所の育ち・・・・何だ?

何か思い出しそうな感じが・・・・」

 「??」

 シャルルは一夏の言葉を聞いて何だろうと思っているが一夏は時計を見て・・・慌ててこう言った。

 「うわあ!!もうこんな時間だ!!早くしないと千冬姉に怒られるぞ!!!」

 そう言って一夏は再びシャルルの手を引っ張って出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 「遅い!!」

 一夏達が第2グラウンドに出てくるや否や千冬がそう言った。

 すると千冬が一夏に向けてこう聞いた。

 「今までどこにほっつき歩いてた?」

 そう聞くと一夏はこう答えた。

 「ええっと・・・他のクラスメイトに追われてました!!」

 「・・・・はああ・・・。」

 一夏の言葉を聞いて千冬は何やらため息つくとこう言った。

 「速く列に並べ。」

 「は、はい!」

 一夏はその言葉に対してそう答えて列に並んだ。

 すると隣にいた閃光がこう聞いた。

 「災難だったな。」

 「ああ、本当にだよ。」

 一夏がそう答えると閃光はこう続けた。

 「織斑先生から伝言がある。」

 「?」

 「《シャルル・デュノアにはあまり心を開くな》だそうだ。」

 「??・・・それって・・・まさかな。」

 一夏はその言葉を聞いてまさかと思っていると後ろから声が聞こえた。

 「何アンタまたなんかやらかしたの!?」

 鈴が後ろから一夏に向けてそう聞くと一夏はこう答えた。

 「まあな・・・閃光がいなかったら避けるので精いっぱいだったかも。」

 「はあ!?アンタそいつに何したのよ!!」

 鈴がそう聞くも一夏は無言になった。

 「ねえさ!!何か言ってよこの馬鹿!!」

 

 

 

 

 

 

 

 「馬鹿は貴様だ!!」

 「ぷぎゃ!?」

 

 

 

 

 

 

 千冬はそう言って鈴の後頭部に出席簿を叩きつけて黙らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 「全く・・・・篠ノ之は何処だ?」

 千冬がそう聞くと生徒の一人がこう答えた。

 「篠ノ之さんだったら・・・多分未だ反対側の更衣室じゃないかと」

 「あのバカが!!!」

 生徒の一人の言葉を聞いて千冬はずんずんと言うくらいの足の踏み具合で

そっちに向かって暫くして・・・・声が聞こえた。

 

 

 

 「待って下さい千冬さん!まだ心の準備が!!」

 「ええい!今更何怯えてるんだ貴様は!!どうせ見られても大して

変わるまい!」

 「変わりますよ!私の羞恥心が!!」

 「そんなのどぶにでも棄てとけ!!」

 「イヤだあアアアアアアアア!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言いながら千冬は箒の足を掴みながらやってきて生徒たちは・・・

箒の胸を見てポカーンとしていた。

 

 

 

 

 

 「大きい・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 今の箒は黒一色の上下の下着であるのだが暴れているためにバルンバルンと

自由に揺れており正直それを見てしまった一夏は慌ててそっぽ向いた。

 そして装飾の少ない下着姿で千冬は・・・一夏の隣に立たせた。

 「!!千冬さんこれは」

 「・・・・・」ギロリ

 箒は何か言いたそうな表情であるのだが千冬の一睨みで・・・黙らされた。

 正直な所下着姿の幼馴染と隣でじろりと睨んでいる相棒に・・・

滅茶苦茶緊張している一夏であったが・・・それを見て・・・・。

 

 

 

 

 

 

 「フフフフフフフフフフフ・・・・。」

 不穏な笑い声をしながら黒いオーラを出している鈴に恐怖もしていた。

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