Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 長かったコレモやっと終わった。


シャルロットの決意

「次期社長・・・だと・・・?」

 千冬はそれを聞いて驚いていた。

 幾ら心配事が無くなりかけているとはいえ敵も多く存在し況してや

一度は暗殺されそうになりかけているからこそここにいるにも拘らずそれすらも

関係なくそう言うのかと思っているからだ。

 するとアルベールがシャルロットに向けてこう言った。

 『駄目だ、危険すぎる!!何の為に私がお前をIS学園に送り込んだと思って』

 「だからです、父さん。僕はもう僕は決めました。」

 『それが危険だと言うんだ!!敵は社内だけではない!!

テロリストにライバル企業、彼らは時に刺客を送り込んで来るんだぞ!!

そんなんだからこそ私はお前を』

 「いい加減にして下さい!!」

 シャルロットはアルベールの言葉に対して大声で中断させるとこう続けた。

 「貴方は僕の事を守り続けていると思うけど其れは貴方の勝手な思い込みです!」

 『・・・何』

 「僕は貴方の思っているように会社の事も何もかもしれなけれど・・・けど!!」

 「家族を守りたいって気持ちは貴方と同じです!!」

 「だから僕に会社の事を教えてください!!!僕が貴方の跡を継いで・・・」

 シャルロットはそう言いかけると深呼吸して・・・こう言った。

 「僕は貴方の娘ですと胸を張って言えるようになりたいんです!!」

 『シャルロット・・・お前。』

 アルベールはその言葉を聞いて驚いていた。

 何故これまで自分が態ととはいえ突き放していた自分たちを

どうして守ろうとするのかを・・・。

 するとシャルロットはアルベールに向けてこう言った。

 「・・・思い出したんです。」

 『?』

 「僕が本邸に来た時に本妻に引っ叩かれましたよね。」

 『あ・・・アア。』

 それを聞いてアルベールは思い出すとシャルロットはアルベールに向けて

こう続けた。

 「あの時の事を話している最中に思い出したんです。」

 「僕を引っ叩いた時の本妻の顔を・・・・。」

 「あの時に見た本妻の顔は・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まるで・・・後悔しているような顔つきでした。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの時は何でそんな顔をしているのか分からなかったのですが今の話を聞いて確信したんです。」

 「だからこそ僕は守りたいんです。」

 「母さんが愛した貴方と・・・母さんが親しんでした本妻を・・・。」

 『シャルロット・・・お前。』

 アルベールはそれを聞いて音声であるが泣いているような感じであった。

 すると倉持所長はシャルロットに向けてこう聞いた。

 『うむ、君が彼らを思っているのは理解したがそれで・・・どうするんだい?』

 「どうとは?」

 『正直な話、既に彼からは株券をアルベールが保有しているのの半分を

手切れ金として渡されていてね。私がそれを今君に渡すとなると

それに相応しい対価を所望したいのだが?』

 はてさてと言って倉持所長はシャルロットに向けてそう聞いた。

 これは倉持所長がシャルロットに向けて放つ試練である。

 内容次第ではデュノア社と縁を斬っても良いんだぞと陰でそう言っているのだ。

 そしてシャルロット少し考えて・・・こう言った。

 「倉持所長、織斑君の機体は設計思想的には第2世代とそう大差ないように

見えますが。」

 「(確かに見た目はそうだが中身は第4世代と言っても良いかもしれんぞ?)」

 千冬はそれを聞いてそう思っていた。

 換装能力に遠隔操作、2人の操縦者を使った操作システム。

 明らかにすれば間違いなく今の世界情勢がコロッと変わってしまう代物なのだ。

 見た目は老人、中身はスーパーマンと言っても過言ではなかろう。

 そうとも知れずにシャルロットはこう続けた。

 「そして『デュノア社』の機体も第2世代ですがその工業売り上げは

知っていますよね?」

 『勿論だとも、そしてわが社は第1位と言うのも知っているよね?』

 「はい、あの『ブリュンヒルデ』の機体の模倣機を作っていることも

知っています。」

 そしてと言うとシャルロットはこう言った。

 

 

 

 

 

 

 「僕が貰うはずだった株券をそちらに貸す代わりに貴方方と業務提携を提案してもらいたい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 『『『『『・・・・・ハイ?』』』』』』

 全員はそれを聞いて間違いなく口を大きく開けているがシャルロットは

それでも構わずにこう続けた。

 「正直な所僕は未だ未熟者です。会社に入ったとしても経営陣に入るには

未だ時間がかかります。」

 「だからこそ・・・貴方が株主となって会社の経営方針を決め、

倉持と業務提携をし、作り上げた機体を織斑君が乗ってアピールすれば

お互いに良い関係を築けれそうですしそちらも我が国と交易が出来るのでは

ありませんか?」

 それを聞いて倉持所長は暫くして・・・大笑いしてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 『あーハハハハハハハハハハ!!初めてだよそう言うこと言う人間は‼!』

 『ハアア・・・・私に君の会社を乗っ取って欲しいと言うのかね!?』

 倉持所長は笑いながらそう言うとシャルロットはこう続けた。

 「はい、父や本妻を手にかけてまで手に入れようとする輩がいるのならば

その会社を乗っ取りづらくさせることこそ最善だと思ったからです。」

 『キミハ自分の為に会社を売る気かね?』

 「売るんではありません。僕が後継者として1人前になる時まで貸しておくと言っているのですよ?」

 「それに・・・取り返すときは僕は負けないって自身がありますから。」

 『ホオお・・・・。』

 シャルロットの言葉を聞いて倉持所長は目を鋭くさせた。

 間違いなく宣戦布告である事が見て分かる。

 そして何よりも・・・なりふり構わないその姿勢を見て倉持所長はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 『良し、良いだろう。業務提携と引き換えに君の株券を借り受けるが・・・

負けないぞ?私は』

 「望むところです。」

 倉持所長とシャルロットはお互いにそう言うと倉持所長はアルベールに

向けてこう言った。

 『それじゃあ私はここで失礼する。アルベール、夏休みになったら

娘さんとちゃんと話しておけよ?』

 『ああ・・・そうしよう。』

 そう言うと倉持所長との交信が途絶えた。

 そしてアルベールはシャルロットに向けてこう言った。

 『良いのか?社長になるという事はIS操縦者としていられなくなるかも

しれないぞ?』

 アルベールはシャルロットに向けてそう聞くとシャルロットはこう答えた。

 「分かってるよ、けど僕はもう決めたんだ。」

 

 

 

 

 

 「今度は僕が2人を守るって・・・・‼!」

 

 

 

 

 

 

 『・・・全く、そう言うのはあいつと・・・お前のかあさんに似ているな。』

 「そりゃあそうだよ、僕らは親子なんだから。」

 シャルロットの言葉を聞いてアルベールは分かったと言ってこう締めくくった。

 

 

 

 『それじゃあ・・・お前が帰ってきたら・・・『ロゼンダ』と一緒に

お前の母さんとの昔話を話さないとな。』

 「うん、約束だよ。・・・父さん。」

 『ああ・・・約束だ。』

 そう言って通信が切れると楯無がこう言った。

 「それじゃあシャルロットちゃんは今後はこのIS学園にいつつ社長の勉強と

一般生徒として扱い、今度行われる学年別トーナメント後に

正体を明かすという事で皆さん異論ありませんね?」

 そう聞くと千冬と摩耶は揃って頷くと楯無はこう言って終わらせた。

 それじゃあ今日の事は皆さんの胸の中に秘めておくという事で・・・解散♪」

 そう言って開かれた扇子には・・・こう書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『順風満帆』




 これが終わったら次は・・・あれか。
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