Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 トーナメント戦が・・・始まろうとしていた。


トーナメント戦前

6月の最終週。

 

 

 

 

 

 『さあ!始まりましたIS学園主催《学年別トーナメント》!一体誰が

勝ち残るんだあ!!』

 教師の誰かがアナウンスをしてそう言うのを観客席から・・・

スーツを着たシャルロットが聞いていた。

 「うわあ・・・凄い人だかりだなあ。」

 シャルロットがそう言うと隣にいる倉持所長がこう言った。

 「まあね、ここにいる連中は皆次世代のIS操縦者を見に来てるからねえ。」

 「3年に対してはスカウトするために各国の企業が、2年に対しては

今のうちに唾つけ、1年に至ってはトーナメント上位者のチェックと声掛け。

今のうちから皆忙しいのだよ。」

 倉持所長はそう言いながら笑っているとシャルロットはこう聞いた。

 「そう言えば日室さんの事聞きましたか?」

 シャルロットが倉持所長に向けてそう聞くと倉持所長はこう答えた。

 「うむ、電話でだがね。《当面の間IS学園に居なければならなくなりましたので

有給休暇を臨時で消化させてください》って言ってきたけど彼殆ど家には帰らずに

研究所に籠っているから特別休暇と言う事にしておいてこれが終わったら

有給休暇消化させるよ。」

 ハハハと笑っているのを聞いてシャルロットは日室に対しての印象は

こうであった。

 「(・・・完全なるワーカホリックだ・・・!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして場所は変わって・・・。

 「凄い人の数だなあ。」

 「確かにね。」

 そう言いながら一夏とベルは観客席にいる人たちをモニター越しで見ていた。

 閃光は既にトレーラーにいており、試合に備えていた。

 「各国の政府関係者に研究所員、企業エージェントとか数えきれないほど

いるね。」

 ベルはそう言うと一夏はこう答えた。

 「俺はそれよりも・・・アイツがいつの試合になったら当たるのか気になる」

 そう言うとベルもこう答えた。

 「織斑先生の話によればボーデヴィッヒは昨日独房から出てるって聞いたけど

彼女の場合は一般生徒と組むことになるかもしれないけど」

 「あいつからしたらそんなの関係ないってか?」

 「そういう事だね。」

 一夏の言葉を聞いてベルはそう答えた。

 彼女の場合は恐らくペアの人間であっても見捨てて勝利を選ぶタイプだろうと

推測されているのだ。

 そんな中で一夏は鈴の事を思い出して・・・左手を思いっきり握りしめていた。

 《甲龍》はあの後中国本土に引き渡され、鈴は日本にある大病院に

引き渡された。

 これは未だ重篤で意識がない彼女を思っての処方である。

 するとベルは一夏の左手を握ってこう言った。

 「感情的にならないで、織斑先生も言ってたでしょ?彼女は何れ国家代表にまで上り詰めれるって。今はその思いを試合に迄温存させなきゃ。」

 「ああ・・・分かった。」

 一夏はベルの言葉を聞いてそう答えた。

 すると対戦表が決まったという情報を聞いて全員画面を見た。

 本来ならば昨日発表される予定であったのだが突然のペア対戦の

変更となったため今朝から生徒たちが手作りの抽選くじを作って

それを各担任教師達に渡し、それをパソコンに入力して自動決定する流れと

なったのだ。

 すると一夏は画面を見ながらこう言った。

 「1年の部、Aブロック1回戦、1組目だったら運が良いよな。」

 「え?どうして??」

 ベルはそれを聞いて何故と聞いた。

 本来一番最初となると情報が露見して対応されるリスクがあるのだが

それでも一夏はそう言ったのだ。

 その理由が・・・これだ。

 「待ち時間の間に色々と考えなくて済むだろう?こう言うのは勢いが

肝心なんだ。」

 そう言うとベルは・・・笑いながらこう言った。

 「確かにね、出たとこ勝負だ。悔いのないようにしよう。」

 そう言ったのだ。

 そして対戦相手が決まるとそれを見て一夏とベルは・・・。

 「「・・・え?」」

 2人ともポカンとして口を開け乍らそう言った。

 何せ相手は・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 1回戦第1試合

 ラウラ・ボーデヴィッヒ&篠ノ之 箒VS織斑一夏&ベル・アタラシア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏とベルが使っている更衣室とは反対側の方では・・・人口過密を

起こしていた。

 何せ一夏とベルの場合であるが一夏がいるため専用の部屋として扱う為その為に他の生徒が殺到するのだ。

 そんな中においても冷気を放つ1角があった。

 それが・・・ラウラと箒である。

 2人の放つ冷気に全員が1歩下がった様な感じであった。

 そんな中で瞼を瞑って迷走している・・・胸元が大胆に開いてTシャツの様な

ISスーツを身に纏った箒の心中は穏やかではなかった。

 「(初戦の相手が一夏!?何と言う組み合わせだ・・・。)」

 そう思っていた。

 ペア参加に変更されたその日のうちに如何やって一夏を誘うかを

考えていると・・・夜遅くになってしまったため日付が変わる前にと部屋に

訪れてみると・・・扉の前で閃光がこう言ったのだ。

 

 

 

 『済まないが一夏のペアはもう既に決まっている』

 そう言われて扉を閉められたのだ。

 閃光かと思っていたがあの転校生七日と思っている中箒はラウラに向けて

こう言った。

 「ラウラ、作戦なんだが」

 「邪魔をしなければそれで良い」

 「!!何故だ!?」

 箒はラウラの言葉を聞いてそう聞くとラウラは箒を見てこう答えた。

 「簡単だ、作戦など力でねじ込めば良いのだからな。」

 それを聞いて箒はこう返した。

 「然し策も無しで何もしないなど」

 「くどい、邪魔をするならば」

 そう言うとラウラは箒の首元に手刀を置くとこう答えた。

 「貴様も敵として・・・アイツみたいにするぞ。」

 「アイツとは一体・・・」

 そう聞くとラウラは箒の胸を見てこう言った。

 「ふん、そのでかい脂肪で教官の恥晒しを誘惑でもして動きを止めていろ。」

 「なあ!!」

 箒はそれを聞いて胸を隠すかのように腕を巻き付けるが隠れていないため

溢れんばかりの胸がむにゅりと歪んでいた。

 そしてラウラは先に向かった。

 そして少し後で・・・箒は『打鉄』のあるコンテナにへと向かった。




 次回はトーナメント戦開始です。
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