そしてアリーナにて・・・。
「まさか一戦目で貴様と当たるとは待つ手間が省けたという事だな。」
「そうかよ・・・こっちも同じ気持だぜ。」
ラウラの言葉を聞いて一面もそう言うと一夏はラウラに向けてこう聞いた。
「お前のせいで鈴が・・・!!」
そう言いながら一夏の口元は憎しみを滲ませるかのようにぎりりと
歯軋り鳴らしながらそう言うとラウラはこう答えた。
「はっ、何かと思えばあんな弱者の仇討ちとは小さいな。」
「何イイ・・・!!」
それを聞いて一夏の怒りが更に燃え上がる中カウントダウンが
丁度5になった事もあり一夏とベル、ラウラと箒はそれぞれ自身の機体を構えた。
そして0になっと同時に・・・ラウラと一夏は揃ってこう言った。
「叩きのめす!!」」
それと同時に一夏は『深緑』の2番から2丁の銃を出してラウラ目掛けて
攻撃した。
が・・・ラウラはそれを右手を構えて止めた。
「くっ・・・!」
それを見た一夏は舌打ちするとラウラは一夏を見下げるかのようにこう言った。
「開幕直後からの先制攻撃か。分かりやすいな。」
「そいつは・・・どうも!!」
一夏はそう言いながら『深緑』の1番から長刀を出してラウラ目掛けて
突進してきた。
それを見たラウラは右肩部に搭載されている大型レールカノンの照準を
一夏にセットセットさせようとして・・・横から邪魔が入った。
「させないよ!!」
ベルはそう言ってリボルバーカノンをラウラ目掛けて発射してラウラの
リボルバーカノンに命中した。
「チィ・・・!!」
ラウラは直撃における攻撃で機体のバランスを大きく崩してしまいラウラの
リボルバーカノンの弾丸は明後日の方向に向かって飛んでいった。
更にベルからの追加攻撃に流石のラウラも後退を余儀なくされた。
然しそれに対して一夏はラウラが向かって行く方向に向かって先回りして
そのまま・・・ラウラのリボルバーカノンに突き刺した。
「!!貴様アアアアアア!?」
ラウラはそれを見て一夏目掛けてプラズマブレードを振りかざすも
一夏は勢い其の儘にラウラから離れていった。
するとラウラの前に・・・箒が立ちふさがってこう言った。
「私を忘れるなあ!!」
そう言いながら日本刀を横薙ぎで振り抜いた。
まあ・・・その胸じゃあそうするしかないけどね。
するとそれを受け止めた一夏を見て閃光はこう言った。
『良いか一夏!奴は近接格闘戦オンリーだから銃で遠ざけろ!!』
「分かってる!」
一夏はそう言って『深緑』の2番からアサルトライフルを出して箒に目掛けて撃った。
「!」
箒はそれを見て不味いと思ったのであろうが一夏はすぐさまに引き金を
引こうとしたその時に・・・閃光がこう言った。
『一夏!北西にボーデヴィッヒだ!!』
「!!」
一夏はそれを聞いてアサルトライフルの照準を変えようとすると・・・
ベルがこう言った。
「一夏君危ない!!」
そう言って肩部のキャノン砲を使って箒から遠ざけた。
「悪い!」
「もう、敵は直ぐ近くにいるんだから意識を集中して!」
ベルは一夏に向かってそう言うと・・・箒を押しのけるかのようにラウラが
前に出た。
プラズマブレードを展開して左右から攻撃するのを見て閃光が指示を出した。
『下、左上、右、左上、下、上』
それを聞いて一夏は回避すると今度は・・・ワイヤーブレードをも
使用してきた。
『下、右上、左下、上、下、右、下、左上』
それに対して閃光は寡黙にだが回避ルートを指示して一夏はそれに合わせて
ベルの所迄下がると一夏はこう言った。
「ベル、コンテナから武器を何個か持っておいてくれ。作戦開始だ」
「分かった!」
ベルはそれを聞いてアンロックされている『深緑』から楯と銃を出して箒の下に向かうと一夏は閃光に向けてこう言った。
「それじゃあ行くか!」
『ああ!!』
すると一夏は『深緑』の1番から槍を、2番からはショットガンを取り出して
ラウラ目掛けて突撃した。
「相手が一夏じゃなくてごめんね。」
「な!馬鹿にするな!!」
ベルは箒に向かってそう言いながら右手に楯、左手には一夏から貰った
武器であるマシンガンを使って攻撃してきた。
「卑怯な!!」
箒はベルに向かってそう言いながら刀を振ろうとするがベルは箒に向かって
こう言った。
「生憎だけど『銃を使ってはいけません』って言うルールはないからこれは
ルール違反じゃないよ!」
そう言いながらベルは箒の攻撃を続けているのを見てラウラはこう言った。
「先に片方を潰す戦法か。・・・・無意味だな!!」
ラウラはそう言いながらプラズマブレードとワイヤーブレードからなる
波状攻撃を続けていると・・・閃光から通信が着て閃光はこう言った。
『一夏、ボーデヴィッヒの戦闘パターンの解析は終了した。作戦開始だ!』
「おう!!」
そう言うと一夏はラウラ目掛けてショットガンを向けて発射するとラウラは
こう言った。
「そんなもの!!」
そう言いながらラウラは右手のプラズマブレードを解除してAICを発動して
弾丸を止めると一夏はラウラに向かってこう言った。
「そいつは如何かな?」
「何・・・・!!」
ラウラはそれを見て未だかと思っていると弾丸が独りでに・・・爆発して閃光が周りを覆った。
「閃光弾か!!」
「もう一丁!!」
一夏はそう言うと弾丸を即座に変えてもう一度発射した。
「ぐお!!」
ラウラは弾丸に当たった瞬間にカラースモークを浴びて周りが
見えなくなるのを感じて光を見て一瞬であるが見えなくなった左目を擦っていると今度は煙で何も見えなくなってしまったのだ。
「何処にいる卑怯者!!教官の弟が情けないぞ!!」
ラウラは一夏に聞こえるかのようにそう言うが一夏はこう返した。
「俺は千冬姉の弟だけれど戦闘迄一緒にする気はない!!」
そう言いながら一夏は腰部に搭載されている荷電粒子砲を向けるとこう言った。
「ちょっと燃えて貰うぜ!!」
そう言って攻撃するとカラースモークが・・・勢いよく燃えて、爆発した。
「ウワ(*´Д`*)アアアアアアアア‼!」
ラウラはその攻撃で機体が火だるまになると同時に・・・ラウラの
リボルバーカノンが爆発した。
「ウワ!!」
如何やら一夏が攻撃した箇所に炎が入り込んで火薬と機器が破壊されたようだ。
するとラウラは一夏に向けて怒り心頭でこう言った。
「貴様!よくもおおおおおおおおお!!」
そう言って一夏目掛けて突撃しようとすると・・・ラウラの眼前に向けて
キャノン砲の弾丸が土煙を発生させるようになり、一夏と離した。
すると一夏はベルに向けてこう聞いた。
「箒は?」
「すぐそこで休んでるよ。」
一夏の言葉を聞いてベルはそう答えた。
それを聞いて見てみるとアリーナの隅でボロボロになって悔しそうに
膝を付いている箒を見てこう言った。
「流石だな。」
「それはこっちの台詞だよ。」
ベルは一夏に向けてそう言いながら武器を構え直した。
一夏から借りた武器は元のコンテナにサブアーム経由で返すと自身の武器を
構えてこう言った。
「ここからが本番だよ。」
「ああ、見せてやろうぜ。1+1=2じゃねえって事を!!」
そう言いながらラウラ目掛けて立ち向かった。
多目的用ショットガン
正確には小型版グレネードランチャーと言っても良い武器で日室製。
その威力はグレネードランチャー程ではないが高い威力を持っている。