あれから私は強くなった。
特別に課した訳でもないのに教官の教えを忠実に実行するだけで
私はIS専門部隊の中で再び最強にの座に返り咲くことが出来た。
だが私はそれに安堵しなかった。
自分を疎んでいた部隊員ももう気にならない。
私は教官のその強さと凛々しさ、そして堂々として自らを信じる姿に・・・
憧れた。
あの人のようになりたいとそう思うほどに。
そう思ってからと言う物私は教官が帰国するまでの半年と言う
短い時間の間に・・・話に行ったが内容などどうでもよかった。
その姿を見つけるだけで私の体の奥底から力が湧いてきていた。
そしてそんなある日・・・私は訊いてみた。
「どうしてそこまで強いのですか?どうすればその様に強くなれるのですか?」
嘗てそう聞いた時に教官は・・・僅かにだが優しく微笑んでこう言ったんだ。
その時に何故だが胸がちくりと感じたのを覚えている。
「私には弟がいる。」
「弟・・・ですか?」
「あいつを見ていれば分かるのだ。強さとはどういう物でその先にあるのが
何なのであるのかを。」
「・・・良く分かりません。」
「今はそれでいいさ。だが何時かお前にも分かる時が来る。
何時か日本に来た時に会ってみればいいさ。」
あの時に見せた優しくも何処か気恥ずかしそうな表情を見て・・・
私はこう思っていた。
それは違う。
私は貴方のソンナ顔を見たくない。
貴方はいつも強く、凛々しく、堂々としていなければいけないのに・・・。
ユルセナイ・・・。
教官をあんな表情にする存在が・・・。
そんな風に教官を変えてしまう弟、そいつだけは認められない。
認めるわけにはいかない。
だからこそ・・・敗北させると決めたのだ!
あれを、あの男を完膚なきまでに叩き潰すと!!
そう決めたのにナンダコレハ・・・・。
右手は潰れて動けなくなり、レールカノンは使用不能。
然も機体は動かない・・・。
力が欲しい・・・。
あれが動かなくなるまで徹底的に壊すために・・・。
誰よりも教官を慕う為に。
『願うか・・・?汝、自らの変革を望むか・・・?より強い力を欲するか…?』
何処からか声が聞こえるが関係ない!
力を得れるというのならば空っぽの私など、何から何までくれてやるから
力を・・・比類なき最強を、唯一無二の絶対の力を・・・私に寄こせ!!
DA・・・ve・・・・・G
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どうした・・・何があったというんだ!!
Valkyrine Trace System・・・erosion
「アアアアアアアアアアアアアアア!!」
突如ラウラが身を引き裂けれるような絶叫を上げると同時に電撃が
辺り一帯に放たれて一夏とベルはそれに対して身を低くした。
「何だこいつは!」
「一体何なんだ!!」
そう言いながらラウラの方を見ると・・・2人は目を思いっきり見開いた。
「ISが・・・。」
「変形・・・いや、まるで・・・・」
溶けているみたいだとベルが呟くが案外そうであろう。
装甲を模っていた線がグニャグニャと粘土のように溶けていきそれが・・・
ラウラの潰れて使えなくなった右腕の骨が露出していた部分と
ラウラの口と耳に・・・。
「アガ・・・ゴベベベベべベベエッベ!!」
飛び込んでいっていた。
まるでラウラを取り込まんとするばかりにだ・・・。
そしてラウラのIS『シュバルツェア・レーゲン』がラウラの右半身全体を覆うとその姿が・・・見えてしまったのだ。
右手には日本刀と融合しているかのような状態となっており
アンロックユニットは打鉄と同じようであるように見えるが
それぞれ3つずつの刃の様な突起物があり、何よりもラウラの顔を見て・・・
見ている人間全員が恐怖した。
左側はラウラであったがその目は金色色に輝いていた。
見ようによっては綺麗に見えるが今はそれを考えているところではないのだ。
右側が・・・千冬そのものであったのだ。
いや、黒い装甲がラウラの右側を覆っておりまるでお面のように見えるが目は
まるで赤いセンサーアイのように鈍く輝いていた。
そして右腕と同化した日本刀が形を整えていくに従って一夏はそれを見て・・・驚いてこう呟いた。
「『雪片』・・・・!!」
そして一夏はそれを見て・・・即座にメイスを持ち上げて突撃していった。
「一夏君!!」
ベルは一夏を止めようとして声をかけるも一夏はそれすら聞かずに
突撃していって・・・いきなり後ろに下がった。
「閃光か!?」
一夏はそれに気づくと閃光から通信が来たので怒鳴るようにこう言った。
「何で止めようと」
「この馬鹿者がアアアアアアア(*´Д`*)!!!!!!」
突如閃光が大声を出すと閃光はこう言った。
「何しているんだ死ぬ気か!!」
「解除してくれ閃光!!あいつだけは吹き飛ばして」
「今行っても自殺行為だぞ!!」
「それでもあいつだけは」
「いい加減にしろ!!」
そう言うと遠隔操作システムを使って一夏の『白銀』の左腕が・・・一夏の頬に思いっきり殴り飛ばされた。
「!!!」
一夏はその衝撃に驚いているがそれはそうであろう。
これをやったという事は自分も・・・同じようにしたからだ。
すると閃光はこう続けた。
「良いか、お前があれを見て何を考えているのか知らないがそう言うのは
自殺行為の何者でもないんだ!!お前に何かあったら・・・私は・・・・!!」
閃光はそう言って・・・泣き始めるとそれを見た一夏は・・・こう答えた。
「・・・(m´・ω・`)m ゴメン…。」
「分かったらそれで良い。」
そう言いながら閃光は顔を拭っていると・・・ハーフ&ハーフになった
ラウラらしき人間の機体から・・・6本もの・・・プラズマブレードを展開した
ワイヤーブレードが四方八方に滅茶苦茶に飛ばして壁に当たった。
「キャアアアアアアアア!!」
それを見て驚く生徒と観客者達。
そしてそのうちの1本が・・・箒に迫ってきていた。
「ひい!」
箒はそれを見て恐怖のあまり腰を抜かして動けなくなって目を瞑ろうと
その時に・・・聞きなれた声が聞こえた。
「箒ーーーーー!!」
一夏はそう言いながら『深緑』の1番を盾にして箒をお姫様抱っこして
捕まえるが『深緑』の1番はプラズマブレードによって貫かれて・・・爆散した。
その際に幾つかの武器が辺り一面に散らばった。
「一夏君大丈夫!?」
「ああ、ベル!こっちは大丈夫だ。」
一夏はそう言いながら箒を下すと一夏はこう言った。
「ベル、頼みが」
「分かってるよ。」
ベルがそう言うと持っていた武器を返して代わりに小回りの利く
マシンガンとライフルを借りて構えると一夏も4番コンテナにメイスを戻すと
新しく巨大な武器が現れた。
よく見ると折りたたまれた腕部の様に見えるが3番コンテナも現れて
サブアームを展開した。
そしてそれを『深緑』の左腕に調整されて装備されるとその武器の名前が
現れた。
その武器の名は・・・。
「『腕部搭載輻射波動搭載型兵装『オーガビースト』」
そして一夏はそれのチェックした後に右腕に2番コンテナの武器が出てきた。
そこからハンドガンを取り出すと一夏はベルに向かってこう言った。
「それじゃあ・・・良いか?ベル。」
「勿論だよ。何時でも大丈夫。」
お互いそう言ってラウラであったナニカを見ると・・・2人揃ってこう言った。
「行くぞ!!」
そう言って2人は・・・突撃していった。
腕部内臓輻射波動搭載型兵装『オーガビースト』通称鬼獣(きじゅう)
見た目はコードギアスに出てくる『紅蓮弐式』
元々は大型の衛星破壊及び、火事に伴って機能しないスプリンクラーの
貯水タンク破壊用である。
この兵装の最大の見どころは輻射波動における高熱エネルギーを
対象にぶつけると言ったものであり内容次第では小惑星でも破壊できる。
内部にはバッテリー式の弾丸が内蔵されており最大3発迄使用可能。
折り畳みである為奇襲の際には持って来いである。
因みにこれを見た同期の研究所員曰く・・・こう言ったそうだ。
「地獄の使いかお前は?」
そう言ったそうだ(死んだ目で)
因みに別の兵装(強化型)も製造している。
また近接兵装としてチェーンブレードが内蔵されており森林伐採の際にも
使用できる。