「それじゃあまあ、ニュースで知ってっから一夏は良いとして君の紹介を頼む。」
日室はそう言って閃光に自己紹介するように頼んだ。
「あ・・・はい!初めまして私は『世良学園中等部三年会計、『白好 閃光』と
申します!!」
一夏に向けてそう言うと一夏も立ち上がってこう言った。
「は、初めまして!『織斑一夏』と言います!!」
そう言うとそれを見ていた日室はこう思っていた。
「(・・・完全に・・・お見合いだな。)」
そういう光景だなと思いながら日室はこう言った。
「それじゃあ顔見せは済んだから教えようか?・・・君たちが逢う理由を・・・」
それを聞いた二人はごくりと・・・唾を飲んだ。
「とまあ、そういう理由だけど何か質問ある?」
日室がそう言うと二人は・・・ポカーンとしながらこう聞いた。
「ええと・・・つまり・・・。」
「私達の脳波が・・・規定値越えだという理由で・・・ですか?」
「そ、だから二人にはコンビとしてISを動かして貰いたいんだけど・・・?」
駄目かなと聞いて見ると一夏はこう答えた。
「聞きたいことがあるんですが?」
「?・・・何だい」
一夏の言葉に何だと思って聞いてみると一夏はこう聞いた。
「その力で俺は・・・家族を守れますか?」
そう聞いた。
その言葉と意志、表情が真剣だったのだが日室はこう答えた。
「確かに力があれば守れるものはあるけど・・・それだけじゃあ無理だね。」
「!!どうしてですか、力さえあれば!!」
「一夏君、力と言うのは所詮手段の一つにしか過ぎないんだよ。」
「・・・手段・・・」
「大切なのは・・・君の心がそう願い、そしてそれに相応しいかを努力して証明しなければいけないんだ。」
「その為に君は強くなって証明しなければいけないんだ。」
良いねと言うと一夏は少し考えていた。
力だけじゃあ駄目だと言われじゃあ何だったら良いんだと思っていると・・・
日室はこう続けた。
「そしてその為にも彼女と共に強くなりなさい。そうすれば答えは自ずと
分かるはずだ。」
そう締めくくると日室は立ち上がってこう言った。
「それじゃあ君はこれからISに乗ることになるから準備しておいてね。
閃光さんは俺と一緒に別室ね。」
そう言って日室が出て言った後二人も出て行った。
「こんなもんかなあ?」
一夏は着替え室でISスーツに着替えていた。
ストレートアームモデルをベースにいたタイプらしく幾つか小さな機械が
付けられていた。
そして部屋から出て行った広い所に入るとそこにあったのは・・・。
「これって・・・・」
『そ、君が当面の間使うIS、『打鉄』だよ。』
一夏の言葉に対して日室がそう答えた。
一夏は取り合えず装着すると日室から通信が来た。
『それじゃあ君の相手なんだけど・・・死なないでね?』
「え?」
日室の言葉に対して一夏は何でと思うが・・・その理由がすぐに分かった。
目の前にある扉が開いて出てきたのは・・・・。
「・・・千冬・・・姉・・・・?」
「ああ、そうだ。」
同じ機体に乗っている千冬であった。
「な、何で千冬姉が!?」
一夏がそう聞くと千冬はこう答えた。
「ああ、お前昨日乗った時満足に試合してなかったろう?」
「ああ、うん・・・まさか・・・?」
一夏はまさかと思って顔を青くすると千冬は・・・ニヤリと悪魔のような笑みを浮かべてこう言った。
「そうだ、お前を私が見定めるがああ大丈夫だ・・・死なない様に
痛めつけてやるから。」
「イヤアアアアアアアア(*´Д`*)!!!!」
一夏はもう死んだと思うような形相でそういう中で・・・新たに通信が
聞こえた。
『織斑・・・さん、聞こえるか?』
「ええと・・・閃光・・・さん?」
一夏がそう聞くと閃光がこう答えた。
『貴方の相棒として今後指示することになったが・・・一つだけ言う。』
『我々は間違いなく負ける。』
「ですよねえ。」
一夏は閃光の言葉に対してそりゃあそうだと言うと閃光はこう続けた。
『だが只では負けません。』
「え?」
『精一杯指示して・・・一緒に強くなりましょう』
「あ・・・・はい!」
一夏も閃光の言葉に対して同意すると一夏は武器を構えた。
「ほう、覚悟は出来たようだな。」
「ああ・・・俺は・・・いや、俺達はあんたに勝つ!」
一夏はそう言って千冬に剣を向けてそう言うと千冬は・・・こう返した。
「良しそれならば・・・コロソウ。」
「え、ちょっと待ってよ千冬姉!なんか怖い言葉が」
『それじゃあスタート。』
「え、もう!?」
「逝くぞーーー!!!」
「ウワアアアアアアア!!」
・・・結果はまあ、分かり切ってるがね。
「まあ、こんなもんだろうね。」
日室はそう言いながら伸び切っている一夏を見てこう言った。
「まだまだ実力不足だな。体を動かして剣の勘を取り戻させないと話にも
なりません。」
一方の千冬は涼しげな顔でそう言った後にこう続けた。
「まあ、あいつは私の弟ですから大丈夫でしょう。」
「それって只の弟自慢でしょ?」
日室は笑いながら千冬の言葉を返した。
流石にバツが悪いのかどうか分からないがフンと言った後にこう言った。
「それじゃあ一夏の事をよろしくお願いします。」
「大丈夫ですよ、『月月火水木金金』並みに鍛えさせますから。」
用は休みなしでと言っているので千冬は笑いながらそうかと言って出て行った。
そして伸びきっている一夏と隣で団扇を仰がせている閃光に向かって
こう言った。
「それじゃあ一夏君と閃光さんはこれから泊まる部屋に案内するね。
そこで一夏君はISについて勉強させるから。」
そう言って日室は二人を案内していった。
「ここだよ。」
日室はそう言って二人に鍵を渡した。
「食堂は何時でも空いてるから何時でも使ってね。風呂はないけどシャワー室があるから部屋ではそれ使ってね。」
「ああ、それとこれが重要なんだけど良いかな?」
「「??」」
日室の言葉に対して二人は何だと思っていると日室は1拍子置いて
二人に向かって・・・こう告げた。
「二人ともここで共同生活してもらうから。」
それを聞いた二人は少し間をおいて・・・・。
「「えええええええええええ!!」」
驚いたそうだ。
次回はどうなる事やら。