「全くあのバカは!余計な物造りおって・・・!!」
千冬は《紅華》を見てぶつくさと言っていると・・・倒れている山田先生の
近くにあった小型端末にメッセージが届けらえていることを知って拾って
見てみると・・・。
「!!!!!!!!」
千冬はそれを見て目を思いっきり広げて表情が曇ると生徒達全員に向けて
こう言った。
「現時刻よりIS学園教員は特殊任務行動に移る!」
「今日のテスト稼働は中止とし、各班はISを片付けて旅館に戻り、
以降は連絡あるまで各自室内待機とする!!」
千冬はそう言うと他の教員がちらほらと来た。
如何やら何があったんだと思って千冬に訪ねてきたようだ。
「何だ?」
それを見た日室はどうしたんだと思って聞こうとすると千冬は日室を見て
こう言った。
「日室!貴様のトレーラーは何処にある!?」
「ええと・・・旅館の駐車場に止めてるよ。」
「分かった!以降はそこで説明するから先生方は聞いていない人達にも
伝えておいてください。」
千冬はそう言って教員方達を離れさすと周りの生徒達はこう呟いた。
「え、中止って?」
「何で?特殊任務って何なの!?」
「状況が分からないんだけど・・・・?」
そう言ってざわめき立っていると千冬は大声でこう言った。
「とっとと戻らんか!以降は許可なく室外に出た者たちは我々が身柄を拘束し、夏休みまで特別懲罰房にぶち込むぞ!!」
『『『『『『は・・・・ハイ!』』』』』
それを聞いて全員怯えながら準備を進めた。
懲罰房と言うのはIS学園内でスパイ行為や犯罪行為を犯した物が収監される
場所で後日に本国に強制送還されるという仕組みである。
すると千冬は一夏達に向けてこう言った。
「織斑、篠ノ之、更識、デュノア、アタラシア、専用機持ちは全員集合・・・
それと白好、布仏も来い!」
「「「「「「「「ハイ!」」」」」」」
それを聞いて呼ばれた全員が降りていく中で千冬は未だ失神している山田先生を見て・・・こう言いながら起こした。
「何何時まで寝てるんですか山田先生!起きろ!!」
「ごぽお!?」
千冬はそう言いながら山田先生を・・・蹴って叩き起こした。
起きた山田先生は何事だと思って千冬の方を見ると・・・
千冬は山田先生に向けて大声でこう指示を出した。
「未だ手こずっている生徒がいますから手伝いに行ってくれ。」
「え・・・何です?この状況は・・・?」
「早く!」
「はははは・・・ハイ―――――――!!」
千冬の怒気に恐怖して急いで直している生徒達の方に向かって行った。
そんな中で一番は降りている中こう思っていた。
「(何だろう・・・嫌な予感がする。)」
「状況を説明する。」
千冬はそう言ってトレーラーの中に一夏達を入れた後に鍵を閉めてこう言った。
すると千冬は持っていた小型端末を読み上げた。
「今から2時間前の事だ。ハワイ沖で試験稼働していた
アメリカ・イスラエル共同開発機でもある第3世代機
《銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)》が制御下を離れて暴走、監視空域より
離脱したとの報告が入った。」
「!!!!」
千冬の言葉を聞いてベルが驚くと千冬に向けてこう問い詰めた。
「織斑先生、それは真実なんですか!搭乗者は無事なんですか!!
本国は今どういう対応を!!!」
「そう言っていると千冬はアタラシアに向けてこう言った。
「落ち着けとは言わんがアタラシア、今は説明中だ。黙って聞いてろ。」
「・・・・・・」
ベルはそれを聞いて不承不承ながら座ると一夏はこう聞いた。
「大丈夫か?ベル」
そう聞くとベルは少し・・・いや、無理した笑顔でこう言った。
「だ・・・大丈夫だよ一夏君・・・本当に」
そう言っているがやっぱり無理しているんじゃないかと思っている中で
千冬はこう続けた。
「その後、衛星による追跡の結果、・・・以降は福音と呼称するが
そいつはここから二キロ先の空域を通過し其の儘・・・東京に侵攻すると
思われる。」
「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」」」
それを聞いて全員が顔を青くして目を大きく開いた。
もし東京で攻撃されたら数百万人の人達が犠牲になると言う事となるが・・・。
「そんだけじゃないでしょう?千冬ちゃん。」
「「「「「日室さん!!」」」」」
「よっ。」
一夏達はびっくりしていると千冬は日室に対して厳しい目つきでこう言った。
「何処から入った、今は立ち入り禁止に指定されているのだが?」
すると日室はこう答えた。
「いやさ、この車俺のだしマスターキーぐらいあるよ。」
ほらと言って見せつける中で日室はこう続けた。
「もしそんなことになったらIS否定派の人達にとっちゃあ湧いて出てきたような朗報だ。女性権利主張団体によってこれまで隠された悪事を明らかに
出来るって奴もいりゃあ仕返しを考える奴もいるし共産主義者からすれば
これをネタに中国やロシアと行動を共に出来るって思う連中が出てくるし反米派の政治家達も大喜びだぜ!何せ米軍基地の維持費用の減額とか取り消しが
出来るからな。」
日室の言葉を聞いて千冬も頭を抱えながらその通りと答えると
千冬はこう続けた。
「その通りだ。これはこの国の行く末が掛っていると言っても良い事態だ。この事態に我々IS学園が対処されることとなったが・・・済まないが貴様らの力を
貸してくれ。」
千冬はそう言いながら・・・頭を下げた。
「千冬姉!ええと・・・つまり俺達だけで対処しろって事?」
「そうだ、貴様も《白銀》を受領した際に聞かれていると思われるが
専用機持ちと言うのはそう言う責任も担わなければならないという事だ。」
「・・・・うん。」
「ならば座ってくれ。説明を続ける。」
「分かった。」
それを聞いて一夏は1歩退くと千冬はこう続けた。
「奴は後50分でその空域に来る。教師たちが海上封鎖、専用機持ちが
対処となるが異論ある者は?」
「・・・・・・・・・・・」
それを聞いて全員無言になると千冬は全員に向けてこう言った。
「それでは・・・作戦会議を始める。」
次回は会議です。