Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 作戦会議は戦闘において最も必要な会議である。


作戦会議

「作戦についてだが先ずは《シルバリオ・ゴスペル》についての説明」

 「その説明は私がやります。」

 千冬の言葉を遮るかのようにベルが立ち上がってそう言うと千冬はそれを見て

こう言った。

 「・・・分かった。あの機体は元々アメリカが造った機体だからお前の方が

よく知っていると思うから頼む。」

 「ハイ!」

 ベルは千冬の言葉を聞いてそう答えるとこう説明した。

 「それじゃあ《シルバリオ・ゴスペル》何だけど元々は

《銀の鐘(シルバー・ベル)》って呼ばれたスラスターと砲台が融合された兵装で

スラスターの数=砲台の数と思った方が良いよ。」

 「この機体は主に広域殲滅戦をモットーにしていて然も全てがレーザーだから猶更質が悪いんだ。」

 「だから対処となると・・・高威力の兵装を持った機体が主体とならばければ

なりません。」

 ベルの言葉を聞いて千冬はこう答えた。

 「その通りだな、となればこの中でそう言う兵装を持っているのは」

 「シャルロットちゃんと簪ちゃんの機体だね。」

 千冬の言葉を遮るかのように日室がそう言うとこう続けた。

 「シャルロットちゃんの《グレムリン》は実弾、レーザー、あらゆる兵装を

備えているし持ってきた《深緑》の兵装も合わせれば火力は他のIS以上だね。」

 「それに簪ちゃんの《深緑》の5番は《山嵐》と同じだし6番は高威力の

荷電粒子砲が装備されているから火力は保証済みだよ。」

 そう言うと日室はこう続けた。

 「だけど問題はそれをどうやって運ぶか?・・・でしょ」

 そう聞くと千冬はこう続けた。

 「ああ、速度も考えれば偵察は無理だ。超音速でと考えれば一回こっきりだ。」

 「そうなれば・・・日室、一つ良いか?」

 「?」

 日室は何だろうと思っていると千冬はこう聞いた。

 「織斑が使っていた兵装はどの位のスピードを出せれる。」

 そう聞いて暫くして・・・こう答えた。

 「元々は宇宙におけるサルベージが大元だからスピードねえ・・・

最大スピードは理論上《白銀》のスラスターを合わせて1400キロって所かな?」

 そう言うと千冬は少し考えていた。

 兵装込みでそのスピードとなると些か頼りないと思うが然しある以上は

使わなければいけないし元々の《白銀》の高機動形態ならば万が一の際に便利だと思っているとベルが挙手をしてこう言った。

 「織斑先生!その作戦には私も参加を!!」

 そう言うが千冬はこう答えた。

 「貴様の兵装は持久戦型だ。それに高機動兵装等貴様は」

 あるのかと聞こうとする前にベルがこう答えた。

 「ハイ!既に高機動の《ストライク・ウイング》は装備していますし

超音速下における戦闘訓練時間は20時間していますので大丈夫です!!」

 そう言うとベルはこう続けた。

 「この《ストライク・ウイング》は《シルバリオ・ゴスペル》の高機動におけるデータを参考にして造られたものです・・・だから!!

よろしくお願いいたします!!!」

 ベルはそう言って頭を下げた。

 何が何でも助けたいという思いがあるのだとひしひしと分かるのだ。

 それを聞いて千冬は暫く考えていると・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「待った、待ーった。その作戦はちょっと待ったなんだよ~~!」

 

 

 

 

 

 

 

 そう言って外から束が現れると束はこう続けた。

 「ちーちゃん、ちーちゃん。もっといい作戦が私の頭の中に

ナウ・プリンティング!」

 「・・・出て行け。」

 千冬は束を見て頭を抱えながらそう言うが束はこう続けた。

 「聞いて聞いて!ここは断・然!《紅華》の出番なんだよ!」

 「何?・・・」

 千冬は束の言葉を聞いて目を細めると束はこう続けた。

 「ふふん、《紅華》の使用されている第3世代兵装、それはね・・・

《ISのコピー》だよ。」

 「「「「「「「!!!!!!!!!!」」」」」」」

 それを聞いて箒以外は目を見開くが束はこう続けた。

 「《紅華》に装備されているビット兵器《雲飛》はね、通常攻撃も出来るけど

何よりも凄いのは内部にあるナノマシン!」

 「このナノマシンはね、相手ISの兵装の中で最も使われる兵装を機体が分析、

解析してそこからそれをナノマシンがコピーして使う事が出来るんだよ!!」

 「おまけにそれは一生コピーしたまんま使えるから使い勝手が良いよねえ!」

 束はそう言って説明すると・・・箒はこう言った。

 「織斑先生!ぜひ私にも出撃許可を!!」

 「箒!!?」

 一夏はそれを聞いて驚いていると箒はこう続けた。

 「今のが本当ならば《シルバリオ・ゴスペル》の機動力の大元でもある

《銀の鐘(シルバー・ベル)》を私が使って高機動戦をすることが可能です!

それならば」

 箒がそう言いかけるがそこに・・・日室がこう反論した。

 「そりゃあ無理でしょ。」

 「何ィ!?」

 日室の言葉を聞いて箒は噛みつくが日室はこう続けた。

 「君がISを受領してというよりも・・・第3世代機を使ったのって何時間?

戦闘経験は?その時に君がやるポジションは?君はどの位機体を

理解しているの?」

 「理解だと・・・そんなの戦いながら」

 「こいつは戦争ごっこじゃねえ。下手して本土に来て戦闘になったら

日米戦争の再来だ。そうなったらどの位の犠牲となるか考えたことあるのか?」

 「そ・・・それは。」

 箒はそれを聞いて黙り込むが・・・束はこう言った。

 「おい手前何のつもりだよ?箒ちゃんの晴れ舞台に水差すなって言うか

すっこんでろ凡人が、コロスゾ。」

 そう言うが日室はこう返した。

 「は、凡人だ?俺からすれば未だ第3世代でウロチョロしている

アンタガ凡人だろうが。」

 「!!!・・・お前!?」

 束はそれを聞いて日室に殴りかかろうとすると・・・千冬が束の手を止めて

こう言った。

 「2人ともやめろ、収拾がつかんぞ。」

 そう言うと千冬はこう続けた。

 「まあ、確かに私も篠ノ之を出すのは反対だ。」

 「「!!!」」

 それを聞いて箒と束は目を見開くと千冬はこう続けた。

 「こいつは未だ《紅華》を使用して数分しか経っていない。そんな中で

危険がある戦闘に出すわけにはいかない。」

 「大丈夫だよちーちゃん。

箒ちゃんの腕前なら《シルバリオ・ゴスペル》なんて」

 「それとこいつは浮かれている。」

 「!!」

 「専用機を貰って燥いでいる気持ちはわからなくもないがそれで他の人間に

何があったらどうするつもりなんだ?」

 「ソレハ・・・。」

 箒はそれを聞いて俯いてしまった。

 専用機があれば一夏と共にいられると短絡的な事を考えていた余り大切なことを見落としていた事に。

 この戦いが・・・国の未来にどう関わるのかを・・・。

 「よって、この戦いの編成は織斑、更識ペアと

デュノア・アタラシアメンバーとするが・・・まあ正直猫の手も

借りたいところだ。篠ノ之は織斑達と共に支援に回れ。」

 「!ありがとうございます!!」

 箒はそれを聞いて顔を上げてそう言うと千冬は一夏と閃光の耳元でこう囁いた。

 「さっきも言ったように篠ノ之は舞い上がっている。もしも時には・・・

頼むぞ」

 「「ハイ!!」

 それを聞いて一夏と閃光はそう答えた。

 すると日室はこうきいた。

 「良いのかよ?ド素人にこんな大役。」

 「仕方があるまい。あそこで篠ノ之を止めても束は黙っておるまい。何かしらの手を打ち出すはずだ。」

 そう言うと千冬は日室に向けてこう言った。

 「それにしても貴様が初めてだぞ。束相手にあそこ迄啖呵貼るとはな。」

 驚いたぞと言うと日室はこう答えた。

 「いやさ、俺ら大人は何も出来ないからさ。子供には何もなく

帰って欲しいからね。」

 「心配事は減らしたいからねえ。」

 そう言うと千冬は日室に向けてこう言った。

 「大人だな。」

 「大人ならさ・・・子供を戦場に送るような真似はしないでしょ?」

 「同感だな・・・。」

 千冬は日室の言葉を聞いてそう答えた。




 次回は《シルバリオ・ゴスペル》戦です。
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