Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 シルバリオ・ゴスペル戦終了して。


帰還して。

「・・・目的は達成されたとはいえイレギュラーが現れるとはな。」

 千冬はそう呟きながらも頭を抱えていた。

 何せ正体不明のロボットが現れて全員撤退したのだ。

 あの時は全員《シルバリオ・ゴスペル》を鹵獲するためとはいえ

結構の弾薬を使った事、機体のエネルギーを消費していることから

正直な所あそこで戦った処で勝てたのかどうか分からなかったのだ。

 そして何よりもあの後の一夏の報告を聞いて・・・耳を疑ってしまった。

 その内容は・・・これだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの機体にラウラ・ボーデヴィッヒが乗っている可能性があります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ありえない・・・だってラウラは。」

 そう言って千冬はラウラの事を思い出した。

 腕については義手を使えば問題ないように思えるが問題は・・・脳である。

 意識障害を引き起こし、体の自由はなく、生きていること自体が不思議だと

言われているほどである。

 あの戦闘の後、ラウラは壊れたISコアと共にドイツに送り返されたのだ。

 その後についてであるがラウラが率いていた部隊の副隊長で

嘗ての教え子の一人でもあり今でも軍にいる

『クラリッサ・ハルフォールン』の話によれば彼女はあの後軍の病院に

入院したという報告があったのだ。

 あれがもし嘘であった・・・つまり副隊長の言葉が偽物だったという

推測を立てたと同時にもう一つの可能性・・・軍の誰かが虚偽の報告をしてそれをクラリッサがそのまま本当と思って報告したこと。

 その中において確かだと思う事は・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「軍の連中・・・ラウラを使って・・・!!」

 もう一つの可能性であった。

 ならば如何やってあの中に入ったのかという問題を考えなければならない。

 そういう事を千冬はずっと考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで、ベル。《シルバリオ・ゴスペル》の操縦者についてなんだけど?」

 「うん、心配しないで。少し急激な加速で失神していたけど機体が

搭乗者保護システムを自分の意思で発動していたらしいから少し休めば

起きれるようになるって。」

 良かったよとベルは一夏に向けてそう言った。

 現在彼らは別命あるまで待機するようにと『花月荘』の部屋の1室に

詰めていた。

 彼らのISは今整備中で一夏の『白銀』は現在日室が『深緑』の

9~12番コンテナを装備させている最中であり機体が無いのだ。

 すると箒が一夏に向けてこう聞いた。

 「それで一夏・・・真実なのか?・・・その・・・」

 箒は一夏に向けてそう聞くと・・・一夏はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「間違いない、あの声は『ラウラ・ボーデヴィッヒ』で間違いない。」

 「そうか・・・然し何故あ奴がまた・・・」

 箒は一夏の言葉を聞いてそう言った。

 あの戦いで一夏とベルに惨敗した後だと言うのに何故このような暴挙を?と

そう思っているのだ。

 するとベルがこう呟いた。

 「もしかして・・・今回の《シルバリオ・ゴスペル》の騒動って・・・ドイツが関わってるんじゃないのかな?」

 そう呟くとそれに対してシャルロットはこう答えた。

 「そんな余裕は今のドイツにはないよ?本国で聞いた話だけどあの事件の後に

ドイツ軍は今部隊の立て直しに旧型機の再開発、それに代表候補生何て

各国に表向きは留学扱いになっているけど実際は青田買いみたいに優秀な候補生をスカウトしているらしいよ。」

 フランスでもそうだしねとそう言うと簪はこう言った。

 「多分だけど・・・今回の騒動・・・関りが無いと思うよ?」

 「何でだ?」

 箒は簪の言葉を聞いてそう聞くと簪はこう答えた。

 「ええとね、もし共同でやっているなら・・・個別じゃなくて一気にやっていると思うよ?」

 「仮にあのロボットがラウラ・ボーデヴィッヒだとするなら・・・

一夏と一対一にするために《シルバリオ・ゴスペル》で私達を引き離していると

思うんだけど・・・」

 それを聞いて確かにとそう思った。

 何せそれならば納得いくからだ。

 あのラウラ・ボーデヴィッヒの性格上、一夏と一対一にさせるために

そういう事をするという考えは理解できるからだ。

 そして暫くすると・・・アナウンスが聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『専用機持ちは直ちにトレーラーに集合してください。』 

 繰り返しますとそのアナウンスが聞こえて一夏達はそこに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 するとトレーラーの方では日室と閃光と本音がそこで待機していると中から・・千冬の声が聞こえた。

 「早く入れ、話すことがある。」

 それを聞いて全員中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「先ほどドイツ政府にこの機体についての報告と

ラウラ・ボーデヴィッヒの居場所を問いただしたところ・・・

あることが分かった。」

 千冬がそう言うと一夏がこう聞いた。

 「千冬姉!アイツの居場所って・・・でもアイツ」

 「先ずは落ち着いて話を聞け。」

 千冬は一夏に向けてそう言うと千冬はこう続けた。

 「この機体はドイツ政府が極秘裏に開発していた

『無人式人型兵器』開発計画においてセレクション段階の

機体の1機である事が分かった。」

 「そしてこいつを作ったのは・・・クローン研究の責任者であった。」

 「「「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」

 全員それを聞いて驚くと千冬はこう続けた。

 「こいつは機動性が高く、何よりもIS装備を使う事も出来るために直々は

こいつの量産機を計画していたのだが・・・先の騒動にて計画は凍結し、この男も姿を消した。」

 「そしてここが重要であるのだが・・・

ラウラ・ボーデヴィッヒの入院しているであろう病院を強制執行で

捜査したところ・・・奴がいないことが分かった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「つまり・・・こいつがラウラ・ボーデヴィッヒを連れて何かに使ってこいつが動いているという事だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「全く、情けないなラウラ・ボーデヴィッヒ。織斑 一夏に後れを取るとは。」

 そう呟くと・・・ある映像が見えた。

 海底にテ機能を停止した・・・グラウ・ディセデントがそこにいた。

 すると何かがそれを取って・・・取り付けられると・・・

グラウ・ディセデントのセンサーアイが・・・ギラリと光った。

 

 「さあ行け『グラウ・ディセデント』!今度こそあいつらを殺せ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『オリムライチカーーーーーー!!』

 そう言って海中にいるには・・・巨大な4本腕を持った・・・

機械の化け物がそこにいた。




 次回は・・・多分『グラウ・ディセデント』戦?
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