Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 ここからが本当の・・・始まり。


始業式。

そんなこんなで・・・1か月半後。

 

 

 

 

 

 「全員揃ってますねー。それじゃあSHRを始めますよー。」

 「私はこの1組の副担任の『山田真耶』と言います。宜しくお願いいたします。」

 一夏の目の前で生徒と殆ど(1部を除いて)変わらない身長の女性が

ニッコリと微笑んでそう言った。

 だがこの女性サイズがあっていないダボッとした服とやや大きい黒縁眼鏡を

かけているせいなのかどうか分からないが見た感じは『子供が無理して

大人の服を着た』感じがするようなそんな女性でもあった。

 「それでは皆さん、今日から一年間よろしくお願いしますね。」

 「「あ、はい。」」

 教室の中で唯一声をかけたのが・・・一夏と閃光だけであった。

 何故なのかと言うと答えは簡単である。

 ・・・男子が一夏だけなのだ。

 「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いしますね。えっと・・出席番号順で。」

 この状況なのかうろたえている山田先生がそう言っていたが実際一夏も・・・

グロッキー1歩手前であろう。

 たった一人の男性IS操縦者なだけで目立つのに更に真ん中&最前列という

最悪なポジションにいるのだ。

 だが一つだけ何とかなることと言えば・・・それは・・・閃光の存在であろう。

 一夏の隣にいるので正直心が何とかなりそうであったのだ。

 その閃光のIS制服はと言うと・・・普通である。

 少し長めに微調整されたスカート。

 胸元は緩めやすいように少しダボつかせている。

 一夏は閃光を見ると閃光はその視線に気づいて・・・ニコっと笑った。

 あの後からお互い武術等の練習や同調強化という名の・・・あの汎用人型決戦兵器のパイロット達が使っていたカラーダンスのような奴をやったり

(無論ハプニングもあった)代表候補生でもある簪と相棒の本音と共に

勉強したりと色々とやっていた。

 ・・・何だか窓際から何やら視線を感じたりもした。

 「それじゃあ・・・『織斑一夏』君?」

 「あ、ハイ!」

 「それじゃあ自己紹介お願いしますね。」

 「ハイ。」

 一夏は山田先生からそう言われて後ろに振り向いた。

 「・・・・・」

 今まで背中越しであっただけに真正面は・・・キツイ。

 そう思っていると隣からコンコンと音がした。

 「?」

 閃光がいる辺りで音がしたので見てみると・・・ノートでこう書かれていた。

 『初めは趣味とか質問とかさせてみろ』

 そう書かれていた。

 そして一夏は意を決してこう言った。

 「えーと、『織斑一夏』です。趣味は体を動かすことと料理です。

 所以あってIS学園に入学することとなりましたがこれから1年間

よろしくおねがいいたします。」

 そして一夏はこう言った。

 「それじゃあ質問したい人は・・・いますか?」

 そう聞くと殆ど全員が・・・立ち上がってこう言った。

 「趣味は料理って言ってたけど何が専門!?」

 「彼女っていますか!?」

 「女性のタイプを教えてください!!」

 「付き合ってください!!!」

 次々と矢次早に言うので一夏は慌てながらこう言った。

 「待って待って!落ち着いて!!言うから!!!」

 そう言うと全員・・・黙った。

 「(怖いな。)・・・じゃあ料理何だけど大体何でもやる・・・

最近はチョコ関係のスイーツを考えてるな。彼女はいないけどタイプねえ・・・『メリハリちゃんとしてて笑顔が良い人』ってとこかな。

それと俺君たちの事知らないから付き合い出来ないよ!!」

 そう言って席に座ると・・・扉から声が聞こえた。

 「ほお、貴様にしては中々だな。」

 「げええ!!『関羽』!?」

 「誰が三国志の英雄か、バカ者!!」

 パアン!!と良い音立てさせながらそう言う女性こそ・・・千冬であった。

 「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 山田先生がそう言うと千冬はこう返した。

 「ああ、山田君。済まなかったな、クラスへの挨拶を押し付けてって・・・

何処まで・・・ああ、この愚弟だったな。」

 弟見つけて愚弟呼ばわりしながら千冬はこう言った。

 「それじゃあ続けてくれってその前に私だな。」

 そう言うと千冬は教壇に立ってこう言った。

 「諸君、私が『織斑千冬』だ。君たち1年生を一年で使い物になる操縦者に

育てるのが私の仕事だ。私の言う事をよく聴いて、理解しろ。出来ないものが

いるならば出来る迄指導してやるから私の言う事は聞け。良いな」

 そう言って終わりだと言うと・・・黄色い声援が響き渡った。

 「キャーーーーー!千冬様!本物の千冬様よ!!」

 「ずっとファンでした!」

 「私、お姉さまに憧れてこの学園に来たんです!北九州から!!」

 「あの千冬様にご指導頂けるなんて嬉しいです!」

 「私、お姉さまの為なら死ねます!」

 「・・・毎年毎年、よくもまあこれだけのバカ者が集まるが私のクラスだけに

集まってしまうのか?」

 そう言いながら・・・スゲエうざそうな感じの千冬であったがそれがさらに・・火を萌やした。

 「きゃあああああああ!お姉さま!もっと叱って!!罵って!!」

 「でも時には優しくして!!」

 「そして付け上がらない様に躾をして~~!」 

 「・・・もう帰って良いか?」

 それを聞いた千冬は既に帰りたいと思ってしまった。

 そして一夏を見た後にこう言った。

 「さてと・・・続き行くぞ。」

 そう言って締めくくった。

 

 

 

 暫くして・・・。

 

 

 

 

 「それじゃあ『白好 閃光』さん。」

 「ハイ。」

 閃光の番になって彼女が立ち上がると全員はぽーっとしてこう言った。

 「うわあ・・・綺麗。」

 「スタイル良いなあ。」

 「巨乳なんて・・・巨乳なんて。」

 ところどころそう言う声が聞こえる中閃光は自己紹介した。

 「『白好 閃光』だ。趣味は戦闘系のロールプレイングゲームで武道も

心得てる。これから1年間皆で頑張りたいと思うのでよろしく頼む。」

 そう言って着席した。

 そして全員が終わると千冬はこう言った。

 「さてと、SHRは終わりだ。諸君らにはこれからISの基礎知識を半月で

覚えてもらい、その後実習だがそれも基本動作は半月で体に染み込ませるから

覚悟するように。」

 そう言って千冬は教科書を開いてこう言った。

 「それでは授業を始める。」




 次回は・・・ファースト幼馴染襲来・・・かな?
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