Iの2のSAンダー!!   作:caose

89 / 137
 新キャラ入ります。


いざイタリアへ

 そして7月25日、朝9時。

 この日、日室と千冬はイタリアとルクーセンブルク王国に向かうために

大体3泊4日の行動日程となっている。

 「それにしても晴れてるねエ、おまけに暑い。」

 「そう言うな、それでまず何処からだ?」

 千冬は私服姿でそう聞くと・・・完全に遊ぶこと前提のアロハシャツ姿の

日室に聞くと日室はこう答えた。

 「うん?先ずはイタリアだね、そこで待っているイタリアの科学者と一緒に

リンク相手のいる場所に向かうんだって。」

 「何故病院なのだ?病人なのか?」

 千冬がそう聞くと日室はこう答えた。

 「それがね、叔母が病院で寝たきりになっているんだってさ。

だからそこで合流。」

 「場所は?」

 「確か・・・『公立、ローマサピエンツァ大学付属ポリクリニコ・ウンベルト・

プリモ病院』って言う言いにくそうな病院って千冬ちゃん!?」

 千冬が突如日室の胸倉掴むと千冬がこう聞いた。

 「おい今何といった!何という病院だ!?。」

 「ちょ・・・苦しい。」

 「早く答えろ!!」

 「だから・・・『公立、ローマサピエンツァ大学付属ポリクリニコ・ウンベルト・プリモ病院』だって」

 「そいつの名字!まさかと思うが」

 「・・・正解、多分千冬ちゃんが思っている名前。」

 「・・・マジか?」

 「マジで。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてイタリア、『フィウミチーノ空港』昼二時(日本時間夜10時)

 そこには数人の科学者たちが今か今かと待ち構えているとそこに・・・日室達の姿を見かけた。

 予め予告されていた通りアロハシャツ姿で見えやすいように

飛行機から降りてから着た白の上着を羽織っていた為見つけやすかった。

 序に千冬を見た時には全員びっくりしていたが日室は科学者を見てこう言った。

 ・・・因みにだがISが出て以降は日本語を習うのが海外では必須となっている為全員取敢えずは話せる。

 「始まシテMr日室、私がイタリア空軍の科学研究部所属の

『ポリュキョ・ブラッソ』。今回貴官の『クロッシングリンク』の然も織斑一夏の脳波と合致する人間がいる事に私は感動したよ!」

 「ハハハ、まあそれは置いとくとして彼女は今も病院に?」

 「ええ、私が待つように伝えているので今も恐らくは。」

 「・・・済まないが宜しいでしょうか?」

 「はいなんでございましょう『ミスオリムラ』?」

 「・・・花屋によっても宜しいでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『公立、ローマサピエンツァ大学付属ポリクリニコ・ウンベルト・プリモ病院』

 本来ならば脳外科等はないのだが今作では存在しています。

 巨大な病院で最新鋭の設備が投入されております。

 彼らがそこに車を停めて降りた後に『ポリュキョ・ブラッソ』達イタリア側と

千冬と日室の2人が降りて病院に入ると待合室に紅い髪の少女が

そこに座っていた。

 紅い髪をツインテールの半ばドリルみたいな形状をしておりクールなイメージが有り余る程あるがそれだけではない。

 胸が・・・でかいのだ。

 胸の上半分が見えているだけではなくそれなのに下品さが感じられないのだ。

 そして日室は彼女を見るとこう聞いた。

 「ちょっと良いかな?」

 「?」

 「君が『クロッシングリンク』の相手かい?」

 「え、あ、貴方は?」

 「俺は『日室 哲』。『クロッシングリンク』の責任者だ」

 「貴方が!初めまして私は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・『サラ・ジョゼスターフ』と申します!」

 そう言って自己紹介する『サラ・ジョゼスターフ』と握手する日室を遠目で

見ていた千冬が現れると『サラ・ジョゼスターフ』は顔つきが少し変わったのだ。

 表には出さない様にしているであろうがはっきり分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仇の様な目つきなのだから。

 「・・・貴方は。」

 「ああ、織斑千冬・・・って言わなくても分かるな。」

 「・・・何の用でしょうか?」

 「何・・・ちょっとお見舞いにな。」

 「・・・何で今頃になって・・・!!」

 それを聞いて『サラ・ジョゼスターフ』は苦々しい表情をしていると

日室はええとっと仲裁するかのようにこう言った。

 「ええとね、君と少し話がしたいんだけど良いかな?」

 「ええと・・・まあ、良いですけど。」

 『サラ・ジョゼスターフ』はそれを聞いてそう答えると千冬と離れさせて

病院から出るのを見てこう呟いた。

 「あの阿保が・・・気を使わせおって。」

 そう言って千冬はナースステーションに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やれやれ、これは思いやられそうだなあ。」

 「そうでしょうか。」

 『サラ・ジョゼスターフ』は病院から出て近くにあるレストランに入って

飲み物を頼んで飲んでいると『サラ・ジョゼスターフ』は毒を吐きたそうな顔で

そういうとまあねと日室は『サラ・ジョゼスターフ』に向けてこう言った。

 「まあ、君の家族と千冬ちゃんとは色々あるようだけど病院で

言い合いはしてほしくなくてね。」

 「それについては感謝しますが・・・ですが!!」

 『サラ・ジョゼスターフ』はそう言いながらグラスを机に叩きつけるが

『サラ・ジョゼスターフ』はこう続けた。

 「何があったのか知りませんがあの時!あの『第二回モンドグロッゾ』で

アイツが出ていたら!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここか。」

 病院の中で千冬は232と数字の入った部屋に入るとそこには・・・

人が寝ていた。

 いや病人だから当たり前だろうと思っているであろうがその部屋が・・・

異様であった。

 何せ色々な機器が所狭しと置かれていて全身にチューブや配線が

その病人の体に幾つも接続されていた。

 そして酸素呼吸器を付けて呼吸している女性が一人いた。

 右目、右手、右足と右全体に配線が繋がっていて

『サラ・ジョゼスターフ』と同じ紅い髪の女性がそこで寝ていた。

 そして千冬は花瓶を見てみると既にガーベラとバーベナを挿していた花瓶を見てこう呟いた。

 「確か・・・『希望・期待』と『家族だったな。』」

 千冬はそう呟いて新たに花瓶に花を入れた。

 ペチュニアとネリネの花を。

 その花言葉は・・・『癒す・和む』と『また会う日を願う』と言う意味である。

 「お前は私と再戦したくてここ迄の事をしたのか?」

 そう聞くが女性から反応はない。

 「私とそんなに戦いたかったのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「済まなかった、貴方を放っておいて弟を救って・・・あの時私は

一夏を救いたいと言う一心で・・・もしお前にその事伝えてたら

協力してくれたかな?」

 「なあ・・・何とか言ってくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして2人の言葉が重なった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『アリーシャ』叔母さんはあんな状態にはならなかった!!」

 「『アリーシャ』・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、今ベッドの上で横になっている病人の名は

『アリーシャ・ジョゼスターフ』、イタリアの国家代表生で常に第二位の・・・

通称『スクルド』と言う異名を持つ最速のIS操縦者であった。




 次回へ続く。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。