Iの2のSAンダー!!   作:caose

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 皆さんも知っているあの幼馴染です。


ファースト幼馴染と授業。

 「あーーー・・・疲れたーー。」

 一夏はそう言いながら机に突っ伏していた。

 初っ端からの授業、然もISの基礎理論授業後に加えて・・・全学年の女子が一夏を一目見ようと詰め寄っているので気が休まる時がない。

 元来IS学園は女性のみしか動かせられないISを学ぶための場所であるため男性など皆無、それどころか中には女学校からの入学者がいるため親以外と

会話したことがない人間もいるほどである。

 全員が何やら牽制している中で・・・隣にいる閃光が声をかけた。

 「大丈夫か?一夏。」

 「ああ、閃光か・・・疲れたよ。」

 一夏と閃光を見て・・・こう言う人がいた。

 「先を越された!!」

 そう言う人間がいたが二人の会話は更に続いた。

 「それで、どうだった授業は?」

 「う~~ん、何とかなる・・・かな?簪や閃光のおかげで何とかなりそうだよ。」

 「そうか、ならもう少し頑張らないとな。」

 まだまだあるからなと言うとまた机に突っ伏した一夏を見て閃光はある物を

渡した。

 「・・・チョコ?」

 一夏は閃光に渡されたチョコの入った包み紙を見ると閃光はこう言った。

 「まだまだ授業は続くからな。それを食べて少し元気になれ。」

 「ああ、ありがとう。」

 一夏は閃光にお礼を言ってチョコを食べた。

 「美味しいな。」

 「まあな、そうだ一夏、昼ご飯になったら簪と本音と」

 「んんん!!」

 一夏と閃光との会話の中で誰かが咳き込み始めた。

 何だと思って見てみると一夏のすぐ目の前に・・・その人間がいた。

 黒い髪をポニーテールにして何処か長身を思わせるような背丈と・・・閃光とほぼ変わらない胸部を持った少女がそこにいた。

 すると一夏はその少女を見てこう呟いた。

 「・・箒?」

 「久しぶりだな一夏。」

 箒と呼ばれる少女は一夏に向けて不愛想にそう言うと一夏を見てこう言った。

 「廊下で良いか?」

 「・・・え?」

 一夏は突然の事で何だと思っていると閃光が割って入ってこう言った。

 「突然で済まないが一夏に何のようだ?」

 「貴様に関係ない。」

 閃光の言葉に対してそう両断するも閃光はこう返した。

 「関係ある。私は一夏の『相棒』だ。何が起こるかわからんのに一人で

行かせはしない。」

 そう言うと・・・少し間が開いて・・・悲鳴が・・・響き渡った。

 『『『『『きゃあアアアアアアアア!!!!!』』』』』

 「ねえ聞いた!『相棒』だって!!」

 「それって二人はもうそういう関係!??」

 「嘘でしょう!!スタイル抜群の美少女をはべらせれるなんて!!」

 「神は死んだ!!私の青春は終わったーーー!!!」

 何やら勘違いが聞こえるが当の箒はと言うと・・・。

 「な・・・な・・・な・・・・。」 

 「何だとーーー!!!」

 箒は悲鳴を上げると一夏に問い詰めた。

 「一夏どういうことだ!!この女と・・・まさかそういう!!?」

 箒はそう言いながら問い質そうとすると・・・。

 キーンコーンカーンコーン。

 チャイムが鳴り響いた。

 「く!また来るからな!!」

 箒はそう言って自分の席に座っていった。

 「何だったんだ?あれ??」

 「さあな?」

 一夏と閃光はそう言って席に座った。

 

 

 

 

 

 

 「・・・であるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が

必要であり、本来の使用目的から逸脱したIS運用をした場合は、刑法によって

罰せられ・・・」

 教壇の上にて山田先生がすらすらと教科書を読んでいく中で一夏も追いつこうと必死で頑張っていた。

 すると日室の言葉を思い出した。

 

 

 

 

 『良いか一夏。IS操縦者は国防に携わっちまうからIS学園に入学する連中は皆

頭が良いんだ。だがお前はまんま素人だから・・・とにかく詰め込み教育で

覚えろ。』

 最後は放任的に聞こえるがそれでも一夏は其れに応えようと必死で

頑張ったのだ。

 すると山田先生が一夏に近づいてこう聞いた。

 「織斑君、何か分からない所がありますか?」

 如何やら山田先生は恐らくまだ分からないであろう一夏を見てそう聞くと一夏はこう答えた。

 「ああ大丈夫です。ちゃんと予習復習してきましたから。」

 「そうですか、分からなかったら訊いてくださいね。何せ私は先生ですから。」

 エッヘンと言うかの様に胸部を揺らしながら・・・見せつけるように

そう言った。

 流石にヤバいかと思って一夏は閃光の方を見て・・・。

 「・・・何だ?」

 閃光は何だと思って見ていた。

 正直言えば閃光は目の前にいる山田先生よりも・・・先生だったなあと

思っていた。

 何せ分からないところがあったらちゃんと分かるまで教えてくれるだけではなくその内容がどう言う感じに発展しているのかをちゃんと教えてくれたからだ。

 そう思っていると閃光は・・・胸を隠すようにして・・・こう言った。

 「私とあいつのを比べてるのか・・・・?」

 そう聞くと一夏は・・・顔を真っ赤にしてこう返した。

 「いやいやいや、違うよ!俺が見ていたのは」

 「授業中になにやっとんだ!」

 「ギャイン!!」

 一夏が反論する前に千冬は出席簿を一夏の頭めがけて叩いた。

 然も閃光は顔を真っ赤にしているし・・・誤解が解けるのは当分先だなと

思っている一夏であった。




 次回は・・・あいつかも。
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