戦いが始まってから二週間、彼らはまだぶつかり合っていた。
上空に舞う銀色の羽、地面に倒れる使徒の山、血に染まった赤い大地
剣と剣がぶつかり合う度に、分解魔法と反魔力がぶつかり、火花と魔力が散り合う。
サウザ達が距離を取り、魔法を放つがすべて、反魔力を纏ったファングで打ち返す。
「あ、あり得ない!な、なんなんですか?その力は!?」
とサウザが打ち返された魔法を避けながら問いかけ、
「そんなこと、俺が知るかボケ!」
と辛辣に返すショウ。
―「いや、知らないじゃねえだろ。一人一人が一騎当千の化け物相手にそっちが一騎当千してるんだから」って作者さんが言ってますよ―
―ほっとけ。それよりもさっさと終わらせる―
―了解―
そんな会話をしながらラスト五人と言うところで、ショウは技能『武器召喚』を使い、武器を召喚した。
―オートバトル オールレンジソード スカイセイバー―
を× 1000本
―オートバトル オールレンジスピア ヴレイブランサー―
を×1000本
―オートバトル オールレンジシールド ガードウォール―
を×1000枚
―オートバトル オールレンジ実弾ライフル メテオバレット―
を×1000丁
一人軍隊、ここに極まり。
あのサウザの無機質な表情がまるで「ウソデショ!」と言っているような表情に、なっていた。
ちなみに、これを普通操作しようとしたら、莫大な情報量が脳を襲い、一瞬で死んでしまうが、ショウはこれらの操作をアシストに手伝ってもらって操作の負担を分散している。
アシストがいなかったら、例え(+瞬光)を使ったとしても、せいぜい合計500機くらいだった。間違いなくアシストはショウにとって最強の相棒だ。
「じゃあな。銀色の人達」
そう言うと剣からは斬撃が、槍からは刺突が、盾からはビームが、銃からは弾丸が、まるで豪雨のように大量に、そして、流星のように高速で降ってきた。サウザ達は分解魔法でできた羽でガードしようとしたが、反魔力が籠められた攻撃が分解魔法を無効化し、サウザ達にすべて直撃する。
使徒の体は穴だらけとなり、地面に落ちていった。空気に溶け込むように霧散していく銀翼の中から覗く瞳は機械的な冷たさの中に悔しさが混じっているように感じた。
サウザが落っこちたあと、ショウは地面に降り立ち、サウザの遺体?に近づいた。
「さてと、それじゃあ」
ショウは空間魔法を使い別の空間、俗に言う異空間を開いて使徒の遺体を仕舞った。
―お疲れ様、アシスト―
―お疲れ様です、ショウ様。ところでショウ様、そちらをどうする気ですか?―
―それはあとでのお楽しみ♪―
そう言うとショウは再び飛び立った。
気分転換用の小説書きたいけどどれがいいかな?
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防振り×ウルトラマンZ
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魔王学院×仮面ライダーディケイド
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ありふれ4種
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その他(コメントにて受付)
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作者の自由な意思の元にあらんことを