―皆さんこんにちわ、アシストです―
―あれから数週間、ショウとハジメはいろんな装備を創ったり、私と香織とユエは女子会をしたりと充実した日々を送っていました―
―例えばハジメの失った左腕と右目、これをショウは治そうとしましたが、右目は再生魔法で直せても、左腕はハジメが変質する前の腕になってしまうため左右のバランスが悪くなるため、断念し、義手と義眼となりました―
―その後、ショウとハジメは1日三時間、工房に籠って装備作りに明け暮れてました。何故3時間かと言うと、2人が熱中すると何日も籠っているため、私達が拗ねたら機嫌取りもかねて、あちらから提案してきました―
―ですが私は知っています。2人は、再生魔法を使った【アーティファクト】で工房内の時間を引き延ばし、こちらでの3時間を向こうでは30時間と上手いことやっているそうです。ちなみにアーティファクト名は『 ビルダーズ・Lab(ラボ)』だそうです。そうして沢山の【アーティファクト】を生産し、準備は万全を期しました―
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「いよいよ出発だな、ハジメ」
「ああ、我ながら強くなったと思うよ」
「んっ!装備も整った」
「ステータスも上がったし」
「じゃあ最終確認だ!」
そう言ってショウ達は装備やステータスを確認した。
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:???
天職:錬成師・魔王
筋力:16850≪∞≫
体力:17290≪∞≫
耐性:15670≪∞≫
敏捷:25930≪∞≫
魔力:20880≪∞≫
魔耐:19780≪∞≫
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成][+圧縮錬成]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+爆縮地][+重縮地][+震脚][+無拍子][+瞬光][+革新者]・銃技[+命中率上昇][+遠見][+鷹の目][+弾曲][+銃格闘]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・状態異常無効・全属性耐性・先読・金剛・豪腕・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・絶対的主人公・魔力変換[+体力][+治癒力][+精力][+衝撃変換]・限界突破[+持続時間上昇][+戦鬼][+覇潰]・生成魔法・言語理解
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白崎香織 17歳 女 レベル:???
天職:治癒師
筋力:10950
体力:13190
耐性:10670
敏捷:13450
魔力:14780
魔耐:14780
技能:回復魔法[+効果上昇][+回復速度上昇][+イメージ補強力上昇][+浸透看破][+範囲効果上昇][+遠隔回復効果上昇][+状態異常回復効果上昇][+消費魔力減少][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]・光属性適性[+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動]・高速魔力回復[+瞑想]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・先読・金剛・豪腕・威圧・念話・追跡・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解
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蒼 翔 17歳 男 レベル:100
天職:救世主
筋力:アノス
体力:サトシ
耐性:イージス
敏捷:光何て亀と一緒
魔力:-∞
魔耐:ハイパームテキー
技能:全属性適性[+分解魔法][+想像構成][+複数同時構成][+遅延発動][+自動発動][+口上強化]・回復魔法[+想像構成][+複数同時構成][+遅延発動][+自動発動]・結界術適正[+想像構成][+遅延発動][+自動発動]・魔力反転[+魔力操作][+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作][+身体強化][魔力効率上昇][+魔力武装]・全属性耐性[+魔法吸収]・物理耐性[+無効化]・状態異常無効[+反転]・複合魔法[+派生魔法][+派生魔法一覧:融合:構築:蘇生:捕食:浮力:時間:力:言霊:植物]・戦闘術[+我流流派][+唯我独尊]・武器召喚[+瞬間装備][+武器保管][+装備一式召喚]・天歩[+空力][+縮地][+爆縮地][+重縮地][+震脚][+無拍子][+豪脚][+瞬光][+革新者]・魔力変換[+衝撃変換][+治癒力][+体力][+反魔力]・気配操作[+気配遮断][+気配感知][+幻踏]・魔力感知[+特定感知]・限界突破[+持続時間上昇][+戦鬼][+覇潰][+フィーバー]・成長促進[+技能習得]・アシスト[+特定念話][+思考共有]・偽装[+外見変化][+力量操作]・神代魔法[+概念魔法]・言語理解
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レベルは100を成長限度とするその人物の現在の成長度合いを示す。しかし、ハジメと香織は魔物の肉を喰いすぎて体が変質し過ぎたのか、ある時期からステータスは上がれどレベルは変動しなくなり、遂には非表示になってしまった。
ショウは『成長促進』により、レベルは最大値まで上昇し、レベルもステータスも変動しなくなった。
一応、比較すると通常の人族の限界が100から200、天職持ちで300から400、魔人族や亜人族は種族特性から一部のステータスで300から600辺りが限度である。
ちなみに、勇者である天之河光輝の限界は全ステータス1500といったところである。限界突破の技能で更に三倍に上昇させることができるが、それでも約三倍の開きがある。しかも、ハジメ達も魔力の直接操作や技能で現在のステータスの三倍から五倍の上昇を図ることが可能であるから、如何にチートな存在になってしまったかが分かるだろう。
そういえば技能も増えに増えたのでいくつかをそちらをアシストに解説してもらおう。
―それではショウの技能に着いて簡単に説明いたします―
―『魔力反転』派生技能 [魔力武装]―
―魔力、反魔力問わず魔力を鎧のように纏う事が出来る。さらに、武器や装備に纏わせることも可能―
―魔力だとさまざまな属性を纏う事ができ、纏った属性に応じた効果を獲られますが、相性によっては不利になることがあります。一方で反魔力を纏うと全ての魔法を無効化出来ますが、魔法の効果が半減したり、物理防御が不利になります―
―『戦闘術』派生技能 [唯我独尊]―
―限界突破の効果があり、限界突破のように爆発的に力が跳ね上がるわけではなく、発動中、少しずつ全スペックが強化されていきます―
―しかも、限界突破と異なり、この技能には使用後の強い虚脱感というものがない。まさに、破格の能力と言えます―
―しかし発動中は視界が簡素化されてしまい、味方は白、敵は黒、その他は灰色の3色に分かれ、障害物や建物等は映らないと割りと重いデメリットがあります。このせいで何回オスカー宅が壊れたか………―
―『天歩』派生技能[革新者]―
―こちらは発動中は敏捷と知覚能力が二倍となり、五感と第六感を超強化する事が出来ます―
―更に『瞬光』と併用すれば、ショウ一人で、各オートバトル オールレンジ兵器を千機づつ操作出来ます。ちなみに発動中は瞳が虹色に変わるのも特徴です―
―『成長補足』派生技能[技能習得]―
―こちらは少し変わった技能で、本来は習得出来ない筈の技能を習得する事が出来る技能です。―
―つまり、ショウはまだ強く成れます。ショウに限界は無いのです!―
とまあチート能力が増えに増えた。
ちなみに、ハジメの方も何か技能が増えているがそこは触れないでおく。うん、触らぬ神に祟りなしだ。
「で、お前達は何でその格好なんだ?」
ハジメはショウとアシストの方を向いて尋ねた。それは、ショウは白い執事服、アシストは白いメイド服を着ていた。
何故、そんな格好をしているのかと言うと。
「これかっこいいし、執事とメイドのコンビとか面白そうじゃん」
とのことである。
「それよりハジメの方は大丈夫なのか?」
「ウグッ」
ハジメがダメージを食らった。何故かと言うと、今のハジメの格好は丈の長い黒コートに紅い珠が埋った義手と義眼を隠す眼帯を装備。
加えて白髪………重度の中二患者の完成形だった。鏡で自分の姿を見たハジメが絶望して膝から崩れ落ち四つん這い状態になった挙句、丸一日寝込むことになり、香織とユエにあの手この手で慰められるのだが……みなまで語るまい。
「大丈夫だよ、ハッくん。私もお揃いだから」
そう香織も丈の長い黒コートにサングラスを頭にかけている。ちなみに、ハジメとの差分のためにネクタイがリボンになっていたり、下がクールホットパンツだったり、靴がサイハイブーツとかなり差分がついていた。
「安心しろ、ハジメ。似合っている」
「右に同じく」
「んっ間違い無い」
ショウとアシストとユエはそうやってフォローいれたあと装備を確認して、いよいよ出発の時
三階の魔法陣を起動させながら、ハジメはユエと香織、ショウ達に静かな声で告げる。
「…俺達の力は地上では異端だ。教会や国の奴らが黙っていることはないだろう。それだけならまだしも黒幕の神を自称する狂人と敵対するかもしれん。…命がいくつあっても足りないぐらいのヤバイ旅だ。…大丈夫か?」
ハジメは最後の確認を皆にする。香織は強い眼差しでハジメを見つめ返す。
「問題ないよ。この命と体は最後までハジメくんの為にあるから。ハッくんと一緒なら誰が相手でも負けないよ。」
ユエも同じく強い眼差しでハジメを見る。
「んっ…問題ない。ハジメと香織が一緒だから…大丈夫」
ショウとアシストが強い眼差しでハジメを見る。
「「大丈夫 だ/です !」」
ハジメは嬉しそうに頷いた。
「そうか…俺が二人を二人が俺を守る。三人で世界を越えよう。」
「うん!」 「んっ!」
「俺達も居るぞ。忘れんなよ」「右に同じく」
そんなやり取りをして出発しようとしたその時。
「それとハジメ、ちょっといいか?」
ショウがハジメに声をかけた。
「どうした?」
「一つ忠告………というよりお願いがあって」
「お願い?何だ」
ショウは静かな声で告げた。
「敵意や悪意を向ける者をいくら殺してもかまわない。けど、善意や好意を向けてくれる人には優しくしてやってくれ」
「………わかった」
ハジメはショウの言葉を心に仕舞った。それはたった一人の幼なじみの言葉だったからか、それともそれが必要になる時が来るかもしれないとおもったからか
そして、魔方陣が起動して、5人は【オルクス大迷宮】を後にした………
清水どうする?
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殺れ
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助けて