ルーンファクトリー4×ウルトラマンタイガ ルーンの奇跡 作:ヴォーテクス
レストが早めの眠りに着いた頃マーガレットの家にシャオパイとドルチェ、フォルテとコハクとクローリカが来ていた。所謂夜の女子会という物で彼女達は度々、夜に集まっており他愛もない会話をしている。今夜はどんな話が聞けるのだろうか……。
「それにしてもレストくんがウルトラマンに変身していたとは……知らなかったが」
「私もあそこで初めて知りました~。驚きですね~。皆は何時から知っていたんですか?」
シャオパイとクローリカはレストがウルトラマンに変身していた事に驚く。二人は彼がウルトラマンとして戦っている事を知らなかったので無理はない。
「私はフーマのキーホルダーを拾ったから知ったよ」
「私はタイタスさんに一度変身した事があるので知っていました」
「わたしはタイガの変身を解いたレストくんを目撃したから知ったの」
「アタシもコハクと同じよ。まさかタイタスやフーマに変身していた事は知らなかったけど」
四人はウルトラマン達との出会いを簡潔に語ると二人は何処か仲間外れになった感じになる。気まずい雰囲気になるもマーガレットは気を取り直して話を続けた。
「ねぇねぇ、皆はどのウルトラマンが好みかな?」
彼女はこれまでに出てきたウルトラマンの中から誰が好みかを問いかける。その質問にいち早く答えたのは意外にもフォルテだった。
「私はタイタスさんが好みです。彼は日頃から筋トレや鍛練をしているので互いに切磋琢磨できる良い関係を築けそうだからです」
「あはは……フォルテらしい」
フォルテはタイタスと気が合う事を話すとマーガレット達は苦笑いする。因みに当人は恋の色沙汰に関しては極めて疎くとある惑星の王女から恋愛感情を持たれているが気付かない。
「私はタイガなの。一生懸命戦っている姿がとてもカッコ良かったの!」
「そうだね、タイガさんは必死だったもんね!」
コハクはタイガが守る為に必死で戦っている姿を見て応援しようという気持ちになった。マーガレットも彼の戦う姿を見たから彼女と同じように感じた。
「そうね……アタシは三人の中でフーマが気になるわ。セルザを守ってくれたから感謝しているから」
「そうですわね。私達の友人を守ってくれた人ですもの」
ドルチェはフーマが気になっている事を話すとピコは彼がエゼルバードの攻撃からセルザを助けてくれた事を語った。もし速さに秀でたフーマに変身していなければセルザを助ける事が出来なかった可能性があったからだ。
「私が気になった事だがどうしてレストくんは自分がウルトラマンになって戦っている事を隠していたのが気になるが?」
シャオパイはふと抱いた疑問を口にすると皆は黙りこんで考え始める。それを見た彼女は何か不味い事を聞いたと思って慌てて訂正しようとする。
「い、いや……その今のは聞かなかった事にしてほしいのだが」
「う~ん、私の考えだげと……レストくんはきっと皆に知られるのが怖かったと思うんだ。前にレストくんが戦って帰った時に笑顔で大丈夫と言ってたけど実は陰で耐えていた。
私がそれが嘘だと気付いて救急箱を持って来たら案の定、レストくんは傷の痛みに苦しんでいたから治療した。
も~、無茶をして心配する身にもなって欲しいよ!」
マーガレットは以前、メルバとフーマの戦いを後にレストが痛みに苦しんでいるにも関わらず笑顔という仮面で無理矢理誤魔化していた事を話した。その話を聞いた彼女達は考えた後にドルチェが口を開く。
「レストの無茶は今に始まった事じゃ無いけど流石に今回は看過できない。けど……相手はセルザの力を遥かに上回っているんじゃ彼等に頼るしかないわね。
セルザにも話さなかった事を考えるとよっぽど自分が大きな力を持っていた事に苦悩していたと思うわ。レストは一人で何でも抱え込む頑固な性格だから」
「悔しいですけど私がタイタスさんと一緒に戦えればレストさんの負担が減らせるのに……。無力な自分が歯痒いです」
ドルチェとフォルテはどこか悔しそうな口調で言うと皆は沈黙に包まれた。レストは一人で何でも抱え込む性格なのは知っている。しかし皆に黙ってここ迄、大きな事態が起きていた件を一部の人だけにしか知らせていなかった事にある種の呆れを感じていたのだ。
「そういえばウルトラマンは何処から来たのか気になりますね~」
重い雰囲気の静寂を打ち砕いたのはクローリカでウルトラマン達が何処から来たのか疑問を発した。その疑問を耳にした彼女達は各々の推測を立てて述べるが具体的な答えは出てこない。
「う~ん……やっぱりここは当人に聴いてみるのが一番だと思うよ。今度、レストくんに尋ねてみよう」
「私もタイタスさんが何処から来たのか知りたいと思っていました」
「そうだね。レストくんに聴いてみればいいの!」
この話の結論は当人に聞くことになった。それから雑談を数時間した後に眠りに着く。彼女達のパジャマパーティーはこうして幕を閉じた。
翌朝、マーガレットの家に集まっていた彼女達は其々の家に帰宅した。