転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~   作:Yuukiaway

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114 厄災に立ち向かう覚悟を決めろ! ギルドの新人加入決定!!

ギリスの最後の警告を聞いた上でギルドへの入団を決めた。タロスとエミレも厄災と戦うことを決断したのだ。

 

「え、タロスさん 今なんて……!?」

「ああ。まだ言ってませんでしたね。

俺、実は魔法警備団から派遣されて来たんですよ。」

 

タロスの告白にマキは驚く反応を示した。

 

「そう言えばまだその話について詳しいことを聞いてなかったな。手紙に書いてあったこと以外に言いたいことがあれば教えてくれ。」

「そうすね。 もう1回ちゃんと話しておくとしますか。」

 

 

***

 

 

タロスの話は手紙に書いてあった内容と大差なかったが、詳しい捕捉が二つあった。

 

一つは派遣の指示はルベドから直接受けたわけではなく警備団の団長を通じて受けた事

もう一つは厄災 ヴェルダーズについて完全には把握出来ていない事である。

 

「だけどマスター そんなエリートが入ってくれたら百人力じゃないですか!!

それにあのルベドさんの推薦なら尚更 心強いですよ!!!」

星聖騎士団(クルセイダーズ)を知っているとは、父が軍人なだけはあるな。

そういえばお前の父親の事もほとんど聞いてなかったな。どれくらい腕の立つ軍人(やつ)なんだ お前の父親は?」

「! そ、それは………………」

 

「? どうした?

何か都合の悪い事でも

 

!」

 

詮索するギリスをリルアが袖を引っ張って止めた。

 

『リルア どうした?』

『ギリス、あまり嗅ぎ回るもんじゃないのだ。きっと軍人の仕事が忙しすぎてあまりよく知らないとか そんな所だろ。』

『………そうか。』

 

「マキ、詮索するような真似をしてすまない。言いたくないなら無理に言わなくて大丈夫だ。」

「……そうですか。

そうして頂けると嬉しいです。ありがとうございます。」

 

マキは頭を下げて椅子に座った。

 

「じゃあ今日は解散するとしよう。

今日はもう遅いし、明日は本部への登録なんかで忙しくなるからな。 隣に部屋をもう一つ用意してあるから、同期同士で親睦でも深めあってくれ。」

 

 

***

 

 

「じゃあこれからよろしくお願いしますね 2人とも!」

「はい。 よろしくお願いします。」

「同じギルドのメンバーとして頑張りましょうね!」

 

3人はギリス達の隣の部屋に集まり、各々が荷物を床に置いて泊まる準備をしていた。

 

「……もうすぐ9時か…………。

どうです 二人共、これから温泉にでも入りませんか?ここの温泉、結構評判なんですよ!」

『!』

 

この宿の1階にある温泉はギルドの本部に近い故か否か 温泉には魔力を回復したり洗練したりする効能があると一定の評判がある。

 

「良いですね 行きましょう!

私も贈物(ギフト)が強くなるんじゃないかって興味があったんですよ!

ね、エミレさんもどうですか?」

 

その温泉は駆け出しの冒険者にとっては効能以前に一種のパワースポットとして毎日のようにたくさんの冒険者が訪れていた。

 

「………いや、私は遠慮します。」

「え、どうして?

もしかしたらあなたの贈物(ギフト)の性能も良くなるかもしれないじゃないですか。 ひょっとして苦手なんですか? 温泉。」

「はい。そう考えて下さい。

入浴はここの個室のお風呂で済ませますので、お二人はゆっくりと温泉に入ってください。」

「そうですか。じゃあそうしましょう。

タロスさん、温泉にマスター達も誘いましょう!まだお風呂に入ってなかったみたいですし!」

 

マキとタロスは入浴の用意をし、部屋を後にした。

 

 

***

 

 

マキ達がギリス達を温泉に誘っている頃、ヴェルダーズはハジョウから報告を受けていた。

 

「ヴェルダーズ様、《あいつ》から報告がありました。

魔王ギリス達のギルドに潜入する事に成功したそうです。」

『………フフ。そうか。

これからは忙しくなるぞ。先手を打たねばならないからな。』

「早速 情報を流させますか?」

『いやまだだ。

すぐにやれば勘づかれるかもしれない。それに今はまだ有力な情報は得られないだろうからな。

動かすのはやつが龍の里にいる奴らと合流してからだ。そっちにはオオガイ達を向かわせてあるからそこで騒ぎがあったと聞けば早かれ遅かれ飛んでくるだろうからな。』

 

ヴェルダーズはギリス達を出し抜きたと笑い声を上げた。

 

『それから《あいつ》に伝えろ。

〘下手にヤツらに手を出すことは避け、情報を流すことだけに専念しろ〙とな。

それ以上のことをやってしまったら奴らは必ず勘づく。

だが逆を言えばそれに専念すればすぐに《あいつ》にだどり着くことはまず無いだろう。

龍の里のことはオオガイ達に任せるとして、次の駒を進めるとするか。』

「と、言いますと?」

 

ヴェルダーズは口角を上げ、ハジョウにこう伝えた。

 

()()()()()()()に連絡しろ。

〘もう我慢する必要は無い。沈黙の時は終わった。戦いに備えて準備を進めろ〙とな。』

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