転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
116 新たな活動へ準備を進めろ! ギルドのメンバー 集う時!!
「…………ああ、もうこんな時間か。」
ギリスは自分が1時間以上話し続けていた事を理解した。
「!」
すると、彼の懐の通話結晶が光った。
「もしもし 俺だ。
そろそろ着きそうか?」
『はい。ちょうど1時間前にやっと交通が回復して、もうそこまで来ています。』
「分かった。じゃあ龍の里に入ったら『ギリス・クリムの同伴者です』とでも言ったらリュウの屋敷に来てくれ。
みんなそこに集まっている。」
ギリスは最低限の事だけ伝えて通話を切った。
「ねぇギリス、今話してた人が新しいメンバーなの?」
「そうだ。3人がそれぞれ役に立ちそうな力を持っているから仲良くしてやってくれ。」
「……それで、その交通が遅れてるのってやっぱり……………」
「ああ。十中八九
「!」
***
「…………そうか。あのダクリュールに幻覚魔法使いに鬼までやってきたのか。
よくお前達だけで持ち堪えたな。」
「……リナちゃんが
龍の里に攻め入った厄災の手下の事を聞き終わったところで扉を叩く音が鳴った。
「リナちゃん!もう動いて大丈夫なの!?」
「おお。いつまでも寝てらんねぇよ。
? なんだそいつ?」
「そうか。 こいつが
「??」
戦いの途中で力を使い果たしたリナはギリスの事を知らなかった。
「………なるほどな。あんたが俺達のリーダーってわけか。そんじゃ ジジィが言ってた昔勇者と一緒にドンパチやった魔王ってのがあんたなのか。」
リナはギリスから彼の素性や蛍との関係性、そしてその生い立ちを粗方説明された。
「………そうだ。リュウは元気にしてるか?」
「少なくとも今の俺やあんたよりはのびのびとしてるよ。」
まだ緊張を隠せていないのか、リナは少しだけではあるが突っぱねるような態度を見せた。
「それで、ハッシュやカイさんから聞いたぜ。 俺がぶっ倒れた後、ここにあの鬼共の親玉が来たんだよな?」
「ああ。命からがらなんとか撃退には成功したがな。」
「………それじゃああんた、
「ち、ちょっとリナちゃん!!」
リナはまだギリスが力を奪われている事を説明された上でそう言った。
「………【強かった】と言った方が正確だな。
尤も、すぐにでも力を取り戻すつもりではあるが。」
「そんじゃ安心だ。」
「……………………」
蛍はリナがあくまで
「まぁ俺から乗った船だ。
あんたの為にやってやるよ。それにあんな連中がごろごろとのさばってるのを見て見ぬふりをするってのも寝覚めが悪いしよ。」
「!! リナちゃん ありがとう!」
こうしてリナも正式に
「………リナ。」
「おお カイさん。あんたもここにいたのか。」
カイもリナが来たことに気付いて声をかけた。
「…………なぁ蛍、お前達が
「? そうだけど。」
「そうか。 ということはここに全員揃ってるわけか……………。」
ギルド設立当初のギルドマスターのギリス そして蛍とフェリオ
その後に加入したハッシュとリルア
そして蛍達が龍の里でスカウトしたリナとカイ そしてヴェルド
ギリス達がスカウトした三人を除いて
「……ギリス様、」
「!」
リュウの側近の男が扉を開けて入ってきた。
「やっと来たか。俺の連れだろ。」
「はい。 三人あなたと一緒に来たと言っています。今は屋敷の門の前で待たせていますが、どうしますか?」
「入ってもらってくれ。
それから、リュウに頼んでなるべく広い場所を確保してくれ。」
「広い場所? 分かりました 直ちに。」
側近の男は部屋を後にして外へと走って行った。
「? 広い場所なんて何に使うの?」
「分からないか?これから
「それがどうかしたの?」
「場所が欲しいんだ。」
「場所?」
「そうさ。あいつらが到着し次第 誰にも知られることなく進めたい話があるからな。
それに、そろそろ
ギリスは手の平を眺めながら口角を上げた。