転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~   作:Yuukiaway

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122 ギルド合同作戦会議 進む! 豪華客船を調査せよ!!

「それと、その服のちゃんとした調整もやっておくから、後で家の縫製員に渡しておいてくれ。」

「お、おう。」

 

リナは一刻も早くこの慣れていない軍服を脱ぎたかった。たとえ自分の決めた道に必要であるといっても公衆の面前で軍服姿という格好は恥ずかしいものがあった。

 

「とは言ってもグランフェリエの出航日は3日後だから、それまではゆっくりと英気を養ってくれ。分かっているだろうが一度潜入したら逃げ場はどこにも無いからな。」

『!!!』

 

【孤島の地下に建てられた監獄】と【大海の上を漂う豪華客船】

その二箇所に物理的にも精神的にも逃げ場はどこにも無いのだ。

 

「…………………ルベド、」

「? 何だい?」

「監獄と客船には少数で行けと言ったな?」

「そうだよ。大人数で動こうものならすぐにおかしいと思われるだろうからね。」

「そうか。たった今 グランフェリエに行ってもらう奴の組み合わせを考えた所だ。」

『!』

 

ギルドのマスターであるギリスの一言がメンバーに緊張を与えた。そのメンバー達の方を向いてさらに続ける。

 

「グランフェリエに行ってもらうのは以下の四名

【リルア・ナヴァストラ】 【ミーア・レオアプス】 【カイ・エイシュウ】 【マキ・マイアミ】 の四人だ。」

『!!』

 

名指しで呼ばれた四人は一瞬驚き、そして瞬時に理解した。

自分たち四人はその内の二人が遠距離攻撃主体でもう二人は近距離主体である。つまり、どんな状況にも対応出来る組み合わせなのだ。

 

「分かりました。ギリスマスター

新参者ですがマキ・マイアミ 精一杯頑張らせて頂きます!!」

 

マキは敬礼をとってギリスに宣言した。

 

「そんなに気を張る必要は無い。それにそんなに固くなることもない。別に上下関係を作る気は無いぞ。」

「! わ、分かりました。」

 

凝り固まった緊張が解け、マキは頭に添えていた手を下ろした。

そして自動的に残りの蛍とフェリオ、ギリス、エミレ そしてこの問題の台風の目であるタロスが魔法警備団の本部に向かう事が決まった。

 

「じゃあギリス、その魔法警備団の本部には五人で行くの?」

「それでも構わないのだが、やはりもう少し戦力が欲しいな。それに………………」

 

そもそも魔法警備団の本部に向かうことになったのはヴェルダーズ達がルベドになりすましてタロスに偽の指示を出したからである。

敵が自分達の動きを予測している可能性は十分にあった。

それでもアルカロックとグランフェリエにヴェルダーズの手が回っているというのもほとんど間違いない。そこから戦力を削る事も難しい話だった。

 

 

「……俺達が行こう。」 『!』

 

イーラが手を挙げてそう言った。

 

「俺達 星聖騎士団(クルセイダーズ) 七番隊が貴方達をサポートする。

総隊長 構いませんか?」

「もちろん構わないよ。彼女達を全力で支えてやってくれ。」

 

ルベドからも許可が下り、イーラ達 七番隊が一緒に本部へ向かう事が決まった。

 

「…イーラさん、いいの……?!」

「……それは願ってもない事だが大丈夫なのか?星聖騎士団(クルセイダーズ)の仕事は沢山あるだろ?」

「その点は問題ない。戦ウ乙女(プリキュア)が現れた時から我々はいつ厄災と戦闘になってもいいように待機しているからな。

それになにより、ルベド総隊長に成りすますなどという不届きを見過ごしておくわけにはいかない それは我々全員が同じ考えだ!!!」

 

イーラの静かな怒りの籠った言葉に七番隊の隊員達も拳を掲げた。

 

彼の実力は一緒にテュポーンと戦った蛍が一番知っている。これほど頼もしい戦力が居れば戦ウ乙女(チョーマジンを倒せる人間)が自分一人でも大丈夫だと 根拠無しにそう思えた。

 

 

「…七番隊の事は後でしっかりと話すとしてリナ君、」

「! なんスか?」

「これから長い戦いが始まるわけだけど、故郷にちゃんと挨拶はしてきたのかい?」

「!」

 

リナはその言葉ではっとさせられた。

魔王城から騎士団の本部に来たが、まだリュウ達に挨拶を済ませていない。それに本来龍の里を離れて活動する事は滅多にないので、これから故郷を離れる事も伝えなければならなかった。

 

「今頃はリュウが戦ウ乙女(プリキュア)が龍の里を救ってくれたと伝えて回ってる頃だろうな。」

「リュウ? 俺のジジィを随分馴れ馴れしく呼ぶんだな。」

 

(? そうか まだ僕との関係を知らないのか。)

「リュウが言ってなかったか?『かつて勇者パーティーに所属していて、魔王とも戦った事がある』って。」

「━━━━━━━━━━━━!!!?

ま、まさかあんた…………!!!」

 

「そうだよ。かつて武道家リュウ・シャオレンがパーティーを組んでいた勇者

僕はその転生体さ。」

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