転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
勇者の領主の
「!」
フォースの目には二人の視線がハッシュの方を指しているように見えた。
「………なぁヴェルド あの
「そりゃ分からねぇが、攻撃のやり方が同じなら引き継がれてるとしても不思議は無ぇだろ。」
「そうか。 だったらよ、アイツらがハッシュの事を狙ってるとは考えられねぇか?」
「!!」
フォースの発言を踏まえて再び
「………もし記憶があるなら
ハッシュの頭の中にはパーティーや屋敷に潜入していた時の光景が甦っていた。そこで見たのはあまりに下劣で傲慢な悪行の数々。そんな彼らに忠誠を誓うふりをすることは当時のハッシュにとってかなりの負担だった。
そして自分の正体を明かし
ハッシュはアルカロックに潜入する事が決まった時には既にこの過去と対峙するかもしれないと覚悟を決めていた。
「!!!」
三人の目に
龍の里で長老のリュウがブレーブを投げるために取った構えだ。
『うりゃ!!!!』 「!!!?」
攻撃が当たる瞬間に腕を振り上げて
「フォース!!! 一発で決めちまえ!!!!」
「おう!!!!!」
フォースの拳には全力の
(俺の中の
「《プリキュア・フォースバレット》!!!!!」
フォースの渾身の拳が
「!!!!?」
フォースの拳は領主の
「!!!!!」 『フォース!!!!』
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
フォースは攻撃を受けて尚 戦意を保っていた。
顔面への攻撃は咄嗟に腕で防御し、後頭部へのダメージは後頭部に腕を回して受身を取った。
(あのヤロー 俺の攻撃を躱しやがった!!!
これが屋敷でぬくぬく甘ったれて暮らしてたボンボンの動きかよ……………!!!)
「!!!」
視線の先で勇者の
「フォース!!」
「今助けるぞ!!!」
「!! ダメだ 来るな!!!」
ハッシュとヴェルドが走ってくる振動が亀裂に伝わり地面が崩れる音が聞こえる。
「!!」
「し、しまった!!!」
ハッシュとヴェルドが気づいた時には既に遅く、地面が崩壊して大穴が空いた。そこにフォースが巻き込まれ、穴の底へと落ちていく。
『フォース!!!!』
「俺に構うな!! お前らはそのままそいつらを食い止めてくれ!!!」
ハッシュとヴェルドに敵を任せ、フォースは奈落へと沈んで行った。
***
「くっ!!」
フォースは着地に成功した。そしてすぐにここがアルカロックの地下2階である事と天井が跳んで戻れないほど高い場所であることを認識する。
この状況でフォースが取れる行動は上に戻るか下に進むかの二つだ。
「……………リナ隊員?」 「!!」
声に呼ばれるまま振り返るとそこにはサディンが立っていた。
「…………サディン看守? 何でここに?」
「1階に出現した魔物の討伐に加勢しようと思いまして。」
「!!?」
フォースはサディンの言葉に耳を疑った。
それが表すのは一つの事実だ。