転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
チョーマジン達を倒せる最後の希望である刑務官達の銃が突如として爆発した。
その光景は当時のフォースにはまるでどこか遠い所で起こっているかのように実感が持てずにいた。
「どういうこった!? 一丁二丁ならともかくこんなに沢山一度に壊れるなんてある訳が
!!」
キリュウは懐で光った結晶を手に取った。
「こちら看守長 キリュウ!! 何があった!?」
『こ、こちらアルカロック地下三階 ご報告します キリュウ看守長。
我々の銃が、一斉に謎の爆発に見舞われました!!!!』
「何ィ!!!?」
唐突な報告に驚いたのも束の間、結晶が新しい通信を受け取る。
『こちら地下五階!!! 我々の銃が突如として爆発し装備を失って混乱しております!!!!』 「!!!」
その後もキリュウの持つ結晶からは刑務官達の銃が一斉に爆発した という報告がなり続けた。
その最中でもギンズは淡々とその様子を見つめている。
「そんな馬鹿な!! 一体全体何が起きてるってんだ!!!」
「看守長! こいつァ
「[[rb:究極贈物>アルティメットギフト]]って聞いた事あるでしょ? マーズは毒を操る能力を持ってて、それでその毒を銃に仕込んでたんスよ!!!」
「んな筈はありゃあせん!! このアルカロックにある銃は毎朝点検して刑務官に渡してんですよ!!一体いつ毒なんて仕込むことが出来たっていうんですか!!?」
「
今までフォース達を静観していたギンズが笑みを浮かべながら口を開いた。
「『
そういう作戦を
『!!!!?』
ギンズの口からはハッシュが立てた作戦が淡々と流れた。それは他でもない情報漏洩を意味していた。
(さ、作戦が漏れてるだと!!!?
世界の秩序を守る組織である
フォースがハッシュの方に目をやると、ハッシュも『信じられない』というような表情を浮かべていた。自分達の中で一番聖騎士団に関わってきたのはその組織に属する唯一の人間だからだ。
(あの時本部に忍び込んでる奴がいたのか………)
「なぁハッシュ隊長、お前はもう
『自分達の中に
「!!!!!」
フォースの瞳孔が見開かれた。そしてハッシュの表情も動揺している。
ハッシュがユージンやエドギアの組織に潜入調査した事は紛れも無いスパイ行為だ。
「おい!! そりゃどういう事だ テメェ!!!」
「おっといけねぇ。ついつい喋りすぎちまった。後で殿下にどやされちまうぜ。」
ちっとも恐れる様子もなく高笑いを浮かべながら言葉を連ねる。その様子はフォースの言葉で言う 正に『腰巾着』だ。
「じゃあ
「!! ま、待ちやがれ!!!」
「ああ。 そういえばキュアフォース、お前は俺を『下っ端』とか『腰巾着』見てぇな扱いしてくれたがそりゃ必要だぜ?
主人の目的を果たすためにはよォ!!!」
瞬間、ギンズは身を翻し、柵を飛び越えて下の階に落下した。
「に、逃がすな!! 追え!!!」
刑務官の一人が檄を飛ばし、それに乗じて数人の刑務官達がチョーマジンを躱そうとしながらギンズの後を追おうと駆け出した。
「!! お前ら待て!! 何かやべぇ!!!」
ギンズの異様な行動に嫌な予感を覚えたフォースは刑務官達を制止する。その直後、その《嫌な事》は起こった。
「うわぁッ!!!!」 「!!!!?」
柵の下から濃い赤紫色の毒が巨大な噴水となって刑務官達を吹き飛ばしながらアルカロックを突き上げた。
「…………ギンズ、良くやってくれた。もう十分だ。 後は私に任せろ。」
「!!! マーズ!!!」
必要以上に高いアルカロックの天井を覆い尽くす程の毒の塊の上部からマーズが姿を現した。
そして巨大な毒の塊がどんどんと溶けながら姿を変え、髑髏の顔と巨大な両腕を持った化け物へと変貌した。
「
このアルカロック諸共 貴様らを打ち破ってくれる!!!!」 「!!!!」
先程の《