転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
「私の力の前に散れ!!!
猛毒の塊が巨大な両腕となってフォースとハッシュに襲いかかった━━━━━━━━━━━━
「魔法班!!! 防御!!!!」 『!!!?』
フォースとハッシュの前に複数人の刑務官が立ち、魔力の壁を展開してマーズの毒を防御した。しかしものの数秒で障壁にヒビが入るほど強力な毒が次々に撃ち込まれる。
ハッシュの注意は防御を指示したキリュウに向いていた。
「キリュウ看守長!!!」
「
隊長達は体勢を立て直して下せェ!!!」
「!!」
キリュウはマーズを敵として扱って尚 その目は座っていた。
「か、看守長!!?」
「お前ぇ等に告ぐ!!! 俺達が慕っていたアルカロックの署長 マーズ・ゼルノヴァはもう
キリュウの一喝で刑務官達の動揺が一瞬で鎮まり帰った。そしてその表情が固いものになっていく。
「…………
折角何年もかけてお前達の信頼を得てきたというのに 水の泡か。」「!!!」
マーズは涼しい顔でキリュウ達が心を鬼にした事を一蹴した。
「テメー 俺達の前で『信頼』を嗤うたァ
くたばる覚悟が出来てるようだな……………!!!!」
「その必要があるのは貴様らの方だぞ?
この脆い障壁もあと一息で壊せそうだ
『!!!?』」
猛毒が押し寄せる通路に
「ヴェ、ヴェルド!!!」
「フォース!! なんか厄介な事になっちまった!!
さっきまでドンパチやってたボンボンが
うおぁっ!!!? なんだこりゃ!!!!?」
ヴェルドは目の前の《
「ああ。ケツから言うとだな、マーズのヤツが本気出して来やがった!!!
今は刑務官が何とか持ち堪えてる!!!」
「そ、そうか!!」
「んでお前は? そっちの話は何だ?」
「なんかさっきまであの領主のボンボンと闘ってたんだがよ、どういう訳かそいつがいきなり尻尾巻いて逃げ出しやがったんだよ!」
「何!?」
「それだけじゃねぇぜ!! ここに来るまでにチョーマジンが皆下に向かって走ってったんだ。そいつらに構ってる暇は無ェからほっといてここまで来たぜ。
ってかそれよりあの刑務官だぜ!! 押し切られそうになってるなら何とかしねぇとよ!!!」
「それが出来るならとっくにやってんだよ!!
あの毒に一滴でも触れたら一瞬でもオダブツなんだ!!体勢を立て直して何とかする方法を考えてんだよ!!!」
フォースは一呼吸つけてからギンズの事を説明する準備に入った。
「それから大変な事を言うとだな、裏切りモンはもう一人居たんだ。」 「!!??」
「
「マジかよ……………
ってかお前がその面で冗談なんか言うわきゃねぇよな…………!!」
「ああ。 ってかどういう事なんだよ チョーマジンが皆下に降りて行っちまったってよ!!
世界取りてぇなら
「んな事俺が知るかよ!!現に下に降りてったんだから
「おい!!!! なんだあれは!!!!?」
「!!!!?」
刑務官の叫び声に視線を向けると、そこには信じられない光景が広がっていた。
「な、なんだありゃあ………………!!!!」
「フフ。まんまと策に嵌ってくれたな。
今までダラダラと攻撃していたのは全てこの時の為だ!!!」
マーズ 操る毒の巨人の両肩には大量のチョーマジンが陣取っていた。それこそこの監獄内の全ての囚人が集まってきたと言われても納得出来る程の数だった。
そしてフォースの目は最前列に
「………あのヤロー…………!!!
この期に及んでまだてめぇの手で戦う気がねぇってのかよ!!!
そんなに毒をドバドバ出してんだからそんな雁首揃えてねぇでお前が掛かって来いよ!!!」
「………フン。下らないな。この私が貴様のような小娘の挑発に乗るとでも思うか?
それに私の手で貴様らを始末したのでは意味が
私達が求めているのは貴様等の死だけでなく、『出処不明の怪物に世界一頑丈な監獄が落とされた』という事実だ!!!」
「!!!」
マーズの目からはアルカロックの陥落はあくまで自分ではなく