転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
「………そうさ。ギンズは今私の魔法陣で
「………し、正気かテメェ…………!!!
どこまで腐ってやがる!!!」
「腐っている?
この私が
「!!」
マーズの目は狂気に取り憑かれていると言えるものではなく、しっかりと座っていた。これが彼の
「そもそも貴様は一つ思い違いをしているようだな。別に私は『命を捨てろ』と命じた訳では無い。『命を賭けろ』と命じたのだ。
それにさっきも言った筈だぞ?私達は貴様等のような仲良しこよしのグループとは違うとな!!!」
***
ガキィン!!!!! 「!!!!」
「うわぁーーーー!!!!」
ユージンとエドギア、そしてギンズの
二人の後ろでは刑務官達が蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
「………………!!!
なぁハッシュ、あいつらを臆病モンって言うか?」
「……まさか。こんな化け物を前にしたらあれが普通だよ。僕達以外はね。
………………………ッッ!!! ヴェルド、『せーの』で行くよ?」
「………ああ。
『せーのッッ!!!!
オリャアッ!!!!!』」 「!!!!」
二人が一気に腕を振り上げ、三体の
「ハッシュ!!間違ってもここを突破される訳にゃいかねぇ!!!フォースにはあの毒オヤジとのサシの勝負に集中させるんだ!!!」
「もちろん分かってるよ!!!」
二人が構え直した直後、懐の結晶が光った。フォースからの通信だ。
『ハッシュ!? ヴェルドか!!?
俺だ!! フォースだ!!!
時間がねぇから用件だけ言うぜ!!返事もしないでくれ!!
マーズの野郎がこの監獄 全部に毒を撃ち込みやがった!!後15分足らずで全部ぶっ壊れちまうんだ!!!』『!!!!?』
『俺がそれまでにあいつをぶっ倒すからよ、それまで誰もこっちに上げねぇでくれ!!!
頼んだぞ!!!!』
通信はそれで途切れた。
「……おいハッシュ、今の聞いたかよ?」
「もちろん。フォースの頼みならやらない訳にはいかないね。その為にフォースの
「おう!! そう来なくっちゃあな!!!」
全身の痺れから開放された
「ハッシュ!!こいつら以外のバケモン共は刑務官に任せときゃ良い!!!
ここで力全部出し切るぞ!!!!」
「もちろん分かってる!!!」
二人の踏み込んだ脚が監獄の床を揺るがした。
「《
「《
『おりゃあっ!!!!!』
ハッシュとヴェルドの拳が三体の
***
「ハァッ ハァッ ハァッ ハァッ……………!!!」
「フフ。焦っているな。
貴様にとってはこの状態が一番やりにくいだろう?」
マーズの両の拳を猛毒が覆っていた。
(……あのヤロー!! あれだけの毒を監獄にぶち込みやがったんだぞ!! なのにまだあんなに分泌してやがる!!!
毒の出処が別にあるのか………………?
いや、んな事ァどうだっていいか……………。)
「流石にもう
「………………!!!
(ちくしょう!! やっとこさここまで追い詰めたってのにあと一息が押し切れねぇ!!!
もうこうなったら腕の一本でもくれてやるつもりで向かっていくしかねぇのか?)」
「随分な表情だな キュアフォース。
言っておくが自棄は起こすんじゃないぞ?そんなことをした所で私には通用しない。
貴様の動きは完全に見切っているのだ。何回も見せたからな!!!」
「……………!!!」
心の中が見えているのか と問い質したくなる位にフォースの心の中を読んでくる。
「………なぁおい、一つだけ聞いていいか?」
「?」
「もしこの監獄が崩れたらよ、テメェはどうなる?」
「もちろん私は助かる。そして運が良ければ貴様も助かるかもしれないな。
もっとも、その後で仲間達に合わせる顔があるかは分からないが。」
「………………!!!!」
***
アルカロック 崩壊まで後 12分15秒