転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~   作:Yuukiaway

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173 突如として起こる爆発!! 厄災之使徒(ヴェルソルジャー) ガスロド動く!!

ガスロド扮する()()はトイレに行くふりをして一人の時間を作り、水晶から()()()にもらったデータを呼び出して目を通していた。

 

リルア・ナヴァストラ

種族:魔人族

年齢:不明

身長:145.6cm

体重:44.5kg

贈物(ギフト):悪魔系究極贈物(アルティメットギフト)増幅之神(サタナエル)

 

カイ・エイシュウ

種族:魚人族

年齢:30歳

身長:185cm

体重:103kg

贈物(ギフト):ギリシャ神系究極贈物(アルティメットギフト)海原之神(ポセイドン)

 

ミーア・クロムウェル・レオアプス

種族:獣人族

年齢:14歳

身長:139cm

体重:41.9kg

贈物(ギフト):英雄系究極贈物(アルティメットギフト)狙撃之王(ロビンフッド)

ギリシャ神系究極贈物(アルティメットギフト)従属之神(アルテミス)

 

マキ・マイアミ

種族:人間族

年齢:17歳

身長:159.5cm

体重:52kg

贈物(ギフト):《爆掌(ニトヴル)

 

(……恐らくはカイとマキが近距離を、リルアとミーアが遠距離を担当するつもりなんだろう。

少数精鋭でバランスの取れた組み合わせだが、それも使いこなせなければ何の意味もない。

さて…………、)

 

ガスロドは懐から通話結晶を取り出して通信を試みる。

 

「………こちらガスロド。 潜入に成功した。

二人の戦ウ乙女(プリキュア)、そして二人の従属官(フランシオン)の位置を把握。

ああ。 抜かりは無い。」

『こちらディスハーツ。たった今 グランフェリエにいる連中の情報を送りました。 確認をお願いします。』

「安心しろ。たった今終えた。」

『…やはり段取りが良いですね。

しかし意外でしたよ。貴方がスパイ作戦にあそこまで積極的に関わるとはね。』

 

「…………それはどういう意味だ?」

『言わずとも分かるでしょう?

だって貴方は

 

!』

 

ディスハーツは結晶の向こうでガスロドの触れてはいけない物を感じ取った。

 

「あまり私を見くびるなよ。

昔に何があったとしてもこの私が陛下のご命令に私情を挟むとでも思っているのか?

私の経験は陛下の目的遂行の為に活かすのが賢明というものだろう。」

『………そう考えているなら安心ですね。余計な心配をかけました。

では頑張って下さい。』

「ああ。」

 

ガスロドは通信を切った。

 

「………さて、私も始めるとするか。」

 

ガスロド扮する()()は口元を歪ませ、トイレの扉を開けた。

 

 

 

***

 

 

 

「………ふう。やはり何時の時も緊張するな この場だけは。」

「ジームズ様、お疲れ様でした。」

「おお、すまんね。」

 

開式の辞を終えたジームズは会場の外でマキからハンカチを受け取って汗を拭った。

 

「……それで、マキ君 だったね。

そのグランフェリエを狙っているという組織は見つかったのかね?」

「いえ、それはまだ何とも。

怪しそうな人は何人か目星をつけたんですが、確信は掴めていないのが現状でして…………」

「……それはつまり、今来ている乗客のうちの誰かに成りすましている可能性がある という事なのかね?」

 

今までの物腰穏やかな表情から一転して ジームズの顔が険しくなった。

 

「はい。私達が追っている組織はそれくらいの事は平気でやります。ただ、成りすました人が始末されている可能性は低いと思います。

今はまだ目立つような行動は起こしていませんから。」

「………一体星聖騎士団(ルベド君達)が追っているその連中の目的は何なのだね?

分かっているのだろう?」

「そ、それは………………」

 

 

ドガァン!!!!! 『!!!!?』

 

平和なパーティーが行われる豪華絢爛なグランフェリエの船内には決して相容れない筈の爆発音が乗客全員の鼓膜を振るわせた。

その直後、悲鳴や慌てふためく声が船内に響き始める。

 

マキは冷静さを失う事無く通話結晶を取り出してカイに繋ぐ。

 

「カイさん!! マキです!!

私は今 ジームズ様と一緒に居ます!!! そっちの様子はどうなっていますか!!?」

『こちらカイ!!

会場は今 混乱状態だ!! リルア殿は一緒に居るが、目を付けた七人を見失ってしまった!!!今はここから動けそうにない!!

悪いが君が爆発源の確認をしてくれ!!!』

「えっ!? でもそれだとジームズ様が!!」

『………!!

ならばミーアは!? ミーアはその近くにいないのか!?』

「ミーアなら今こっちに……!!」

『なら話は早い!!

ミーアの到着を待って、君が爆発源の確認を急げ!!!』

「了解!!」

 

慌てふためく乗客達がひしめく会場の中でカイの声を聞いていたガスロドは口元を緩めた。

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