転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
レオーナはグラトニーの言葉を受けて再び目の前の
ビシュッ!!!! 「!!!」
投げられた錨が今度はレオーナに襲いかかってきた。それを横に移動して躱し、更に軌道を曲げて来た攻撃も飛んで躱す。
しかし、攻撃はまだ終わらない。
(!! まだ来るっスか!!)
横に飛んでいた錨は先程と同様に上方向に軌道を曲げてレオーナを襲う。
「レオーナ!! 避けろ!!」
「いや、避ける必要なんて無いッスよ!!!」「!!?」
レオーナは避け続けたのでは切りが無いと判断し、錨を迎え撃つ行動を選んだ。錨の曲がっている部分に足を掛けて振り上げ、それを天井に叩き付ける。
錨はレオーナを狙って小刻みに震えているが、天井に埋まって身動きが取れていない。
「今ッス!!!」
錨という武器を封じられて無防備になった
「………掛かったッスね。
本命はこっちッスよ!!!!」 「!!!!」
確実に仕留められるだけの
《プリキュア・レオーナサジタリウス》!!!!!
「!!!!!」
レオーナが放った矢は
「……………フゥーーーッ!!!
やった!やったッスよ グラトニー!!!
上位種ってヤツにも案外簡単に勝てちゃうんスね!!
………グ、グラトニー?」
身体に疲労を覚えながらも勝利に浸っているレオーナとは違ってグラトニーの顔はかなり険しかった。彼女の中に一つの疑念があったからだ。
(………やけにあっさり勝ててしまった。
いくら乗組員だからってこいつは上位種なんだぞ。それがこんなに簡単に………………
!!! まさか!!!!)
「レオーナ!!!! 危ない!!!!」 「えっ!!!?」
背筋に凍り付くような何かを感じ取ったグラトニーは反射的にレオーナをその場から突き飛ばした。
シュドッ!!!! 「!!!!」
「グラトニー!!!!」
グラトニーの足に細く尖った物が突き刺さった。レオーナの目にはそれは矢に見えた。
「グラトニー、今助けるッス!!!
!!!?」
グラトニーに駆け寄ろうとしたレオーナの前に巨大な魔力の壁が立ち塞がった。それは正しく結界だった。
「な、何なんスかこれ!!! ま、まさか!!!」
「………ああ。どうやらそのまさかのようだぞ。」
廊下の奥から二体の人型の怪物が姿を現した。
一人は弓を構え、そしてもう一人は杖を握っている。
「そ、そんな!! 上位種が二体もいるなんて!!!」
「……いや、この船には山ほど人が乗ってるんだ。上位種がこれくらい生まれたって不思議じゃないぞ。」
グラトニーは目の前の二人に見覚えがあった。
弓を構えているのは一番テーブルに居た
「…………グッ!!!」
「グ、グラトニー!? どうしたんスか!!?」
グラトニーは足に来た痺れを帯びた痛みに顔を歪ませた。矢に塗ってあった毒が脚からグラトニーの身体を襲っているのだ。
「もしかしてさっきの矢に毒が!?」
「大丈夫だレオーナ!!
お前はここにマキを呼んで来い!! 今頃はあの母娘を避難させて私達の事を探してるはずだ!!」
「ウ、ウス!!
グラトニー、くれぐれも無茶だけはしないッスよ!!!」
「分かった!!」
レオーナが自分から離れていくのを見てグラトニーは自嘲の念に口元を緩めた。
(……無茶をするな か。それは私の方が言わなきゃならんのだがな。
あんな獣人族の
魔導師の
「………私に魔力で挑むとは命知らずなヤツだな。
これで
《
全身に力を込めて、グラトニーの魔力がどんどんと上がっていく。たとえここで力を使い果たしてでも二体の