転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
「……マキ!? どういう事だ!?
あの大量のチョーマジン達をどうやって………!?」
「それを逐一伝えてる暇はありません。とにかく、みんな早く私に触れて、私に
『!!?』
マキの言葉の意味は分からなかったが、グラトニー達は全員 彼女の言う通りにした。
グラトニーとレオーナは彼女の肩に直接触れ、リズハもマキに触れるカイの身体を介して彼女と力を接続する。
「マキ、これからお前に私達の今ある
「はい。ただ、それには皆が力を出し惜しみせずに注ぐ事が必要です。撃ち漏らしは絶対に避けなければいけませんから。」
「分かった。
じゃあみんな行くぞ! 腹から力入れろ!!」
「ウス!!」 「うん!!」 「おう!!」
グラトニー達 三人は全身に力を込めて身体の中に残る[[rb:解呪>ヒーリング]]を捻り出し、それをマキに注ぎ込む。カイも同様にリズハの身体に体力を出来る限り注ぎ込んでそれを彼女の身体の中で
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!
マ、マキ、まだかぁ………………ッ!!!」
「もう少しです!!! もう少しだけ頑張って下さい!!!」
「マキィッ!! ホントにさっき説明してた作戦でイケるんスか………………!!!!」
「大丈夫です!!! 私を信じて!!!
私の《
マキが立てた作戦はこうだ。
まず、グラトニー達がマキの身体にありったけの
「━━━━行きますよォッ!!!!!」
ゴウッ!!!!!
マキの両手の平が赤く発光し、そこから火が発した。そしてその火は意志を持ったかのようにうねって練り上がり、炎のミサイルと化した。
さらに両手を船内に向け、発車の準備を整える。
「(私がこの力に目覚めたのは偶然とは思えない!!! きっと運命が私に戦えって言ってるんだ!!!
だったら私はこの《
皆ァ!!!! やりますよォ!!!!!」
『おう!!!!!』
炎のミサイルを発射しようとするマキの両手が小刻みに震え、視界が倒れるように歪む。少しでも気を抜くと一気に意識を持っていかれそうになる。
(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!
意識が持ってかれそう!!!! 身体も焼けるみたいに熱い!!!! だけど絶対に決める!!!!
私も誇り高い
「行っけェーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
《プリキュア・インフェルノバラージ》!!!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドトドドドドドドドド!!!!!
「!!!!! !!!!! !!!!! !!!!! !!!!! !!!!! !!!!! !!!!!」
マキの両手から練り上げられた炎がミサイルとなって連続して発射される。その反動は凄まじく、一発一発がマキの両腕の骨にとてつもない振動を響かせる。グラトニー達が支えとなって何とか耐え凌いでいる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!」
「マキ!!! 耐えろ!!!!
みんなでこの船に居る全員 助け出すぞ!!!!!」
「はいっっ!!!!」
疲労と腕への激痛で断ち切れそうになる意識をグラトニーの激励が何とか繋ぎ止める。
「レオーナ!!!! これが最後の踏ん張り所だ!!!!
一つも撃ち漏らすな!!! 全弾ぶち当ててやれ!!!!!」
「ウス!!!!!」
レオーナもマキの身体を介して彼女の放った炎のミサイル 全てに《
「みんな!!!! あと少しです!!!!! 最後まで出し切りますよ!!!!!」
『おうっ!!!!!』
既にマキの両手は火傷では済まない程 高温に達していた。全身に響き渡る激痛を、『乗客達全員を助け出す』という意思のみで堪え凌ぐ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
カッ!!!!! 『!!!!?』
何発もの炎のミサイルが不規則な軌道を描いて船内へと飛び込んで行きマキがミサイルを撃ち尽くした数秒後、赤色の眩い光がマキ達の視界を覆った。