転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
それはチョーマジンの中でも人間を素体として生み出した時に稀な確率で発生する上位種である。
ブレーブ、そしてタロスがその存在を知ったのはこの時が生まれて初めてであり、ヴェルダーズを知る者達からも知らされていなかったのはそれが理論上のみの存在であり、机上の空論と言って差し支えない程度の信憑性しかなかったからである。
しかし今はその
「チ、チョーマジンの、上位種………………!!!!?」
「テメェ……!!! ウチの団員 バケモンに変えたってのか………………!!!!」
そうだ。これだけ良い素体が見つかった事にだけは素直に感謝しよう。
……だが同時に
『⁇』
ロノアが言ったことはアルカロックの戦いで散っていったギンズ・ヴィクトリアーノの事である。
彼は
「親切のために言っておくとこいつらを
これがどういう意味か分かるか?」
『!!』
「(やるぞブレーブ!!)」
「(うんっ!!)」
ブレーブとタロスはアイコンタクトだけで互いの作戦を伝え合った。
タロスが一対一でロノアと戦い、ブレーブが
「るぁッ!!!」 ガキィン!!!
「!!!
やはりそう来るか。」
タロスがロノアに向かって剣を振り下ろした。その攻撃は軽く受け止められたが二人にとっては反撃の狼煙という重要な意味を持っていた。
「ブレーブ!! こいつは俺が相手をする!!!
そいつらは任せた!!!」
「うんっ!!!!」
ブレーブは剣に加えて《
タロスがロノアを倒して団員達を解放するまでの時間を稼ぐ決意を固めた。
(来るっ!!!)
(こ、これなら行ける!! ガードできる!!)
顔面を《
「……………甘いな。」 「!?」
ドガァン!!!!! 「!!!!?」
火球がブレーブに着弾した瞬間、一気に膨張して巨大な爆発となって高温の炎と爆風が襲いかかった。
吹き飛ばされたブレーブの身体はそのまま燃え盛る木の幹に背中から叩きつけられた。
「ガッ……………!!!!」
「ブレーブ!!!! 今行くぞ!!!!」
「させん。」 「!!?」
ブレーブの加勢に入ろうと踵を返したタロスの足首をロノアが掴んで止めた。
「テメェ!!」
「私とサシの勝負がしたいのだろう?
ならば望み通りにしてやる!!!」
「!!!」
ロノアは空中で身体を強引に捻ってタロスを力任せに投げ飛ばした。更にそこから猛追を掛けてブレーブを完全に孤立させる。
「〜〜〜〜〜!!!
(は、早く!! 早く防御を…………!!!)」
ブレーブは尚も防御を固めようとしたが先程の防御を易々と突破された衝撃と背中への打撲がそれを困難なものにしていた。
そんな事を待つ筈もなく中心に居た一体の
『…………………ゴゴ、
ゼ、全隊、構エ…………!!! 撃テ!!!!!』
「!!!!!」